同じ寮に住むもの同士仲良くしておいて損はないでしょう
お互いのことを良く知るために
雑談でもどうでしょうか?
>透くん
そう、だね。絵を見るのは好きだったけど、描くのは下手だから嫌いって思い込んでた。
‥でも、上手く行かないのが悔しいだけで、嫌いじゃないって判ったの。最近のお話だけどね。
のびやかだもん、此処は。しがらみとか‥何も無い。
(声色が曇り、小さく頷いて)
…嫌いな所じゃなかったよ。でも、初めの1回引っ越して。
それからは行く先行く先が悪いトコで。余所者だってたくさんいじめられたから。
(俯きつつも口元には笑みを刷きつけようと努め)
>立花
(一生懸命だな~あっ視点が見上げてる、確かに大きく見えるかもなぁ)
この頃の絵と最近の(?) (パラパラとスケッチブックをめくりながら)
絵を見比べてみると確かに凄く違うな~
なんだか窮屈から開放された~って感じに思える、うん~寝子島の絵だからかな?
俺、やっぱり最近の絵の方が落ち着く感じがするよ
もしかして前住んでたところ、あんまり好きじゃなかった?
>透くん
(スケッチブックをぺらぺらとめくり、やがて雪以外は暗く陰鬱な色使いながらも何処か深々と冷えた夜の風景を描いた一枚を見せ)
…あたしは、岩手出身なの。これ、奥に描いてあるのはその頃のあたしの家。
小さかったあたしは、家がとてつもなく大きく見えてた。家だけじゃなくて、この、周りの雪の壁も。
そうだな‥人は、全然優しくなかった。でも、それより厳しいのが自然で、それが、とても平等で。
こんなに、此処みたいにのんびり、のどかとかじゃなかったけど。
でも、島とかじゃないのにきちんと独立‥自立?した雰囲気がある所だったな。
(精一杯言葉を選び、視線を宙に彷徨わせつつも答え)
>立花
なるほどなぁ~確かに言葉だけじゃ伝えきれないよな
自分の見た世界を絵に・・・か 考えもしなかったなぁ
俺は寝子島出身で外に出た事は無いんだ
外の世界っていうのはどんな世界なんだ?
出来る範囲でいい、よかったら俺に伝えてみてくれないか?凄く気になるんだ
>透くん
えへへ、嬉しいな。
あたし‥ね、此処の‥寝子島出身の子じゃないの。
…あたし、色んなもの見てきた。でも、言葉じゃ足りなくて。写真は‥殆どなくて。
写真じゃ伝わらない、“あたしの見た世界”を伝える方法が欲しくて、絵を描き始めたの。
下手だから、何枚でも描こうと思って今はあちこち行く先々で描いてるんだ。
>立花
うん、その気持ち凄く伝わってくるぜ
絵って不思議だな、その時の気持ちを相手に伝える事ができるなんて
>透くん
あたしは芸術科じゃなくて普通科で、絵は今も正直苦手。
伝えたいことが伝えられるだけの画力があればいいなって思ってる。
(驚きに目を見開き)
‥あ、ありがと…。その子ね、すごく安らかな寝顔だったの。だから、その子が「心地いい」って言ってる気がしたってことが解る様にと思って…。
>テン
ふぅ~助かった・・・その猫達凄い懐いてるな~
>立花
へぇ~絵のことよくわからないけど優しい絵だな
この眠ってる猫なんて見てると今にも呼吸が聞こえてきそうだ
>透くん
え‥い、いいけど、あたしが描いたんじゃない最初の1枚以外は下手だよ…?
(おずおずとスケッチブックを差し出して)
>テンさん
こんばんは。久しぶりだね。
(テンさんにも、猫にも微笑みかけ)
…ん……皆…こっちおいで…(猫達を手招きすると皆テンの方に駆け寄って肩に乗ったり頭に乗ったりしてすりついている
>テン
お?おぉー??(テンにつられた猫の大行進に巻き込まれる)
た、助け もがもが
…ん……(すっと扇風機の前から退いた
>テン
ぅん・・・?なんだか急に暑くなったような気が・・・
…はふ……ただいま………。…今日も汗びっしょり………扇風機…浴びる……(ぶわーっと扇風機の前に座り込んで風を浴びる。猫達も習って一緒に風を堪能している
>立花
へぇー!何描いてたんだ?よかったら見せてくれよ
>透くん
うん、やっぱり猫鳴館はこうじゃなくちゃね。
…ぁ、そうだよ。大分溜まって来たかな。そろそろ新しいスケッチブック買うかも。(はにかみがちの笑みを向けて)
>徳丸くん
‥だいじょぶ?水分と塩分はちゃんと摂ってね。
>安田
こんな日にはかき氷だよな、買ってきたぜ!いるか?
毎日毎日茹るような暑さだぜ
>立花
よう!先に居座らせてもらってるぜ
うん?絵でもかいてたのかー?(大事そうに抱えてるスケッチブックをみて)
…此処へ来るのも久しぶりだな…。
(スケッチブックと布製ペンケースを大事そうに抱えて入って来て)
…あ、先客さんが居たか。こんにちは。