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幽霊ホテルで起こったことは
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響 タルト
はバイト先であるホテルを正面から見上げ、目を輝かせた。
「着いたー」
今日は幽霊が出るとして密かに話題のホテルでの心霊調査である。
(心霊体験できるバイトなんて最高っ)
まずは従業員に話を聞くことにした。
「いっしゃいませ、お客様、ご予約は」
「すみません、バイトに応募した響です」
すると、カウンターの男性従業員は、はっとしたようで、
「お、お待ちしておりました。よろしくお願いします」
やや怯えたような表情、心霊現象がいくつもあるらしいので、無理もない。
「これ、目撃情報の書類です」
渡された紙にはどこで何が起こったか、リストにまとめられていた。
「ふむふむ」
「何人かバイトの方を雇っていまして……響様はどこを調査致しますか?」
どうやら到着が一番乗りだったようだ。
「なら、大浴場かな。いくつかあるし。良いですか?」
「承知しました。よろしくお願いします」
ホテル館内地図をもらって、大浴場へ。館内はホテルと旅館の良いとこ取りという印象だった。暖色系の照明で綺麗である。
大浴場は2階だった。女湯と男湯で分かれている。
「男湯と女湯……どっちにも出るのかな」
噂に指定はなかったはずだ。
とりあえず、赤いのれんをくぐって女湯へ。
「! 誰もいない」
時刻は夕方より少し前。まだ利用客がいないのだろう。
「ふむ」
タルトは考え込むように、顎に手を当てた。客がいないなら丁度よい。脱衣場に出るという猫を調査しよう。
扇風機が回っている。貴重品ロッカー、脱衣籠を置くための幅広い棚、体重計、洗面台がいくつもあり、ドライヤーや使い捨てのクシなどが置かれている。水分補給用の浄水器のタンクがポコポコと音を立てていた。綺麗な脱衣場である。
「何の気配もしな」
視界の端で、黒いものが動いた。
はっとして横を見る。
「……」
何もいない。
そこには脱衣籠と棚があるだけだ。それからすぐにカタカタと音がして、振り返る。
(気配が……)
この無人の空間に、誰かがいるかもしれない。突然感じた気配に戸惑うが、これが猫なのだろうか。
体重計に近づくと、0から変動していた。その表示は、
「3.5キロ……」
猫の標準体重がそれくらいだったような。しかし、体重計には誰も乗っていない。と、大浴場への扉が音もなくすっと開いた。
「! 待って、誰かいるの!?」
声をかけながら、浴場へ。どちらにしろ、浴場のシャワーは調べなくてはならないので丁度良い。
「待ってって、僕は」
浴場へ飛び込んだところで、近くの吹き出したシャワーがタルトに直撃した。
「ぶわ」
腕でガードしても遅かった。
「……ニャー……」
ろっこんで猫になってしまった。
(予想外。ん?)
見ると、脱衣場の洗面台の鏡の向こうに、黒い猫が小さく映っていた。
(あ)
猫はぺろりと自分の手を舐めると、すっと消えて行ったのだった。
(むむむ、おちょくられてた?)
一度脱衣場へ戻ることに。すると、
「きゃっ、猫!?」
「やだ、もしかしてこれって」
若い女性二人組が猫タルトを見て声をあげる。
(お客さん! 入ってきてたんだ)
後から入ってきた子供連れの母親も目を丸くしている。
「あー、猫さんー」
捕まるのはまずい。
どうにか子供の手から逃れ、女湯を脱出。
(一度どこかに隠れて)
そう考えた時である。
すっと脇を抱えられ、持ち上げられた。
「!?」
捕まえられたと気付いたのは数秒後だった。
「もしかして、脱衣場に出る猫、か?」
そう男性の声が聞こえてきた。
「ニャ! ニャー」
捕まって正体がバレると、脱衣場の猫イコール響タルトになりかねない。
(いや、良くない良くない!)
「というか、響?」
はっとして、自分を捕まえた男性を見る。
(や……八神君っ)
八神 修
は不思議そうにこちらを見ていた。
◯
数時間前。
八神修は、山の中のホテルの前に立っていた。
「……ここは」
時刻は3時過ぎ。西日が差していた。一瞬、道に迷ったかと思えばここに立っていたが、覚えのない場所だ。
スマホで位置を確認すると、随分と山奥で、最寄りの駅まで2時間ほどかかるようだ。
まだまだ明るいが、恐らく東京まで帰るのは相当厳しいだろう。
「仕方ない」
目の前のホテルしかないのだから、泊まるしかないだろう。
「呼ばれた、のかもな」
圏外ではないだけ良いだろう。
フロントの従業員に声をかけ、交渉すると、部屋は空いているとのことだったので、泊まることになった。
「ふう」
館内説明と、部屋の鍵を受け取ってエレベーターへ。
「ん!」
エレベーターへ乗り込むと、恋人の七夜あおいからメッセージが来ていた、夜、ニャスコードで話そうというお誘いだった。
(俺も、誘おうと思ってた……っと)
メッセージを打って返信すると、照れたキャラクターのスタンプが送られてきて、ほっこり。
スマホから目を離し、エレベーターのボタンへ手を伸ばすと、
「?」
誰かが横をすり抜けた。エレベーターの狭い箱の中、すれ違ったわけではない。
(誰か、乗ったか?)
