ウチの店の店舗だ。
アンティーク調の時計が多いのは…まあ俺の趣味だから気にすんな。
客もじゃんじゃん来てかまわねえ。店が繁盛すんのは願ったりだからな。
従業員達が出迎えてくれると思うぞ、俺も出てくっかもしんねえな。
>(宝良)
あぁ、見ての通り俺は客だ
いや、ちょっと俺の懐中時計を見て欲しいだけだ(そう言いながら胸ポケットの中から懐中時計を取り出して)
結婚記念に親父から貰ったもんだ。形見にも近いけどな
…ちょっと表面だけバラして見たが、どうにも歯車のかみ合わせが悪い
って、言っても俺は家電ならともかくこんな精巧な時計の修理は無理だ。デジタル時計ならともかくな
で、修理依頼に来た訳さ
(どっかで見かけた事があると言う趣旨を聞けば)
あぁ、俺は旧市街の者だな。「斉田電気店」の店長やってる斉田 宗仁ってんだ
ま、同じ旧市街の者同士仲良く、って所だな(そう言ってハハッと笑いながら)