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幻想釣紀行
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◆幻想的な夜のなかで
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は気づけば霧深い森のなかに佇んでいた。
「不思議な景色を見ることは多いけど、これはきっと夢じゃないよね」
ぼんやりとした光が、まるでランタンの明かりのように苔むした岩場に灯る。それらが淡い赤や青、緑や黄色などパステルカラーにまたたいていた。幻想的な景色が続く森のなかを2人は警戒しながら歩く。とはいえ今のところ危険な様子は感じられない。
ようやく細い道を抜けると、そこには泉があった。どうやらここは釣り場らしく、釣り具の貸し出しやレストランもあった。
「泉ってことは、どこからか水が沸いてるんだよね」
見たことのない生き物やキラキラ輝く石があるくらいだから、水が湧き出る場所なんてもっと幻想的なのではないかと考えた。先ほど来た道とは別の道を辿って泉の大元を探す。釣り場を見つけたことで安心感が生まれ、2人とも気持ちに余裕ができていた。神秘的な森のなかを恋人つなぎで楽しみながら歩く。
残念ながら泉の湧き出る場所を見つけることは出来なかったが、ここの雰囲気を十分に満喫できた。釣り場まで引き返すと、ウォルターは釣り具のレンタル屋を見つめている。
「ワットが気になるなら釣りもする?」
「せっかくだしねえ」
海外だとキャッチ&リリースが基本と聞いた気がする。ここは食べても大丈夫なようなので、調理場を借りてみるのも楽しいかもしれない。
「稲積は魚を捌けるのかい?」
「よっぽど不思議な形をしてなければ捌けると思うけど……」
柚春はそこまで話して、少し言いよどんだ。
「小学校の頃に釣りに連れてってもらったとき、生きてる魚を触るのが怖くって、釣り上げたまま竿を振り回しちゃったことがあるんだよね」
少し恥ずかしそうに苦笑いを浮かべながら思い出を語る。
「だから釣るなら、絞めるところまではワットの仕事ね?」
「わかったよ」
釣り具を借りようと建物に入ると、そこには人間のように立って歩く猫の店員がいた。言葉は通じないが、丁寧な応対で快く道具を貸してくれた。ウォルターが早速竿を振り、泉に投げ入れる。稲積はその横に座り、2人で他愛ない話を楽しむ。
(ずっとこうやっていられればいいのにな。あと1年もなんて長いよ)
魚は一向に釣れる気配がない。ウォルターは特に焦る様子もなく、釣り竿の先を眺めている。
「……水場の近くはまだ少し冷えるね、もうちょっとそっちに寄ってもいい?」
柚春は竿を持つウォルターに身を寄せる。肩を彼の体に預けると、その顔をのぞき込んだ。
「ワット……絶対待っててね? 釣った魚に餌をやらないなんて意地悪もしないでね。僕はワットが大好きなんだから」
その言葉の意味を理解したのか、ウォルターは小さく頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月21日
参加申し込みの期限
2024年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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