ボタンを押すと、扉に反射して見えた。修の斜め後ろに、うつむいた女性がひっそりと立っている。
「……」
耳を澄ますと、女性はぶつぶつと言葉を話しているかのように聞こえる。
修は、自分の身体に鳥肌が立見始めたのを感じたが、すっと息を吐いた。気持ちを少し落ち着かせる。
「……何階ですか。代わりにお押ししますよ」
丁寧に言うと、女性はゆっくりとした動作でボタンを指で指した。
(5階か)
何も言わず押した。しばらくして、5階へ到着。女性がフラフラと5階フロアへ。
「一緒に、くる?」
青白いが美人の顔が振り返って笑った。
「いいえ。俺は、こちらには大事な人がいますから」
間髪入れずに答えると、エレベーターの扉はすぐにしまった。
「はぁ……」
さすがに緊張した。と、いつの間にかエレベーターは2階フロアに着いていた。開いたので思わず降りたが、目当ての場所ではない。
(そういえば、調査に入ってる人がいるとか。こういうことか……)
と、大浴場の女湯から何やら小動物が飛び出してきた。
「!?」
それはどうやら猫のようだった。床を転がって1回転し、修の足元に着地。迷い猫かと思いきや、修は猫を抱き上げた。
(この柄は……)
知り合いの女の子が変身した姿に似ている。
名前を呼んでみると、どうやら正解らしい。
ろっこんで変身中の響タルトだった。
「猫、どこ!?」
「捕まえたほうがいいんじゃない!?」
と、声が聞こえてきた。修は、自分のカバンにタルトを隠しつつ、バタバタと女湯から出てきた女性達と目を合わさず、歩き出す。
「ここから離れよう。動くなよ」
修の冷静な声に、タルトがこくりと頷く。
猫を探す女性達から離れ、非常階段へ。
「いやぁ、助かったよ。ありがとね、八神くん」
「水に近づく時は気をつけろよ。それで……もしかして響は調査に来ているのか」
「まぁね!」
「そうか。まぁ、改めて気をつけろよ」
「うん。あ、何か心霊現象があったら教えてね」
「分かった」
調査を続けると言うタルトと分かれてから気づいた。
(そういえば、エレベーターの女性……)
あれは紛れもなく、この世のものではなかった。タルトを追いかけようかとも思ったが、重い荷物をとりあえず置きたい。部屋へ向かうことにした。
◯
修と分かれ、当てもなく歩く。
(どーしよ。大浴場に戻ろうか。そういえば露天風呂にも怪異が出るんだっけ。
まさか誰か沈んでたり?)
しかしながら、人が多い大浴場での調査は危険かもしれない。
「ん?」
階段を上がった先に扉があり、レストランの文字が書かれていた。
「そういえば、ここにも」
夕食や朝食で使われるだろうそこは、今は無人のようだ。いくつかのランプの明かりだけで薄暗い。
「ふむ」
遠くの調理場から調理従事者達の声が聞こえてくる。
(夜じゃないと出ないのかなぁ)
ふと、近くのテーブルと椅子のクロスが床まで垂れ下がっていることに気づいた。クロスから何かがはみ出しているように見える。床の模様だろうか。アーモンド型の何かである。
「ん……?」
目を細めて近づくと、巨大な目がぱちりとまばたきをした。
「!?」
すぐに、黒い虚ろな目が、すっと消える。
「び、びっくりしたー」
薄暗い中よく見えなかったが、動きは完全に瞳と瞼だった。
全身に鳥肌が立ったのでレストランを脱出。
(なんか、ドッキドキ)
ホラーゲームをプレイした時のような浮遊感があった。
(……アトラクションみたいだし、解決はもったいないからしないほうがいいと思うな。ただのホテルになったらつまらないじゃない?)
タルトは苦笑を浮かべ、そう思った。
◯
修は部屋に着いてすぐ、シャワーを浴び、ルームサービスで食事を頼んだ。
タルトに心霊体験のことを話そうか迷ったが、メールでそれとなく伝えてみた。気が向いたら調査をしてくれるだろう。
ノートパソコンを繋いで、ディスコードを起動し、あおいと顔を合わせると、ホッとした。
今どこにいるか、何があったか、飛ばされてしまったことを説明すると、あおいも苦笑を浮かべた。
「あー、よくありそうでなさそう?」
「いや、実際体験中だ」
クスクスと2人で笑い合う。
「明日、気をつけて帰ってね」
「ああ」
明るくなったら、タクシーを呼び、新幹線に乗って東京まで帰れたらと思う。
(響も頑張っていると良いが)
明日会えたら、挨拶をしようと、思った。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月21日
参加申し込みの期限
2025年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月28日 11時00分
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