ウチの店の店舗だ。
アンティーク調の時計が多いのは…まあ俺の趣味だから気にすんな。
客もじゃんじゃん来てかまわねえ。店が繁盛すんのは願ったりだからな。
従業員達が出迎えてくれると思うぞ、俺も出てくっかもしんねえな。
チッ…好きにしろ。
(「らしい」という言葉に軽く悪態つき)
茶葉ならこの間馴染みの客が送ってきたアールグレイがあるはずだな
いいもんだとか言ってたし開けていいぞ。
(二人に続いてドアの方に視線を向けて)
それと客…じゃねえが来客もきたみてえだしな。
あいつにも淹れてやれ。
おう、眼鏡屋。そんなとこ突っ立ってねえで入って来い。