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わんわん、わんこそば
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◆各々の戦い
わんこそばは個人の勝負でありつつも、知り合いがいると競いたい気持ちが出てくるもの。
席は信彦、ラッセル、千里、柚春、ウォルターの順で座っている。いくつものお椀が運ばれてきて、いざ開始。
「とりあえず最初は本来の味を楽しみたいよな」
ラッセルはまずそのままのそばを口に運ぶ。するとすぐさま次の分が投入される。
「おお!? すばやい」
想像以上に次の一杯が早いため、悠長にしている時間は無さそうだ。薬味のネギを入れて味変を試みる。シャキッとした歯ごたえとフレッシュな風味がちょうどいい。
「ワサビはどうだ?」
隣の千里が味変の提案をしてくる。
「ワサビ、俺全然ダメなんだよな……」
「そうなのか」
「でもちょっとだけ、5ミリぐらいなら……」
そう思って少量入れるつもりが、力あまってドバッと入ってしまった。予想外のことに慌てるが、そこは根性で補う。
(てか、負けてらんねー!)
勝負事は全力で楽しむラッセルは千里を意識しながら椀のそばを食べ進める。
一方の千里はかつおぶしやとろろをよく使っている。多く食べる工夫というよりはこの組み合わせが好きなのだろう。しかし負けず嫌いなところがあって、こちらもラッセルをちらちら見ている。お互いに絶対に負けないという意志を感じる。
一方、柚春とウォルターも苦戦していた。
一杯あたりの量は少ないのに、食べ続けるうちに意外と負担が大きいことを知る。
「お揃いの記念品が持てるように挑戦してみようと思ったけど、100杯って普通なのかな」
「たしか成人の平均が60杯だったかなあ」
「クリア条件、ちょっと難しすぎない? せめてこう、2人の合計でとかハードル低くならないかな」
他にも女性枠や学生枠など思いつく限りの発想を編み出す。それでもできるだけ食べようと椀を構える。
「僕はそんなに食べられないと思うけど、ワットを応援するためにアレンジ案は出すからね!」
「ありがとう」
とはいえウォルターもそこまで大食いというわけではない。柚春は知恵を絞って何か食が進む方法が無いか考える。
(そもそも、具材だけ変えて味付けがつゆしかないのが辛いところだと思うんだ)
そこで、お店にありそうなもので味チェンを考える。
まずお勧めなのは無量寿そばだ。ごま油をそばに絡めて食べる。そこに黄身とたっぷりの刻み海苔を混ぜる。
(油がこってりしてそうに思えて、香りの相性がいいから夏でも食べられちゃうんだよ。それから蕎麦屋と言えば何故かあるカレー! 和風だしのきかせたカレーも食欲をそそるはず)
それらのアイディアをウォルターに説明する。
「ほら、なんだか食べられる気がしない? 一緒に頑張ろうね」
ウォルターはそばを頬張りながら頷いた。
そしてもう1人、信彦はというと明らかに苦戦していた。
(くっ、年末に食べれなかった年越しそばのつもりだったけど結構つらい)
嫌というほど食べるという気持ちではあったが、胃袋は早々に根を上げていた。
(こうなったら仕方ない)
信彦は隣に座るラッセルを見る。それなりのペースで食べ進めているようだ。
「何杯食べたか覚えてるかい?」
「え、分からん」
千里に注意が向いていたラッセルは突然の声掛けに適当に答えた。視線は変わらず千里のほうを向いている。
「10個ずつお椀を重ねておくと数えやすいよ」
アドバイスをするように見せて、すっと自分のそばをラッセルの椀に移す。他にも割りばしを綺麗に割る方法など、わんこそばに直接関係ない話題を振っては視線や注意を逸らす。
流石に何度もやっているとラッセルも異変に気付く。椀に入っているそばの量が明らかに増えている。当然疑いの眼差しが信彦に向けられる。
「えっ、そばが増えた? 気のせいじゃね?」
信彦は爽やか0円スマイルで全てを誤魔化す。
ラッセルはツッコミを入れたかったが、そんなことをしていると千里との差が開いてしまうので、食べることに専念する。
それぞれの思惑のなか食べ続けたが、最初にギブアップしたのは柚春とウォルターだった。
お互い工夫を重ねたものの、70杯程度が限界だった。次に白旗を上げたのはラッセルと千里。80杯を超えたあたりで蓋を閉めた。なお信彦は他人にそばを押し付けつつも90杯くらいに留まった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月03日
参加申し込みの期限
2023年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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