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\ オーバータイム!/
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○廊下での再会
母校の廊下を歩いていた
桜崎 巴
は、体育館のほうへ向かうスーツ姿の男をを見て足を止めました。
「加藤先生」
時代錯誤なほど長いスカート、スケバンスタイルの巴は、中学生のときとは大分印象が変わっていましたが。
「桜崎か」
ふてぶてしい面構えの黒髪の男――加藤先生も、足を止めました。
「非行に走った、って感じだな」
面白そうに、ニヤニヤ笑いを巴に向けました。
高校からの知り合いは信じないでしょうが、去年までの巴は大人しく、理不尽な世の中への鬱憤を読書で紛らわす地味な文学少女でした。
「あの頃のお前は、大人に何か言われたら、一度反抗的な目をしてから黙って従う嫌なガキだったよな」
加藤先生が言います。
「ああ。無論先公達にゃ厄介がられてたが、ま、向こうも距離感掴めてなかったんだろうね。そこをあんたは、一気に踏み込んできたのさ。
『お前、そんな目するくらいなら非行にでも走れ』って……教師からそんな台詞が出るたぁ、一体どういう事だい!」
「そういやそんな事言ったかな」
他人事のように言う加藤先生に、巴は畳みかけます。
「あんたの専攻、近現代青年思想か何かだったのかい、何故か蛮カラ文化について熱く語られたね。
弊衣破帽、ストーム……学生自治の名の下に当局と衝突するような野蛮人の正体が、例えば一高から帝大に行くようなエリートなのさ。何だいそりゃ? 学生運動の話もしてくれたっけね」
「女子中学生にする話じゃなかったな」
加藤先生は相変わらず面白そうに笑っています。
「まったくだよ。兎に角あたしは、優秀ってのはいい子とは違うって事を思い知ったさ。結果……こうなった。高校からだけどね。
指導通り、寝子高→東大と進むとするよ」
「似合ってるぜ。ところでこれから同窓会会場には行くのか?」
「もう先生に会ったから、同窓会はいかないよ。今、あたしが先公じゃなくて先生と呼ぶ教師はあんただけさ」
「桜崎……」
巴はすっと手をだし、握手を求めるように近づいて……
加藤先生の頭に手を伸ばしたかと思うと、髪を剥ぎ取りました!
「これはお礼代わりさ」
髪と見えたのはカツラ。加藤先生の髪の薄い頭がむき出しになりました。
「なっ! 返せ!」
頭を押さえた先生の悲鳴に似た叫びを聞きながら、巴はそれを天井めがけて投げ上げました。
若く精悍に見えた加藤先生ですが、途端に年相応のおじさんにしか見えなくなりました。
先生が顔を真っ赤にして慌ててカツラを追う様子を見届け、巴は笑いながら退散したのでした。
(元気な所だけ見せたから、もう用はなしさ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年09月14日
参加申し込みの期限
2014年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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