ウチの店の店舗だ。
アンティーク調の時計が多いのは…まあ俺の趣味だから気にすんな。
客もじゃんじゃん来てかまわねえ。店が繁盛すんのは願ったりだからな。
従業員達が出迎えてくれると思うぞ、俺も出てくっかもしんねえな。
(取り出した時計を見て)
いらっしゃいませ。わあ、修理のお客様ですか。
それにしてもステキな懐中時計ですねっ。
調子が悪いみたいですけど、大切に使われてたのがあたしでもよく分かりますっ。
(紅茶の香りに気付いて)
わ、いい匂いっ。すごいね、いっつもお茶淹れたりしてるのかな?
なんだか同い年には全然思えないなあ。あ、いい意味でだよっ。