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ボディタッチ日和オブスプリング・アンド・ホットスプリング
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触れたくてたまらない。何に? 誰に? もちろん
早川 珪
にだ。何なら触れるだけではあきたらずすりすりしたいしはむはむしたい、彼の指をあむっとしてぺろぺろしたいしむぎゅっとしたい。それ以上のことだってしたい。
「あれ、どうかした? 綾辻さん。顔が赤いよ」
尋ねられはっと我に返る
綾辻 綾花
だが、間近に覗き込む珪の顔に頬の紅潮は引くどころか増すばかりだった。
「まだ春先だけど、熱中症かな。年々暑さが増しているから、気をつけないと……」
「い、いえ。大丈夫です、何でもありません、大丈夫です」
ぱたぱたと両手を振りごまかしたが、何でもなくないし大丈夫でもなかった。とにかく触れたい、すりすりはむはむしたいのである。
こんな抗いがたい衝動を覚えるのは何度目のことだったか。たびたび珪に触れてすりはむしたくなりちゅうしてあむっとぺろぺろしたくなり、幾度となく彼の腕に抱かれた。そうと伝えれば彼はきっと、再び綾花を腕の中へ収めてくれるだろう。それをどこか期待する自分もまた自覚する。
「あの。珪さん?」
「なんだい」
「今日はどこに行きましょうか。まだ決めていませんでしたよね。どこか行きたいところがあれば……」
温泉。温泉だ。温泉に行きたい、珪と共に湯に浸かり互いの吐息もかかる程の距離でぴたり素肌の肩を寄せ合ってあむっと。ぺろぺろと。
「へえ、寝子温泉の日帰り入浴プラン。温泉かぁ、たまにはゆっくりと過ごしたいものだけどね」
などと彼が言う。何ということだ、渡りに船ではないか。前のめりに綾花は答えた。
「ぜひ行きましょう!!」
彼の手を引き、寝子温泉へと向かう。終始胸も足取りも弾みっぱなしだった。
しかし彼も混浴とは知らなかったようで、宿へ着くと戸惑いを顔に浮かべた。
「混浴かぁ。う~ん」
「……私は、珪さんと入りたいです」
神魂と良識の狭間に揺れ動く珪の袖を引き上目遣いで懇願してみると、彼は少し腕組みして考えた後、案外あっさりと決断した。
「まぁいいか。じゃ、一緒に入ろうか」
神魂恐るべしであった。
大浴場もいいが個室の風呂にゆったりと浸かることにする。一人なら広々と浸かれるが二人だとやや狭いくらいだろうか。しかしそれが今はちょうどよい。
「し、失礼します……」
檜の良い香りもそこそこに、裸身にタオルを巻いた珪の隣へちゃぷんと腰を下ろす。彼は白い湯気に熱い吐息をもらした。
「ああ。いい湯加減だね……」
「ふう……とっても気持ちいいです。身体の芯からポカポカしてくるみたい。お肌もすべすべですよ、ほら」
「本当だね。すべすべだ」
躊躇いなく綾花の二の腕を彼の指がなぞり、ぞくぞくと背中に微弱な電流めいた刺激が走り抜ける。
「先生のお肌も、すべすべですね」
「ああ。触ってみるかい」
今日は彼も何だかそんな気分らしい。神魂万歳、と心で諸手を上げながらに珪の肩、首筋、鎖骨のラインをなぞる。むずがゆかったか、彼は身を震わせた。
湯の熱さにか、あるいはそれもまた現象がためなのか、彼はどこか昂揚して見えた。肌には朱を帯びてやけに色気を感じる。もっとも綾花もまた同じで、のぼせてしまいそうな程に火照っている。間近の彼の存在が拍車をかけ、心臓は痛いほどに早鐘を打っていた。
「あの……」
「うん。なんだい」
「抱きしめても……いいですか」
この衝動に身を任せてしまえば、それを理由にしてしまえば何でもできる気がした。そしてそれを許容してくれる寛容を、今日の現象が彼へもたらしてくれたようだ。
「おいで」
かつてなく密着し彼に包まれる。綾花の内を得も言われぬ喜びが埋めてゆく。綾花の胸も高鳴ったが彼もまた同じで、力強い鼓動を耳に肌に感じた。
「あっ」
綾花の胸がやわらかく潰れる程にくっついていたから、タオルがずり落ちそうになり慌てて引き上げる。
「み、見えましたか?」
「いや、見えてない。見えてないよ」
「珪さんなら、見えても……いいですけど」
「えっ?」
小声で漏らした最後の言葉は届かなかったようだが。湯の熱さも茹った頭も頬の火照りもまるで冷めやらず、衝動が満たされるまで耳に届く心地よい彼の音を堪能した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
網 透介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年06月06日
参加申し込みの期限
2024年06月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年06月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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