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雑貨ゆずります
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【雑貨とデート】
青山 絢
と
水谷 真優理
の2人が、件の屋敷に来たのは、午後の遅い時間のことだった。
もちろん彼女たちも、不動産屋のSNSでの発信を見て訪れたのだ。
絢は、4月から大学生だ。
同時に、駆け出しの女優としてスタートを切る。
今のところは、さほど仕事は多くはない。だが、月に何度かは撮影のために東京へ行く必要があって、大学の授業とスケジュールをすり合わせないといけないため、かなり大変だった。
一方、真優理は星ヶ丘の高級ホテル「ステッラ・デッラ・コリーナ」でコンシェルジュとして働いている社会人だ。
4月からの絢の大変さは理解していて、「私が彼女の立場なら、まず間違いなく音をあげちゃうよ」と思っていた。
そんな2人は従姉妹同士で、恋人同士でもあった。もっとも、恋人同士であることは、周囲には話していなかったけれど。
2人にとってこの日の外出は、デートでもある。
4月から絢の生活が変わることもあり、雑貨を見たり選んだりしながら、デートを楽しもうと考えたのだった。
「この分だと、それなりのものがありそうよね」
屋敷に到着して、外観を見やって絢が言う。
「そうね」
真優理も、思っていたより立派な屋敷の外観に、うなずいた。
そのまま2人は、玄関脇の受付でSNSを見て訪れたことを告げ、屋敷の中へと足を踏み入れた。
入ってすぐの雑貨が並ぶ部屋に入って、目を丸くしたのは真優理の方だ。
職業柄、ある程度の目利きができる彼女は、ざっと見ただけでも、そこに並ぶ雑貨類が皆、高価なものばかりだと理解したのだ。
絢が長机に並ぶ品々を見て回り始めたので、真優理も並んで歩き出した。
が、その一画に重ねられた皿とカトラリーのセットに、彼女は思わず足を止める。
「これ、うちのホテルのレストランで使っているのと、同じブランドのものよ」
「え? そうなの?」
真優理に言われて、絢も立ち止まってそのセットに目を向けた。
「ええ、間違いないわ」
「じゃあ、ここにある雑貨って、やっぱり高級品ってことなのね」
大きくうなずく真優理に、絢は目を見張る。
とはいえ、彼女の方は特段、目利きができるわけでもなかった。
驚きながらも長机の上を見回し、「これいいかも」と、少し奥にあったパステルカラーのマグカップを手に取る。
「マグカップ?」
「ええ。ほら、この前ずっと使っていたのを割ってしまったから。これ、前のとサイズが一緒ぐらいだし、色も可愛いわ」
真優理に問われて、絢は言う。
「あー、そうね。いいと思うわ」
真優理がわずかに視線を泳がせて返すのを見て、絢は、「きっとこれも高いんだろうな」と察した。だが、自分にはそのあたりはよくわからないのだし……と、気にせずに選ぶことにする。
絢は、ゆっくりと長机に並ぶものを見て回り、皿やボウル、スプーンやフォークなどを、それぞれ二つずつ選んでいった。
途中で食器類が多くなり、部屋の隅に積んであるレジカゴを借りて来て、それに入れた。
ちなみにレジカゴは、不動産屋が用意してくれているものだ。
真優理の方も、レジカゴを手にしている。
(マトモに買えばけっこうな額がするのに、本当にタダで譲ってもらってもいいのかしら?)
最初はそうも思った彼女だが、一方では「これはお値打ち品よね」とも思った。
なので今は割り切って、カゴの中には絢が選んでいない小皿やグラス、箸置きなどが二つずつ入れられていた。
(あとは……コーヒー用の器具とかあったら、助かるわ。それとカップと……)
真優理は胸に呟き、雑貨たちを見渡した。
すると、ちょうど傍の長机に、コーヒー器具がまとめて並べられているのを見つけた。
「コーヒー器具ももらっていくの?」
絢が、ドリッパーとサーバーをカゴに入れている真優理を見て、尋ねる。
「ええ。陶器のドリッパーって、保温性に優れているって言うし。こっちのサーバーは、今は出回ってない品物なのよ」
うなずいて返しながら、真優理は更に、その傍にあったおそろいのカップとソーサー、スプーンを二つずつカゴに入れた。
「こんなものかしら」
カゴの中を見やって、真優理がうなずく。
それから2人は顔を上げ、どちらからともなく口を開いた。
「「あとは、ランチョンマットとコースターね」」
思わずハモってしまって、2人は一瞬目を丸くしたあと、笑い出す。
「意見が一致したわね。ランチョンマットとコースターを探しましょ」
「ええ」
真優理の言葉に、絢がうなずいた。
やがてランチョンマットとコースターも2人ともが気に入るものが見つかり、彼女たちは帰り支度をすることにした。
部屋の隅の荷造り用のテーブルで、用意された新聞紙に食器類を一つずつ包み、これも用意されているダンボール箱に詰める。
あとは、帰る途中でコンビニに寄って、宅配で自宅マンションに送るだけだ。
だが、詰め終わって、絢が言った。
「ここって、いずれ取り壊すのよね。なら、屋敷の写真を撮っておきたいわ」
「いいわよ」
真優理もうなずく。
荷物は、室内にいた不動産屋の社員に預かってもらい、2人は部屋を出た。
絢はスマホのカメラで、玄関のエントランスやキッチン、浴室などの写真を撮る。そのあと2階へも上がって、家具も何もなくなってガランとした部屋や、バルコニーなどもカメラに収めた。
最後に外に出て、周囲をゆっくり歩いて回りながら、外観を撮る。
それが終わると、2人は雑貨の集められた部屋へと戻った。
社員に礼を言って、ダンボール箱をそれぞれ抱えると、改めて外に出る。
「なんだかとても、得しちゃったね」
「ええ」
真優理が言うと、絢もうなずいて笑う。
そのまま2人は、肩を並べて歩き出した。
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あとがき
担当マスター:
織人文
ファンレターはマスターページから!
マスターの織人文です。
参加いただき、ありがとうございました。
それぞれに違ったアプローチで、楽しく書かせていただきました。
みなさまにも、少しでも楽しんでいただければ、幸いです。
それでは、またの機会がありましたら、よろしくお願いします。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月06日
参加申し込みの期限
2026年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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