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【一日寝子高生体験!☆アイオ】
「猫耳なし! 寝子高制服問題なし! ツインテールばっちり!
――完璧ですわ、これでアイオも今日だけは立派な寝子高生ですわね!」
寝子高の制服を見事に着こなし、可愛らしい猫の獣人【ほしびと】から【ひと】となって鏡の前でくるりと一回転してみせる
アイオ・キャンドライト
。
その姿は、自分から分離した妹分『喜矢武あいお』に瓜二つ。
元々、喜矢武あいおという名も、アイオが寝子島に降り立った折、高校の中でもフリーダムが限界突破している寮『猫鳴館』で学生のふりをして過ごしていた時分のものだった。あそこならば、猫耳がついている程度で動じる人間など殆どいない。
それが妹分として、全力で人の姿【もれいび】として学校生活をしている――そう話を聞いている中での今回の事変。これを利用せずして如何せん。
早速、アイオは寝子高の制服を身にまとい特攻を掛けた。
そうすると、校門の前で今日に限って緊張の制服と荷物検査などが行われていたが、それも無事に合格出来た。
「やりましたわ! んーっ、完全適応という感じが致しますわね!」
寝子高自体が元々自由な学風なだけに、それらはほぼ形だけのものではあるが、それでも尚嬉しいと思うのがひとの心というものだろう。
そんなアイオは憧れに満ちた校内をゆっくりと、感動に足を踏みしめながら歩いていく。
「1年7組の教室の……ありましたわ、あそこのお席ですわね!」
そうして着席。胸の高鳴りは留まるところを知らない。緊張しながらも机の上に取り出したのは、寝子島出身ではなくとも一般常識として学習して来たノートとペンだった。学校生活の必需品である。
「もう、準備しているだけでもわくわくしてしまいわすわね……!」
同時に教諭が、アイオにはこの上なく威圧感溢れる存在として、教室に入ってくる――それを張り詰めた表情で見つめるアイオ。これぞ、紛れもない『学校生活の授業』というものであろうと言う実感が、アイオの肌身に伝わってきた。
今回、悲劇的な事に授業科目はアイオの苦手としている『数学』――しかしその『訳の分からない』難しさが、理解出来ないけれどもノートは取る、というそのチンプンカンプンさが――一際に【青春】という常識に則っていて、アイオはむしろ興奮を隠せない。
「言っていることの意味が本当に解りませんわね……でもそれこそが、青春! ――間違いなくアイオ青春してますわ!」
そのように、授業中に瞳をキラキラ輝かせたが故に、アイオは教諭から質問を食らって何一つ分からないまま怒られた――などというのも立派な青春であろう。
そうして迎えた昼休みは、せっかく違和感なしに寝子高に入り込めたのであるから、と。アイオはその内部の様々な場所を見て回る事にした。
図書室、中庭、体育館――良く催事が行われ、イベントとして開放されるこの寝子高だが、この辺りは流石学び舎と言うべきか、正式な生徒でなければ、なかなか見る機会のないものだ。
図書室では既に勉強を終えた受験生の姿も無く、ただ純粋な読書好きだけが静かに本を読んでいる不思議な空間。
体育館では、バスケットボール部が激しいボールのドリブル音を響かせ、驚くほどの活力をアイオの目に叩き込んでくる。
そして、中庭まで足を運んで整えられた花々にしばしの時間を費やしていれば――放送室経由で流れてくるスピーカーから、昼休みの終了と次の授業を知らせる予鈴の音が。
「大変ですわ! もう、予鈴!? 教室に戻らないと――あいおちゃんの遅刻数を増やすわけには行かないのですわーっ!」
恐らくあいおは、今ごろ星幽塔の生活を楽しんでいるはずだ。その合間に、アイオがうっかり遅刻数を増やしましたとでもなれば、そこには申し訳無さしかない。アイオは慌てて、教室に向かい全力ダッシュした――
終礼の挨拶も終え、放課後にアイオが向かったのは、あいおが部長として作り上げた『アイドル活動研究部』だった。
今日の目標は、メンバーのアイドルブロマイド作り。ピンクやフリル、あるいは方向性を変えたボーイッシュに至るまで。メンバーの望む方向性や可能性をきちんと聞いて、今日の部長であるアイオはそれに応えるように全力でシャッターを押して撮影していった。
「顔の位置、右にもう少し――右斜め上に十五度!」
「はいっ!」
部員は、アイオのモデルを引き立たせるための繊細かつ的確な指示に対し、全力で、かつ華麗なまでに見事に応えていく。
「(設立からもうすぐ1年と聞いてましたけど……)」
メイク! ポージング! 完璧!!
何より皆が例外なく頑張っているという輝き一つも持て余してはならないと、アイオはその瞬間を決して無駄にはしないように、部活メンバーの写真を撮っていく。
「(自分で部活を作ってしまうなんてすごいことですわ)」
部活を立ち上げてから一年経っていないのに、集まったメンバーの表情は、本物のアイドルとしてキラキラしている。
「(しかも、あいおちゃんは、こちらをMewTuberと同時にしながら……)」
Mew tubeの『デュオMewTuberあいおシスターズのチャンネルへようこそ!』これを冒頭とする、アイオとあいおが主役のチャンネルがある。
寝子島を中心に歌ってみたと配信を行うチャンネル。当然、掛け持ちの収録は楽なものでは決してないはずなのに、今までのこれら全てを、自分から分離した『あいお』はやり遂げているのだ。
……アイオでは、叶わなかった己の夢も含めて、あいおはそれら全てを叶えてくれている。
「立派ですわ……うぅ涙が……」
思わず、自分らしくない涙を、アイオはツインテールによく似合う白のハンカチで抑え込んだ。
こうして、アイオは本日――寝子島の過去に自分が使って、今はあいおが使用している猫鳴館の部屋へと戻る事にした。
何となく、日付が変わったら、この神魂による奇跡の『魔法』も解けるのだろうと薄々ながらに気付いていた。
ただ、それでも自分の妹というべき存在と、今は沢山話がしたいと思ったのだ。
自分の代わりに、夢を叶えてくれている彼女に向けて。今日は代わりに『アイオ』となってくれている、その話を是非聞かせてもらう為に――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
斗々
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年05月04日
参加申し込みの期限
2024年05月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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