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◆束の間の平穏
水槻 清恋
は警察署での仕事を終えて、旧市街にある寮に帰って来た。一日の仕事を終えて、ここからの時間をどうしようかと考えつつ自室のドアを開けた。その瞬間、違和感があった。
(……部屋の様子がおかしい。あたしの部屋ってこんな感じ……じゃないよね?)
10メートル四方くらいのその空間は、ちょうど森林浴でもしているような雰囲気があった。周囲は一面緑。上からまるで木漏れ日のような光が差し込んできて、とても心地よい。
空間の真ん中にはデッキチェアとテーブルがあり、そばには小さな冷蔵庫やクーラーボックスが置かれている。おそらくその中にドリンクや軽食の類が入っているのだろう。
少し警戒しつつもデッキチェアに腰掛けると、程よい感触が彼女を包む。仕事の疲れもあり、体を伸ばせるのも気分が良い。もう警戒する気も起きなかった。冷蔵庫を開けてみると缶ビールやワイン、酒の肴によさそうなものが入っていた。とりあえずそれらを取り出してテーブルに広げてみる。
(これは、かなり良いのでは)
ふたたび深くチェアに腰を下ろす。吹いてくる風も木漏れ日も心地よくて、うとうとしかけた時だった。
「にゃあん」
その鳴き声に反射的に身構える。視線を向けると、そこには紛れもなく猫がいた。まんまるな瞳を持つ三毛猫。しかも人懐っこいようで、彼女の姿を認めるとまっしぐらに飛びついてきた。
「ひっ」
彼女は猫が苦手だった。三毛猫の気持ちとは対照的に彼女の心境は地獄一歩手前。しかし懐いてくる猫を邪険にするわけにもいかない。
(どうしたものか……)
清恋が考えていると、どこからか猫が持ってきたおもちゃが足元に置かれている。三毛猫の瞳が一層輝きを増して彼女を見つめてくる。
「人懐っこい上に遊び好きなのね」
あとはもう振り回されるほかなかった。この空間で落ち着いていたのは最初だけで、ほとんど三毛猫の相手をしているうちに過ぎていった。いつもの部屋に戻った頃には、気疲れした彼女が横たわっているだけだった。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
10メートル四方ほどの小さな空間。
皆さんにとっての「心地よさ」がそれぞれ感じられて
執筆していてとても楽しかったです。
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
動物・自然
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年08月12日
参加申し込みの期限
2024年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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