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ボディタッチ日和 in Summer
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神魂は度し難く本日も
綾辻 綾花
に影響を及ぼしている。しかしながら寝子島では良くあることでありこれは綾花の幾度も経験したことのある衝動だ。故に多少なりとも平静を保つこともできた。
「今日は暑いですね。珪さん……」
「そうだね。何だか、その……火照るな」
早川 珪
もまた同様であったことだろう。綾花がこの衝動を覚える時、図らずも必ず隣には彼がいた。今度もそうだ。ぴたり寄り添う。隙間もない程に彼の腕を抱き込む。伝わる温もり、腕の案外とごつごつしたライン、はにかむ横顔を吸い込むように堪能する。至福だがそれでも物足りずさらに身体を密着した。かくも業の深き神魂であった。
「図書館が涼しかったから、余計に堪えますね……」
「熱中症も怖いし、急いで行こうか。ゼリーもぬるくなってしまう」
なるべく日陰の下を小走りに歩く。寝子島図書館をクーリングシェルターとし、とり止めなく読書を堪能した後にたまたま見つけた洋菓子店で涼しげな甘味を購入。珪の部屋にて楽しむこととした。休日の過ごし方としてすこぶる有意義と言えよう。
それはそれとして火照る。胸の奥底から迸る衝動に身を焦がす。何だかやけに人恋しい。彼にくっつきむぎゅっと抱きつきたい。何ならそれ以上のことも。綾花の理性と責任感がどうにか公序良俗を守らせているものの、腹の奥には少しずつ熱く黒くもどかしさが溜まってゆく。
「……ふう。ふう。ふう」
「もう少し、だね……綾花さん」
どのような意図のもと紡がれた言葉なのかは分からないがともかく、ふたりは珪の住むアパートにたどりつくと雪崩めいて玄関の向こうへ飛び込んだ。
エアコンから吹き降ろす冷気はありがたくも対症療法的であり、この内から湧き上がる熱を根本から取り去る助けとはならない。すりすりしたい。はむはむしたい。
「この暑さは辛いですね。何だか……脱ぎたくなってしまうくらい」
「ははは。それはさすがにね。まだ昼間だし、ね……」
冗談をまじえても気が紛れるわけでもなくむにむにしたくなる。れろっとしてむちゅっとしたくなる。
綾花は頭を振り煩悩を追い出そうと試みる。彼とはとうに思い伝え合った仲であり多少なりれろはむちゅっとしたところで問題もなかろうが、日も高い真昼間から事に及ぶのは綾花の真っすぐな良識が頭のどこかでストップをかけていた。
しかし漏れ出すものは漏れ出しており、スカートを臆面なくぱたぱたとあおるとその奥に秘されし純白が見えそうで見えず、あと少しもう少しでちらとも垣間見えず、頬をいささか朱に染めた珪の目を白黒とさせたりした。
「こ。こんな日は、プールにでも行きたかったものだけどね……」
「どこも人でいっぱいだそうですから。仕方ないですね」
「うん。残念だ」
「新しい水着……珪さんにお披露目、しちゃおうかな……?」
「い。今かい?」
「ふふ、冗談です。ああ、それにしても暑いですね……」
余裕ぶって少しばかりからかうつもりがしかし、頭が回っていない。結局のところ抗えず綾花は彼へともたれ、耳元にささやいた。至極自然な流れであった。
「ぎゅっとしても……いいですか」
「あ、暑いのでは?」
「珪さんは、ぎゅっと……したくない、ですか」
「それは……」
続く答えは無く、綾花の身を力強く締めつけるほどの抱擁にうっとりと身を任せる。彼の胸板に額を寄せ躊躇いも遠慮もなく、存分にすりすりする。彼の意外と硬く盛り上がった肩を撫でさすり、我慢できなくなるとシャツの中の素肌へ手を差し伸べる。ぴくりと肩は震えるように跳ねた。
彼は耐えているように見えた。今は恋人同士とはいえ平時の彼は教育者でありそう遠くない以前には腕の中の綾花も生徒の一人だった。彼の頑なな良識や良心は綾花のそれ以上であろうことは想像に難くなく、それ故に白昼の睦み合いには抵抗があるだろう。
「好きなだけ……いいんですよ?」
それを崩してあげることにする。綾花の大胆さもまた神魂の影響であったことだろうが、自身はそれに気づいていただろうか。
むぎゅっとしてすりすりする。肩口をはむはむし耳をれろれろする。どちらからともなく互いに求め合う。即ちむぎゅっとしてむちゅっである。すりはむは日が沈むまで続いた。
夕飯の準備がまるでできていないことに気づく頃、気温はやや落ち着いていたが二人の火照りは冷めやらず。しかしそれは衝動がためではなく、神魂がいずこかへ去り正気を取り戻した二人の、昼間の己が耽り様を思い返すに顔から火が出そう。といった意味合いである。
「……ええと」
「は、はい……」
今夜は外食かデリバリーを頼むことになりそうだがそれはそれとして、綾花は所在なく頭をかく彼の袖を引きながら言った。
「つ、続きはまた後で……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
お色気
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月30日
参加申し込みの期限
2025年08月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年08月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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