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チョコレート・ディスコ
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【ナイスコンビです。】
「よーっす、綾辻ちゃん。元気? 受験でお疲れじゃない?」
本日、
馳 つるぎ
はデニムのスキニーパンツにボンバージャケット、キャップをかぶったラフなスタイル。ほうぼう歩き回る気マンマンといったいでたちで、なんとも頼もしく見えました。
今日は朝から冷え込んでいて、
綾辻 綾花
はチェックのカーディガンの前を合わせてぷるる、と肩をふるわせながら、
「おはようございます、つるぎさん。元気ですけど、ちょっと寒いですね」
「んだねえ。さっそく入ろっか」
待ち合わせ場所はシーサイドタウンのキャットロードにある複合型書店。困ったときの、『ニャレッジヴァンガード』! であります。
お目当ては各種レシピ本、ことにチョコづくりにお役立ちな一冊をもとめて、ふたりはここへ足をはこびました。レシピ本ならお料理上手な綾花もたくさん持っていますし、なんなら『OLDLYNX』にもありましたけれど、残念ながらどうにもピンと来ず。もうちと新しめ~のオシャレ~な一品を探しにきたというわけです。
もうすぐやってくる、決戦のとき(?)。バレンタイン! ばっちりなレシピで、完璧なチョコをつくって、綾花の想いよせる
早川 珪
へプレゼントしたいものでして。綾花はもちろん、その恋路を応援してくれているつるぎも、大張りきりなのでした。
「ええと、お料理本コーナーは……」
「しっかしさあ、いつ来てもここってさあ」
楽しげな各種雑貨がずずずいと積まれた入り口をとおり抜けたところで、ふと足を止めたつるぎを振りかえると、なにやら顔がニヤけております。
「ふらふら~っと目的もなく遊びに来たときは、いんだけどね。これ! って探し物があるときはなんっつーか、罠だらけよね」
「……わあ!」
綾花も思わず、わあ! なグッズコーナーには猫、ねこ、にゃんこ。ふわふわもふもふな愛らしい姿でふたりを出迎えてくれる、猫グッズたちがずらり並んでおりました。白黒灰色、三毛にトラ。短毛種に長毛種。ぬいぐるみは手のひらサイズから超特大のビッグサイズまで取り揃えられていて、ついついなでなで。むぎゅっと抱き着いてみましたら、
「ふわふわです~きもちいい~」
「どらどら。うおっ、こりゃたまらんッスなぁ~!」
もっふりふっかふか! もちろんノートにペンに小物入れ、カトラリーにお皿にカップにと多様なにゃんこグッズが勢ぞろいで、すっかりじっくり見入ってしまいました。
「ってつるぎさん、レシピ本を探さないと!」
「おっとそーだった。でもほら、後でもっかい見ようよね」
「もちろんです」
後ろ髪を引かれながらも、まずはお目当ての本を見つけることにします……名残りおしく、超特大にゃんこぬいぐるみをふたりしてちらり、ちらりと振り返りながら。
レシピ本は書籍コーナーの一角に少なくないラインナップが揃っておりました。綾花も持っていなくて、OLDLYNXにもないような、今風でオシャレで新しくて、そう、『映える』レシピがてんこもりです。
手に取り、ああこれはいいねウマそうッスなぁ、でもこっちのも良さそうですよ、ほほうこりゃまた映え映えだねぇ。エモいねぇ、なんて楽しく眺めていたら、
「あれ? つるぎちゃんに……綾辻さん?」
「げっ。けけけ、珪さん!?」
「えっ!」
ずばっと振り返ると、なんてこと。
「げっ、て。お邪魔だった?」
「いややややそんなことは! こんなとこで珪さんに会えるなんてイヤーッ、嬉しいッスなあ!!」
「それにしても奇遇だね。ふたりでショッピングかい? 最近ずいぶん、仲がいいんだね」
珪先生でした。次回の図書購入のリサーチ、兼個人的な買い物のために立ち寄ったとのことですけれど、ちょっぴり慌ててしまったのは綾花です。
「今日はなにを買いにきたんだい。猫グッズ?」
「それは、あの。ええと」
だって、プレゼントは当日までヒミツなのです。サプライズなのです。まだもうすこし、知られるわけにはいきません! のです!
「そーそー猫グッズ! 珪さんも見ました? あのデッカイの、すっげーかわいくないッスか」
「うん、あの大きさはちょっと魅力だね。持って帰るのも置いておくのも大変そうだけど」
「わはは、たしかに」
つるぎはぱちくり、こっそり綾花へウィンクひとつ。ここはまかせておけ、ってなカンジです。
「ところで、珪さんに聞こうと思ってたことがあったんッスよ」
「うん?」
「珪さん、ワイン好きですよね。わたしも最近ちょっとハマってて。そんでワインに合うお菓子とか開拓したいんッスけど、オススメないですか?」
「へえ、それはいいね。ワインと合うといえば、前に綾辻さんの作ってくれたチーズケーキ、あれは美味しかったな。ベストマッチだったよ」
なんて微笑み言ってくれるもので、綾花は気をよくして、にっこりにこにこ。
「今回はもう少し違うものを作ってみようかと思ってるんです。ほら、ワインに合う甘いもの、とか」
「ああ、綾辻さんが作ってあげるのかい? なるほど、ふむ、そうだなあ。知人におみやげでもらった羊羹は赤ワインにけっこう合ってたと思うよ。和菓子も案外いいかもしれないね、大福とかどう?」
「え、ええと……」
ちょっと違う方向へ行ってしまいそうですので、つるぎが軌道修正をば。
「和菓子もいいんスけど、今回は洋風なものが食べたい気分なんですよねー。こう、甘くて……とろけるような舌ざわりで」
「やけに具体的だね。それじゃあ、チョコレートは?」
やった! 心の中、つるぎへサムズアップする綾花。
「珪さんそれそれ、そういうのッスよ!」
「あ、それじゃあ、珪さんのオススメとかありますか? ワインに合うようなチョコなんて」
「そうだね、合わせるワインにもよると思うよ。濃厚な味わいの赤ワインには、ビターチョコとか。甘口の貴腐ワインなんかには、ナッツ入りのチョコレートなんていいんじゃないかな」
さすがワイン通、ヒントがあればアイディアがどんどん湧き出してきます。おかげでバレンタインのバの字も出さずに、ばっちり好みを聞き出すことができました。
用事があるから、と彼が去っていったあとに、ほくほく顔の綾花とにんまり頬をゆるめたつるぎは、ぱちん! ハイタッチ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年01月18日
参加申し込みの期限
2024年01月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年01月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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