同じ寮に住むもの同士仲良くしておいて損はないでしょう
お互いのことを良く知るために
雑談でもどうでしょうか?
>佐川
え…でも…。
ここは雪見に任せないか?
あいつ料理得意みたいだし、1人で出来るって!(そういうと佐川を腕をつかみ引き戻す)
>雪見
織田はヒロインじゃなくてヒーローだ!(よくわからないところを気にする)
わーい!頼んだぞ、雪見!
>佐川
佐川先輩、詮索し過ぎも女子に引かれちゃいますよ
(苦笑しながら佐川にお茶を出す)
>織田
なんてこったい・・・!
(ショックに数歩よろけ)
肉じゃがを食ったことがないなんてどこの悲劇のヒロインなんだ・・・!
可哀想に・・・待ってろ織田、作ってくる!
(そういうとさっきまでのだらけた様子から一変、部屋を飛び出していった)
>織田
………………そう、ならいいけど……(そう言うと台所に行く)
おふくろの味が食べたいんだってね、作ってあげるよ
>雪見
自分なりのケジメをつけるんだった
先輩命令だよ、僕が今から作る料理の手伝いをして
>雪見
うわあっ!…な、ないです…ごめんなさい…(驚き、若干怯えながら答え)
>佐川
してないって!
もーしつこい男は嫌われるぞー。佐川(そう言い放ち、テレビ画面へ向き直る)
>織田
……なんか…イチカくん、僕等に隠し事してない?
物凄く目が泳いでるけど
>織田
おふくろの味って・・・肉じゃがくらい食ったことあんだろ?
(織田の視線を受け止めきれず目を逸らし)
って食ったこと・・・ないだと!?
(織田の肩をがしっと掴み)
>雪見
大したものじゃなくていいんだ…
えーと…に、肉じゃが、とか!おふくろのあじってやつ!(目を輝かせながら)
織田ってそういうの食べた事なくてさー!一回食べて見たいんだ!
>織田
自分で言うな、自分で(苦笑しながら)
ご馳走?んな大したもん作れねぇけど・・・
(ちょっと困った顔で)
>雪見
ごめんごめん。でも正直なとこと元気なとこが織田の良いところだからなー(そう言って笑うとお茶を飲み干し)
へー!作れるのかーそうかー…(羨望の眼差し)
今度ご馳走してほしいなー(チラチラと雪見を見ながら
>織田
はは、この正直者(苦笑してお茶をすする)
うーん料理か・・・まぁできないことはねぇよ
>雪見
いや、そんなことないぞ!(慌てて否定し)…うん、でもやっぱ雨崎のが…(嘘がつけない性格のため思わずそうこぼして)
料理か…料理は織田も苦手だな(渋い顔をして)
雪見はそういうの得意そうだけど、実際どうなんだ?(首を傾げながら)
>織田
ん、あんまし上手く淹れられなかったか?(自分のお茶を眺める)
まぁコータローのお茶には勝てねぇよ、あいつ料理はからきしだけどこういうのは上手だかんな・・・
>佐川
…? そうか、ならいいんだ。
えー?気のせいじゃないのかー?(はははっと笑い飛ばし)
>雪見
わかってるってー!
ん、サンキュー。(お茶を啜り)
…お茶の味って入れるやつによって変わるんだな(不思議そうにカップの中のお茶を覗き込む)
>織田
ういうーい、っとあんまし画面に近付きすぎんなよー
っとと、コータローのお茶セット勝手に使っていいのか・・・?
・・・まぁいっか、コータローのだし
(お茶をいれ、織田の前に置く)
>織田
なんでもないよ、アハハハハ
ん?
…でも、…なんかさっき遠い目をしてたけど…
>雪見
さ、さいですか…(少し引きながら)
あっ!織田の分もおねがーい!(言いながらテレビの前に腰を下ろす)
>佐川
ど、どした…?
えっ(言葉につまり数秒してから)
…あー、今までも充分楽しかったけど、これからはそれ以上に楽しそうだなって思ったんだ!!
>織田
……そっか、僕は変な奴なんだ…そっか
フフアハハハ、アハハハハ…(乾いた笑い、目が虚ろ
ん?、…その言い分だとまるで前までは楽しくないみたいな言い方だけど
>織田
いや、可愛いからどんな目に遭わされてもいいんだけど(きっぱり)
うー・・・また眠くなってきた・・・そうだ、お茶いれるか(ガサゴソ)
>佐川
おう!(笑顔で強く頷き)
そうだな!三年間ずーっと楽しいんだろうなぁ…
>織田
…………そうか…
というか…ここに住んでる限り退屈することは絶対ないと思うよ