門から正面玄関に至る道は庭園を真っ直ぐ突っ切る形となり、旬ともなれば甘やかに煙る無数の薔薇に埋め尽くされる
蔦薔薇のアーチが弧を描く薔薇園には数カ所四阿が点在し、ニンフやミューズ、クピドやユニコーンに人魚など、幻想生物を模した大理石の彫像によって見守られている
庭園の隅には硝子の鳥籠に見立てられた温室もあるようだが、今は使われていないらしく傷み荒廃している
今日も此処には薫り高く薔薇が咲く……
下宿人もそれ以外もご自由に雑談どうぞ。薔薇園までならどなたでも出入り自由です。
庭園には古今東西の見事な薔薇が集められています。観賞、散策、お好きにRPしてください。
そうでしたか…素敵な雰囲気のお店だったので、よく覚えています…
えぇと、そういう事でしたら…(ぺこりと小さく一礼して)
あまり外に出て、こうしてお喋りするのは…その、久しぶりで…
花風さんは、以前にもここへ訪れたことが…?
シスターさん、ですか…そういえば、少し隣に教会が、あったような…
あの教会のシスターさん、でしょうか…?(首かしげ)
友達…ですか…ふふ、そう言ってもらえるのは、嬉しいですね…(ほわんと微笑)
じゃあ…ネミッサちゃん…お言葉に甘えて、ご案内、お願いできますか…?
えと、キリエちゃんも…歓迎、有難う…
気がついたら…不思議と足を踏み入れた、場所ですけど…もうちょっと、見てみたくなりました…
(冴来さんとキリエさんの胸の話題に耳が痛くなり)
…う…
(ふと、自分の胸元をちらっと見つつ深くは言わない事にして黙った)
私は…あまりイギリスの文化などは馴染みがないので…マザーグースも、あまり詳しくはありませんが…
ナンセンス文学だと…えっと…確か、不思議の国のアリスが…そうでしょうか…