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感謝の想いを花びらに
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学校内で開催されるガーデニングイベント。一般参加もあるが、制服姿でも
ウォルター・B
と一緒にいられる貴重な時間だ。
稲積 柚春
は割りあてられた花壇の前に立った。隣にいるのは教師のウォルター先生だが、今日はペアで参加しているのだ。
「どれから植えようか?」
苗をもらいに行くと、
「こちらから好きなものを持っていってくださいねー」
台に苗がずらりと並んでいてそれぞれ成長した時の花の写真が添えられていた。
「どれから植えようか?」
ウォルターに問われ、柚春は少し考えてから、
「これ、ペチュニア。色の種類がたくさんあるから」
そう言いつつも、この花を選んだのは花言葉だ。
『あなたと一緒なら心が和らぐ』
(ワットもそう思ってくれていたら)
指のペアリングを撫でて軍手をした。
「じゃあ、僕が土を掘るから」
「うん」
最初は白のペチュニア。始まりのような、淡い恋心。次に青。今は学生の躊躇いが少しだけ。そして赤。この想いを諦めたくないから少し多めに。隣にピンク。素直に伝えたい、自然と湧いた気持ち。最後に紫。未来の僕たちが、今日の気持ちを思い出せるように。
今はただの緑だが、次の季節にはきっと、鮮やかな花が咲くだろう。
汗を流しながら土を掘るウォルターの横顔は思ったよりも真剣で、凛々しい。
と、スタッフが歩み寄ってきた。
「よかったらどうぞー」
今日の気温は三十度越え、スタッフがスポーツドリンクを配っているようだ。
ウォルターの分も受け取る。
柚春はそっと近づいて、
「ワット」
「ん?」
彼の頬にぴとっとスポドリをつけた。
「!」
彼の驚いた顔に満足しつつ、一口飲む。
「先生の分ももらったから」
と、ウォルターの方へ向くと、真っ白でキンキンに冷えたタオルを頬に当てられた。
「へっ!?」
「ちょっと汚れてる」
くすっと笑って、ひんやりとしたタオルで頬を拭かれる。
「あ、これさっきもらったんだぁ。冷タオル」
顔が近くてドキドキする。
せっかくこちらから不意打ちをかけたのに。
「どう?」
「う、うん。冷たくて気持ちいい。先生、飲み物ももらったから」
手渡したのは先ほどまで自分が飲んでいたペットボトルだ。
「あ、間違えた。こっちが開けてない方で」
「いいよ。こっちで。もったいないしねぇ」
配られたペットボトルは大容量なので、一本を二人で飲んだ方が確かに良い。
「……うん」
ウォルターがスポーツドリンクを一口。
「はい」
渡されて、もう一度自分も一口飲んで喉を通す。
笑い合う。
心が和らぐ。スポーツドリンクの甘さが少し違う気がして、間接キスの余韻に浸る。
「じゃあ、続きやろうかぁ。僕は……ヒマワリが良いなぁ」
花言葉は、
『あなたを見つめる』
ウォルターは知っているのだろうか? しかしそれでも、嬉しかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月16日
参加申し込みの期限
2025年07月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年07月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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