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【体育祭】七色のパン食い競争 白猫組サイド
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【続・牛を愛でる者達(黒猫組)】
一方、黒猫組の方では――。
「牛さん、こんにちわなのだ! 今日はこんなところまで来てくれてありがとうなのだ!」
後木 真央
さんがいつものように元気いっぱいに牛さんに挨拶をしてから、そっと餌の干し草を差し出していました。
(ブラッシングは気持ち良くなってもらえそうだけど、時間がかかるから罠っぽいのだ……! 搾りたて酪農家の人達はフツウに飲むって言ってたし、牛乳を飲み慣れている真央ちゃんなら即お腹壊したりはしないはずなのだ!)
頭の中で色々とイメージトレーニングをしながら、真央さんは早速牛の乳搾りに取り掛かります。
「それでは牛さん今から乳搾りしますなのだ! ご協力、よろしくお願いするのだ!」
先程吊るされた黄色いパンを見上げたときはほのかにイヤ~な感じはしましたが、真央さんは持ち前のポジティブさでその不安を頭から振り払います。
(内科のセンセイは飲めるものなら噛み潰さなくても大丈夫って言ってたのだ! もし中身がアレでも味わわずに牛乳と一緒に胃に送り込めばいいのだ! これはいける! 一位狙えるのだ!)
真央さんの頭の中で、着々と優勝のイメージができあがっていきます。
「牛って仔牛がいるとお乳の出が良くなるって聞いたことがあるけど……」
小倉 もなか
さんはいったいどうすればたくさんの牛乳が搾れるだろうかと牛さんの目の前で頭を捻っていました。
(じゃあ子供みたいに甘えてみる?)
もなかさんは牛さんにゆっくりとすり寄って、甘えるような声で、
「ママー、お腹すいたよぅ」
と言って、牛さんの母性本能をくすぐる作戦に出ます。
牛さんはつぶらな瞳をぱちくりさせて、そんなもなかさんの様子を見つめています。
(……効果、あったのかな?)
首を傾げつつ、もなかさんはバケツを手に搾乳に挑みます。
(えーと、確かしっかりと揉んでから親指と人差し指で付け根のあたりを抑えて――)
頭の中で手順を再現しながら、もなかさんは中指、薬指、小指と順番に指を閉じて、下に引っ張り出すようにお乳を搾り出していきます。
「牛さんかー。おー、よしよし可愛いなー」
ほろ酔い口調でそう言ったのは
酒浸 朱蘭
さん。
「しかし、まさかパン食い競争で乳搾りをやらされるとはねー。まあ、そんなわけだからよろしく頼むなー」
酔っぱらって薬局の入り口のカエルの置き物に絡むおじさんのような気さくさで、朱蘭さんは牛さんの頭を撫でたりして、円滑(?)にコミュニケーションをとっていきます。
「そうだ。おまえも飲むか。よし、競技の途中だけど宴会しようぜっ!」
ついついいつもの調子で常備品の『ろっこん水』を牛さんにも飲ませようとしますが――。
「おっとぉ! 牛さんにはこちらが用意したエサ以外のものは与えないで欲しいんだぜぇ!」
「お借りした牧場の方々との約束なので、破ると俺達が三枚に下ろされちゃうんだぜぇ」
「えー……」
鋭く目を黒光りさせていたサンマさんに見咎められて、やむなく朱蘭さんはこの場での宴会を諦めます。
(サンマさんの三枚下ろしかー。酒の肴には――ならないかなぁ)
ぼんやりとそんなことを考えてしまうのは酒屋の娘の本能でしょうか。
ともあれ、そこそこに牛さんがリラックスしてきたことを確認すると朱蘭さんも真正面から乳搾りに臨みます。
「こんなところで牛と触れあえるなんて……凄い、な……」
飛吹 勘助
くんは少しどきどきとしながらゆっくりと牛さんに近づいていました。
「俺の名前、は……勘助……きみの名前は……『もうもう』……で、いいかな……?」
勘助くんは丁寧に自己紹介などをしつつ、牛さんと心を通わせていきます。
頭を撫でたり、名前を呼んでみたりしながら、勘助くんは牛さんとしばしのコミュニケーションを楽しみながら搾乳を開始します。
「……もうもう、大きくて、温かいな……背中に乗って、眠ってみたいな……」
大草原のまっただなかで『もうもう』の背中に乗って空を見上げながら眠る牧歌的な光景を想像して、勘助くんはほぅっと息を吐きます。
それからしばらくしてハッと我に返り、
(……そ、そうだ。い、いまはパン食い競争の途中、だった……)
慌てて、乳搾りを再開するのでした。
「今日はこんな遠くまで来てくれてありがとうな……」
八神 修
くんは手慣れた様子でそっと牛さんの頭に手を伸ばしました。
彼は動物によく懐かれるせいか、その扱いにも手慣れたもので、そつなく牛さんとのコミュニケーションをこなしていきます。
「人間がたくさんで緊張してるのかな?」
牛さんの様子に細心の注意を払いつつ、修くんは丁寧にブラッシングをしていきます。
それから修くんは真剣な表情で、牛さんに牛乳を搾らせてくれるようにお願いをします。
「じつはミルクをわけて欲しいんだ……」
牛さんはつぶらな瞳で、修くんを見つめ返します。
修くんの言葉が牛さんに通じたかどうかはわかりません。
しかし、そのときの修くんには確かに牛さんがコクリと頷いたように見えました。
「……ありがとう」
修くんはふっと笑って、牛さんのお乳に手を伸ばします。
五本の指に順番に力を入れて、導くように牛乳を搾りだすと――。
「おおっ……」
想像を絶する量のミルクが牛さんのお乳から溢れ出してきます。
コツを掴んできた修くん。
組の仲間にもアドバイスをしながら、チーム一丸となって勝利を目指します。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年12月25日
参加申し込みの期限
2015年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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