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幽霊ホテルで起こったことは
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浅見 柚乃
は、はっとして目を開けた。
(あれ?)
今まで寝ていたような感覚だが、ここは布団の中ではなく、木々が生い茂る夜の森の中だった。幸い、近くに車道と街灯があるので、真っ暗闇ということはないが。
「!」
すぐ近くに気配。はっとして振り返ると、目が合った。
お互い人間のようでホッとしたのも束の間、その人物に、柚乃はため息をこぼすしかなかった。
「いたの?」
「それはこちらのセリフです。浅見先輩」
聞こえるようにため息を吐いたのは、後輩の
霧生 愛
だった。
(よりにも寄ってこの女と一緒だなんて)
存在そのものが不快だ。顔も見たくないのに。
そうして山の中に突っ立っていても、夢から覚める気配はなく。肌寒さなど相まって、現実感が増してくる。お互いの視線は少し先に見えるホテルらしき建物へ向かった。
声をかけ合う間もなく、お互い気まずい空気を引きづりながら明るい方へ。
森に通る車道の途中にあったのは、ホテルだった。
「こんなところに?」
「なんで?」
横に並んで、お互い問いかけたようになってしまって、はっとする。
柚乃は視線をそらした。愛も合わせるように無言だ。
しかしながら、ここで、この状況で宿泊施設に入らないという選択肢はないだろう。
迷っていたものの、結局2人揃ってホテル内へ。
愛は暖かい風を感じた。どうやら暖房がかかっているらしい。完全に現実感が出てしまった。
(せめて、浅見先輩がいなければなぁ)
話し合いもできなさそうな相手など一番良くない。
ホテルのラウンジは非常に綺麗でホテルと旅館の中間と言った雰囲気だ。
(ビジネスホテル……っぽい?)
高級な感じはしないので、料金はそこまで高くなさそうである。
「ん?」
愛はラウンジのソファの一つに座っている客がいるのを見つけた。ぼんやりとした影のようで、かろうじて男性だというのは分かった。深夜に部屋を抜けてラウンジで休憩とは。違和感はあったものの、気にも止めることもなく。
フロントで受付をすると、どうやら深夜割引がきくらしい。しかし別々に部屋を取ると高くなるので、同室を勧められた。姉妹か友人同士に見えたのだろうが、そんなものには遠く及ばないほど不仲なのは事実である。
「さっさと寝て、明るくなってから解散しましょ。節約のためだから仕方ないわ」
「そうですね。安いに越したことはないですし」
実際、高校生という立場からすれば、今回の1泊の宿泊料金は格安だ。それはそれとして、お互いを納得させるための言葉でもある。
(ん?)
鍵を受け取った柚乃についていこうとすると、先ほどのラウンジのソファにいた客がいなくなってきた。部屋へ戻ったのだろうか。
3階の部屋に向かうためにエレベーターへと乗り込む。
ボタンを押して扉を閉じようとしている柚乃、その横をすり抜けてエレベーター内へ入ってきた人物がいた。
(え?)
それは若い女性だった。流れるように音もなく乗り込んでくると、壁に背をつけて、動きを止める。
愛は思わず、柚乃と目を合わせる。
(……いや、ホテルのエレベーターなんだから誰が乗ってきてもおかしくない)
そう思うものの、彼女の動きだとか雰囲気などがどうにも不自然で、鳥肌が立つ。
と、柚乃は気持ちを切り替えたらしく、3階のボタンを押して扉を閉じた。
当然だが、エレベーター内に沈黙が下りる。
やがて何事もなく3階へ到着した。扉が開いた時の安心感が半端ない。
柚乃が先に降りたので、後に続こうとするが、後ろから肩をがしっと掴まれた。
「!?」
完全に気を抜いていた。後ろへ引かれて、
「わっ」
「! ちょっと、霧生」
驚いた様子の柚乃。目の前でエレベーターのドアが閉じる。
ハッとして振り返ると、女性が笑っていた。
「!」
「一緒に、来る?」
なんの話かよく分からない。だが、
「私は行かないっ」
バスケ部のこと、尊敬する先輩の引退式のことが何故か頭に浮かんだ。一緒に行ってしまったら、何かが変わってしまう。
すっと女性が笑みを消す。一瞬の停電の後、点灯したと同時に彼女の姿は消えていた。
「……」
エレベーターの扉が開く。
「……何やってるの?」
柚乃が怪訝そうに問うてくる。それと同時に、先ほどの女性の姿がないことに気づいたようだ。
「すみません。なんでもないです。行きましょう」
幻覚だろうか。
◯
柚乃は、エレベーターから降りてきた愛に眉を寄せる。
(なんなの?)
先ほどの女性はどうしたのか、聞こうにも何故か気まずい。
聞けないまま、部屋の前へ。
「シャワー浴びるなら先にどうぞ。私は後で良いです」
「そう。そうさせてもらうわ」
と、室内へ入ろうとした時である。
「ちょっと待って!!」
呼び止めるような声に二人してはっとする。
周囲を確認するが、誰もいない。
「ねぇ、霧生」
「……なんですか?」
愛がイタズラをしているのかとも思ったが、生真面目な彼女がするとは思えない。少し考えて、ため息混じりに、
「なんでもないわ」
そう答えた。
ホテルの部屋へ足を踏み入れる。
「結構広いわね」
「前の合宿の時の施設とは比べものにならないですね」
お金を払っているのだから当然なのだが、高校生がビジホで宿泊という状況があまりないので。
「合宿、そういえば……」
碧南との思い出が蘇り、つい現在の愛を睨みつけてしまう。
その様子に愛はため息。
(勘弁してよ)
柚乃は何かしらでスイッチが入ると、敵意が高まる感覚がある。今日は早く寝てしまうのが得策かもしれない。
と、その時。
「「あ」」
2人同時に声を上げた。ベッドの近くの壁に女性の肖像画が飾られていたのだ。それはどう見ても、先ほどのエレベーターの女性だった。描かれた日にちと画家の名前があり、それはすでに100年以上前のものだった。
まさか、このホテルは幽霊ホテル?
嫌な想像で柚乃と霧生は顔を見合わせた。不安に揺れる顔。多分私も同じ顔をしている。
「どう、します?」
「どうもこうも」
ここから逃げ出すというのも、現実的ではない。外は暗い森だ。
そうこうしているうちに、ふと柚乃は気づく。
肖像画の女性に何やら違和感がある。
目が合うと、女性はにやりと笑ってギョロリとこちらを見た。
「!」
そして、それは立体的になって、
「あ」
絵から飛び出した女性が大きな口を開けて、柚乃へ向かってきた。
「浅見先輩っ」
愛が柚乃の腕を掴んで自分の方へ引く。
「キャッ」
「わっ」
床に倒れ込む。その衝撃、現実感のない出来事に、すっと意識が遠くなった。
目が覚めたのはそれから数時間後。
朝日が差し込む部屋にて、大嫌いな後輩と背中合わせで座り込んでいた。お互いの手が重なっている。
「……夢?」
目が覚めても、まだまだ夢の中のような感覚が消えない。
柚乃は愛の手から自分のそれを離した。
(なんでこの女と、なのよ)
大好きなあのヒトの顔を思い浮かべ、ため息を吐いた。
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担当ゲームマスター
高城ヒト
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月21日
参加申し込みの期限
2025年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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