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\ オーバータイム!/
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まいごのまいごの、あなたさま
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◆ある少年
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は休日にデートへ出かけていた。しかし急に景色が変わった。坂道がいくつも斜面にのびて、小さくかわいらしい家々が並ぶ。ヨーロッパの片田舎に見えなくもない。
しかし空はどんよりと薄暗く、垂れこめた雲が鈍く赤い輝きをはらみ、町並みへ濃く影を落とす。
「ここはどこだろう……?」
柚春は不安そうにウォルターの手を握った。明らかに寝子島ではない。それに人の形をした影がうろついているのも気になった。ウォルターも周囲を警戒している。
「ああ、やっと見つけましたわ」
そんな2人に影のひとつが声を掛けてきた。揺れる髪に細い体躯、軽やかな高い声。柚春はその影を少女だと感じた。影の少女は2人の手を取ってゆっくり歩きだした。状況が何も分からないまま、それでも少女の手を振り払う気にもなれず付いていく。
少女いわく、町の奥に館があり、そこへ案内してくれるという。その道中、様々なものが並べられ、あるいは放置された影の一角を見つける。ウォルターはふと立ち止まって、そこをじっと見ている。
「どうしたの?」
「いや、ここになにか忘れたものがある気がして」
柚春もその一角に視線を向ける。しかし同じ場所を見ているのに、彼とどうも話が嚙み合わない。
「ワットには何が見えてる?」
「自分の家のものが色々並んでるねぁ。稲積は?」
「僕は……今までの引っ越し荷物、かな」
柚春は引っ越し荷物に近づいて、手に取ってみる。ウォルターはここに何か忘れ物がある気がすると言った。なんだか自分も何かを忘れているような気がして、その影の山に手を伸ばすとカプギアを見つけた。
(これは……もしかしてвор?)
影で分かりにくいが、何度も巡りあってきてマスターになったカプギアだ。間違いない。いつかは本当の持ち主に返さなければいけないと思って、人目につくように『ぬい活』として連れまわしている。
「思い出した……けど」
「なにか納得してない顔だねえ」
確かにворは大切な思い出だ。けれど、今見つけたい思い出は違う気がした。さらに影の山を探っていく。そして葉書の半分サイズほどのカードを見つけた。
それは大事な友人から託されたお守り。中身は手作りで、少年が大切にしていたTCGを模したオリジナルカード。そこに描かれている盗賊はворにそっくり。
(そういえば)
彼は言っていた。他人にはただのカードに見えるけど、これを持っていると理想の男に守られるんだと。カードの話を思い出すと、いつのまにか寝子島に戻っていた。
「稲積、なんともないかい?」
「ええ、大丈夫」
目の前の彼、ウォルターに会えたのもカードのおかげだろうか。ふとそんなことを思った。
(でも……)
なぜか頭に浮かぶのは夢でよく会う、名前も知らない黒髪の少年のことだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年06月23日
参加申し込みの期限
2024年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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