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幻想釣紀行
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◆釣り場と本音
とある日の夜。
綾辻 綾花
と
早川 珪
先生は寝子島のシーサイドタウンを散歩していた。しかしだんだんと霧が出てきて、気づくと深い森のなかに佇んでいる。
「珪さん、ここは……」
不安で珪先生の腕を掴むと、彼は大丈夫だと声を掛けた。周囲の様子を窺っているとガサガサと草木の揺れる音がいやに響く。
(なにか近づいてくる!)
さらに腕に込める力が強まる。しかし現れたのはお三夜さまだった。彼女はまるで危機感がなく、のんきにあくびをしている。その様子を見ていたら2人とも気が抜けてしまった。
お三夜さまから、ここが『幻想の釣り場』であることを聞く。よくよく見れば苔むした岩場にぼんやりとした光が灯り、またたいている。彼女の指し示すほうをよく見ると未知の言語で書かれた看板があった。ここが異世界だと信じるには十分だった。それを話し終わると、お三夜さまは特に2人に構うことなく来た道を戻っていった。
「ここが危険じゃないと分かってよかったね、綾辻さん」
「そうですね」
釣り場と聞いたので2人で釣り具屋に近づいてみる。なかには人間のように立って歩く猫がスタッフとして働いていた。言語は通じないが、なんとか意思を伝えると釣り竿を快く貸してくれた。
さっそく釣り場に投げ入れて腰掛ける。看板にはここで釣れる魚の説明が数匹分載っていた。ざっくり描かれた絵で魚のおおよその雰囲気は分かる。
「虹色の綺麗な魚もいるみたいですね」
「それは見てみたいな」
話していると、綾花の竿に引っ張られる感触が伝わってきた。釣り上げるとピンク色の魚が針に掛かっている。
「可愛いけど食べられるんでしょうか?」
「どうだろう」
その後もしばらく粘ったものの、珪先生も同じ魚を釣っただけでそれ以上の成果は得られなかった。ここには釣った魚を調理してくれるレストランもあり、先ほど綾花たちが釣った魚の調理を頼んだ。
テーブルで少し待っていると先ほどの魚が香ばしく焼き上げられて皿に盛りつけられていた。それぞれの目の前に置かれると美味しそうな匂いが食欲をそそる。
「いただきます」
口にしてみると淡泊な味わいで、くせが無く食べやすい。
「美味しいねこの魚」
「そうですね」
美味しく食べ終えた後、綾花はなんだかドキドキして体が熱かった。
「もっと一緒に居たいです。帰らなきゃだめですか?」
夜遅くなるから本当はもう帰らないといけないけれど、思わず本音がこぼれた。先ほど食べた魚の効果かもしれない。珪先生はその意図を汲んだのか、散策コースへ誘ってくれた。幻想的なランタンの灯る道を無言で歩く2人。綾花は珪先生をぎゅっと抱きしめた。
(まだ教師と生徒だから想いを伝えられないけど)
あふれる思いを込めて、その腕で珪先生の体を寄せる。
「私の気持ち伝わってますか?」
珪先生は口にはしなかったが、優しい手が綾花の頭を撫でる。高揚する気持ちが落ち着くまで2人は静かに抱き合っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月21日
参加申し込みの期限
2024年03月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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