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【星幽塔】第三階層 あなたと一緒に収穫祭!
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>美味しく『いただきます』
調理場では妖精たちが様々な料理を作っていた。
スイートポテトにキノコのシチュー、じゃがバターにブドウのタルト、マロングラッセにリンゴのコンポートに……と種類は色々である。
「これがスイーツクリの毬? こんなに香ばしくなるのね!」
「モンブランの風味にコクが出るわね」
姫木じゅんと
朝鳥 さゆる
が秋らしいスイーツを食べながら会話を弾ませている。「まだ食べられるかしら」なんてさゆるは言うが、「料理を持ち帰ればいいんじゃない?」とじゅんはにっこり笑って提案する。
「シチューも美味しいわね……。お代わりしたくなるかも」
「わかるよ。めちゃくちゃ美味しいからなぁ」
そう言いながらしみじみと食事をするのは
ティオレ・ユリウェイス
と
若杉 勇人
のコンビ。そう言いながらも、勇人はジャガイモのキッシュが出来上がるとそれも一切れ食べてしまった。
「こっちも美味しいよ。ティオレさんもどう?」
「そうね。小さめのを頂こうかしら?」
勇人に勧められるがまま口にしたティオレは、思わぬ旨味に少しだけ笑みをこぼす。
「悪くないわね、この味」
彼女がそう言えば、「でしょー?」と勇人は上機嫌である。ティオレは調子に乗らないの、と窘めながらも悪くない時間だとも思えていた。
一方、調理場では
ミーツェ・M・フェリス
と
神野 美野梨
は妖精たちに教えてもらいながら調理を楽しんでいた。
黄金イモは沢山の枯葉を集めて焼きイモにし、夕焼リンゴもジャムやパイの他焼きリンゴに。そして蒸しクリとじゃがバタ、キノコの包み焼きと素朴な味わいを楽しむ料理を作っていく。拳骨ジャガイモはミーツェのリクエストでカレーにも入れる事に。また黄金イモの一部を使い、一口サイズのスイートポテトを作った。
「どれもおいしそうですにゃ! いい匂いですにゃ~!」
「焼きイモもほっくほくだわ……。ふふ、本当に金色の輝きを見せるのね」
ミーツェが幸せそうな声を上げ、美野梨も出来立ての焼きイモを手に表情が緩む。冷ましてから分け合い口にすると、濃厚なサツマイモの甘味が舌で蕩ける。
「「美味しい」ですにゃー」
二人そろって歓声を上げれば、妖精たちもまた嬉しそうに羽根を震わせる。
後から知った事だが、この妖精たちはリアと共に野菜を育てているのだという。彼らは二人に手塩にかけて育てた野菜を誉められ、嬉しかったそうだ。
楽しく収穫し、美味しく頂かれた収穫祭。
冒険者たちは各々の形で楽しんだようだった。
「第三階層の実り、とっても美味しいですにゃー! また収穫やお手伝い、やりたいですにゃー」
ミーツェの言葉に、参加者たちもまた同じ気持ちなのだろう。皆いい表情になっていた。
これはおまけの話ではあるが、今回の収穫祭に参加した旅人達は残った料理を分け合い、持ち帰る事になった。
さゆるとじゅんは食べきれなかった料理を持ち帰り、なかよく3日ほどかけて味わった。特にじゅんは「また行きたいな」と言っていたらしい。
美野梨は焼きイモの他夕焼けリンゴのジャムなどを持ち帰り、猫鳴館の仲間と分け合った。さすがに持ち帰られる量に限界があるため、1日で食べきるほどの量ではあった。それでも美野梨は幸せそうな顔をしていた。
そして、勇人はこっそり黄金イモの蔓と味噌(寝子島の住人が星幽塔で作りリアに分けた物)を貰うと戦国時代の携帯食である『芋がら縄』を作っていた。「これで金欠の時でも味噌汁が飲める」と言っていた。
ほしびとであるティオレとミーツェは野菜そのものも少々分けてもらえた。それらを美味しく料理したのか、どこかの料理人にお願いしたかは二人だけが知っている。
ただ、皆で分け合った料理を食べるたびに、賑やかで楽しい収穫祭を思い出していた。
「たまにはいいのかもしれねないわね、ああいうのも」
「みんなで美味しい物を分け合うって楽しいですにゃ」
二人はそんなことを言いながら帰路を行くのだった。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
お待たせして申し訳ありません。
秋の収穫祭、お届けいたします。
今回は2人1組となっての収穫祭でしたが、楽しめましたでしょうか?
皆さんのおかげで、リアの畑も作物を無駄にせずに済みそうです。
今回、皆さんには
・収穫祭で収穫された作物を使った料理
を分け合いました。
その他、リアからのお礼として
・瓶詰の野菜スープ(鍋や器に入れて温めればすぐに食べられます/拳骨ジャガイモのポタージュと野菜スープの二種)
・アメジストブドウのジャム、夕焼リンゴのジャム、スイートクリのクリームのセット
・黄金イモのキラキラチップス
の詰め合わせも差し上げます。
そして称号【収穫祭は貴方と一緒に】を差し上げます。
それでは、これで。
また縁がありましたら宜しくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月29日
参加申し込みの期限
2025年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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