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寝子島高校
YOZAKURA GARDEN in シーサイド
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「ねえワット、このマスカットティーって気にならない?」
「美味しそうだよねぇ。実は僕も気になってた」
店前に置かれた、秋色鮮やかなメニューボードに魅かれて入ったオープンカフェで、
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は、くつろぎのひとときを過ごしていた。
とはいえ頼んだのは、メニューボードで大きく書かれていたメニューではない。
ダージリンのファーストフラッシュと、グレンデール産のニルギリ。
店内で開いたメニューリストにこの2品を見てしまったら、頼まないわけにはいかなかった。
「今日のも美味しいね、ワット」
「うん、懐かしいねぇ」
夕刻、オレンジが混じる藍の空。
遠く、10月の九夜山を眺めつつ、柚春はバルミュラル城でのことを思い出していた。
生徒として最後の日に向かった旅行先。恋人証明書を提出し、祝福の言葉を聞いた。
祝福の鐘が響いた空は、青くて、高くて。
その後柚春はちゃんと高校を卒業し、18歳になったその日に、ウォルターの恋人となった。
懐かしいと言ってくれたウォルターもまた、今そのときのことを思い出しているのだろう。
「すごい桜だね」
「うん、綺麗だねぇ」
カフェから出、歩く道すがら、ビルの壁面に映った映像に、二人は見入る。
藍から黒へと変りゆく空。
秋風がマッシュパーマの髪をさらい、震えた薄着の肩は、自然とウォルターの傍へと近づいた。
彼の腕をきゅっと掴むと、優しく笑んだ青い瞳が、柚春を見下ろす。
付き合い始めて半年。
見守る眼差しが、恋人の眼差しになって半年。
高校を卒業するのは長く感じたのに、幸せはあっという間だ。
「ってことは、僕の今後の人生はあっという間なのかな?」
思わず呟くと、隣のウォルターが「え?」と首を傾げた。
「いきなりどうしたんだい?」
「ふふ、幸せはあっという間って話!」
(ワットと一緒にいられたら、僕はずーっと幸せだ。高校時代だってそうだった。でも堂々とできる今は、あのときよりずっと!)
時期的に、オレンジ色が多用されたキッチンカーを見て回る。
和太鼓の演奏が響く中、ハロウィンのかぼちゃやこうもりを見るのは不思議な感じだった。
(でも楽しい! ワットと一緒だったら、僕はいつだって楽しいんだ!)
ただ、始まりがあれば終わりがあるのは当然で、このイベントもデートも、永遠に続くわけではない。
(帰ろうなんて、言わないよね?)
まだ夜の始まり。まだ一緒にいたいという想いを込めて、柚春はウォルターの手をきゅっと握った。
(この手を離さないでいい日が……ワットと同じ家に帰れる日が、早く来ればいいな)
和太鼓の音より大きな鐘の音が、柚春の耳奥で響いている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年09月18日
参加申し込みの期限
2025年09月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年09月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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