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【体育祭】フリーダム! ネココー流応援合戦~白猫組サイド
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武道場前では、いよいよ両チームのアンカーがスタンバイしている。
「応援旗リレー、すごい展開ね……面白そうだから参加したけど、熱が入るわね。全力で対応してあげるわ」
黒猫組アンカー、
尾鎌 蛇那伊
は興奮気味に巨体を揺らした。
「本当に、白熱してるね」
白猫組アンカーを務める
呉井 陽太
も言葉を返す。普段ののんびりした口調は影を潜め、真剣そのものの表情を浮かべている。
陽太は足も速く、力もある方だが、蛇那伊には体格的にもパワー的にもかなわないだろう。それでも、悔いのない走りを見せ、できれば勝利を手にしたい。
観衆の歓声が強さを増した。白猫組の応援旗が僅かにリードしながら受け渡し地点まで到達したのだ。
「呉井さん、後を……」
「……お願いします!」
苦しい息の下から、陽太に後を託すエヴァと月。陽太は応援旗を握り締め、ポールを右肩で支えると、二人に微笑んで走り出した。
「お疲れ様! 二人とも、チアに備えてしっかり休んでー!」
応援旗の重みを感じながら、陽太は考える。少しでもバランスを崩したら一気に倒れてしまう。それだけは絶対に避けないと。
(ここでオレが失敗したら、ここまで繋げてくれた皆や白猫組の人たちに申し訳ない)
右方向からの強風が容赦なく襲いかかる。陽太は歯を食いしばって両足に力を入れた。
「倒して……たまるか!」
一旦ふらふらと倒れかけた旗は、陽太の雄叫びとともにがっちりと止まった。
「よろしくお願いします!」
拓郎はそう言って、真央とともに応援旗を差し出した。
「ありがと! この距離なら逆転できるわ!」
白猫組にわずかに遅れ、蛇那伊も黒猫組の応援旗を受け取る。まずは駆け足だ。
軽く駆けながら、応援旗を横にぶん、と振り回す。そして、持ち手の中ほどを首の後ろで受け止めた。両腕は持ち手の下の方で絡めさせる。そうすると、正面から見るとポールが斜めになり、布部分が頭の斜め上ではためいている図が出来上がる。これで、応援旗はしっかりと体に固定された。
「後は全力で走るのみよ!」
体を前にかしげ、蛇那伊は一気にそのパワーを爆発させた。
「がんばーれっ!」
椿 美咲紀
は、観客席から黒猫組走者に向かって声を張り上げた。フリー応援タイムに参加する美咲紀は、グラウンドでリレーのアンカーに声援を送っているのだ。
反撃を開始した黒猫組を、白猫組はかわせるか? 手に汗握る展開とはまさにこのことだった。グラウンド中央のゴールで待ち受けるギャラリーの熱気も、俄然高まった。
だが―――先程から美咲紀の注意を不思議な「人物」が一人、グラウンドを闊歩している。リレー開始少し前から、白猫組側の一般観客席の目立つ場所に出現したのだ。
それは、虹色の衣装に身を包んだ白猫のキグルミだった。オレンジの帽子、赤のスカーフ、緑のマント、青の上着という極彩色。リレー中マラカスやタンバリンを鳴らしながら観客席のあちこちを行き来し、注目を浴びているのだ。特にちびっ子は大喜びしている。
「誰だろう……」
服装のイメージはヨーロッパの王子様かカリブの海賊か。男性の服装だが手を振ったりお辞儀したりする動作は女の子のものだ。「男装の麗人」といったところか。気になる美咲紀、キグルミが近くまで来たところで話しかけてみる。
「こんにちはー。白猫の助っ人さんですか?」
「そうよ。見ている人にも、体育祭を楽しんでほしいの」
口調も声も女の子だ。本当に、誰?
「中は暑いですよねー。頑張ってください」
美咲紀に言われ、キグルミは優雅に身を翻し、片手を振って去っていった。「中の人などいない」とでも言うかのように。
謎のキグルミの中身、それは芸術科1年の
旅鴉 月詠
であるが周囲には知る由もない。クールな印象の普段の月詠とは違う一面。応援合戦は会場を沸かせた者の勝ち、と考えて一計を案じたのである。マスコットのような動きで観客にいい印象を与え、白猫組を応援したくなるようにしよう、というわけだ。
もふもふの素材のおかげで衝撃には強く、頭と胴体が一体になっているため頭が取れる事故の心配もない。しかし、一応転ぶことのないよう気をつけながら動き回る。それから、後のフリー応援タイムに備えてなるべく体力を温存しておくのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年01月01日
参加申し込みの期限
2015年01月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年01月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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