- 0
- 0
- 種族
-
- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
携帯戦記カプセルギア 外伝「なにげない、ひととき」
●●●脈打つ新風●●●
参加者も観客も多いバトルルール、サバイバルバトルで注目を集める戦闘があった。
この遊び場でかなりの勝率を誇るギアマスターが居ると話題になっている。
渦中のギアマスター、エクリプス。スピカ・フォーツは冷静な表情で愛機、トライアルγを操作する。
「サバイバル…なのに…」
評判があるということは狙われやすいことを意味している。
トライアルγを含めると残っているカプギアは３機。しかし２機が狙っているのはトライアルγだ。
ふぅ、と息を吐きスピカはトライアルγのボディ、FX2B-D/sq Mk2で攻性デコイを生成する。
「これで、おしまい…」
飛行形態の状態で、高空でＬアーム、ライラプス・CWC2Lをチャージをする。
高威力には時間がかかるが、相手のカプギア達は攻性デコイでチャージを阻止できない。
そうこうしているうちにチャージが完了し、トライアルγの波動砲が射出される。
「ダメ押し…」
ほとんど決着がついているが、全滅した攻性デコイを再度生成。
攻撃は最大の防御、と言うスピカの戦闘スタイルの体現は人々を魅了する。
「…ありがと」
勝利したスピカは参加者たちと健闘を讃え合い、次のサバイバルバトルに呼ばれる。
そういえば、と取り出した不穏なテキストのレアパーツ取り出すスピカ。
大半のメンバーが入れ替わり、ギアマスターがフィールドに着く。
「このパーツ、試してみたい…」
スピカのカプギアはノーマルギアにレアパーツ、試作型赫醒コア”Q”つけただけのカプギアだ。
赤い球体を中心にフレームが付いたボディから各部へのエネルギーパイプが伸びている。
禍々しく赤化したカプギアに不吉さを覚えたのか、他のカプギアはあまり近付いてこない。
「えい」
しかし、攻撃して来るカプギアには冷静に対処するスピカ。
ボディの攻撃力頼りのダメージなのでそこまでのダメージは出ないが、そこはテクニックでカバー。
連撃を入れると防御が脆かったのかダウンしてしまう。とどめを…と動こうとすると。
「あれ…」
見覚えのある、ただ少し記憶より少しスリムになったカプギアが剣と盾を振るう。
ダウンしたカプギアはそのカプギアにとどめを刺され退場となった。
「漁夫っちゃったけど、そういうルールだもんね」
剣と盾を振るうカプギアのギアマスターAOIこと仙藤 蒼は少し心が痛むがルールだと納得する。
スピカとは何度も居合わせたが、蒼は赫醒カプギアがスピカだとは気づいていない。
強化パーツを積んだ蒼の愛機、Diablo Azulが盾を構えながら赫醒カプギアに対峙する。
「いま…」
スピカがスマホをタップすると赫醒カプギアのコアが激しく明滅する。
空気が震えるようなエフェクトと共に爆発的なステータスの上昇と30秒のカウントダウンが始まった。
赫醒カプギアとDiablo Azulの間に入ってきた黄色のカプギアを一撃の内に屠る。
「わお…」
赫醒カプギアのアタック上昇に呆気に取られるも遠距離攻撃を受ける。
しかし、その攻撃もHPゲージがほぼ減らず、ディフェンス上昇の恩恵を実感する。
そして、目の前のDiablo Azulより、遠距離攻撃をしてきた黒のカプギアに狙いを定めると。
「はやい…」
「すごっ！？」
移動をし始めると想定の数段上の速度で黒のカプギアに肉薄し、連撃をたたき込むと瀕死に追い込む。
スピカもその行動を間近で見ていた蒼も驚きの声が出てしまう。
黒のカプギアの拘束技でとどめを刺せず、リーチの差で攻撃が届かずに逃げられてしまう。
「むぅ…」
不満げなスピカは拘束を解くためにスマホを連打する。そうこうしているうちにカウントが０になる。
急速なステータスの低下が発生し、さらには元のステータスを下回っていく。
明滅していたコアも黒く、そして動きが鈍くなっているのを見てDiablo Azulが切りかかる。
「あ…」
「倒せ…たね…？」
とどめを刺された赫醒カプギアを見ながら声を漏らすスピカ。
それに驚きつつ、Diablo Azulを安全な場所まで移動させる蒼。
黒のカプギアの位置を確認し、移動し始めると紫のカプギアが立ちはだかった。
「おお、良い奇襲」
スピアを巧みに使いDiablo Azulの防御を崩すと頭部パーツめがけて一閃する紫のカプギア。
すんでの所でスピアを避け、レッグの高速移動でカウンターを決める。
すでにダメージを負っていたのか紫のカプギアも倒れ、戦いは終盤に。
「あとは…あの子たちかな」
蒼の目の先には遠距離攻撃が主体の黒のカプギアと拳を振り回す赤のカプギア。
黒のカプギアは拘束技を使って赤のカプギアに狙いを定め、溜め攻撃を仕掛ける。
Diablo Azulの接近に気が付いた黒のカプギアは狙いをDiablo Azulに変えるが。
「そこだぁ！」
溜め攻撃が入るより前に黒のカプギアを断ち、赤のカプギアと対峙する。
打たれ、防ぎ、レーザーソードを横なぎ、バックステップ、シールドアタック…。
舞踏のような戦いが繰り広げられ、決着がつくと同時に観客の拍手が巻き起こる。
「っっしゃぁ！」
最後に立っていたのはDiablo Azul、ファイナルアタックは奇しくも拳であった。
参加者も観客も多いバトルルール、サバイバルバトルで注目を集める戦闘があった。
この遊び場でかなりの勝率を誇るギアマスターが居ると話題になっている。
渦中のギアマスター、エクリプス。スピカ・フォーツは冷静な表情で愛機、トライアルγを操作する。
「サバイバル…なのに…」
評判があるということは狙われやすいことを意味している。
トライアルγを含めると残っているカプギアは３機。しかし２機が狙っているのはトライアルγだ。
ふぅ、と息を吐きスピカはトライアルγのボディ、FX2B-D/sq Mk2で攻性デコイを生成する。
「これで、おしまい…」
飛行形態の状態で、高空でＬアーム、ライラプス・CWC2Lをチャージをする。
高威力には時間がかかるが、相手のカプギア達は攻性デコイでチャージを阻止できない。
そうこうしているうちにチャージが完了し、トライアルγの波動砲が射出される。
「ダメ押し…」
ほとんど決着がついているが、全滅した攻性デコイを再度生成。
攻撃は最大の防御、と言うスピカの戦闘スタイルの体現は人々を魅了する。
「…ありがと」
勝利したスピカは参加者たちと健闘を讃え合い、次のサバイバルバトルに呼ばれる。
そういえば、と取り出した不穏なテキストのレアパーツ取り出すスピカ。
大半のメンバーが入れ替わり、ギアマスターがフィールドに着く。
「このパーツ、試してみたい…」
スピカのカプギアはノーマルギアにレアパーツ、試作型赫醒コア”Q”つけただけのカプギアだ。
赤い球体を中心にフレームが付いたボディから各部へのエネルギーパイプが伸びている。
禍々しく赤化したカプギアに不吉さを覚えたのか、他のカプギアはあまり近付いてこない。
「えい」
しかし、攻撃して来るカプギアには冷静に対処するスピカ。
ボディの攻撃力頼りのダメージなのでそこまでのダメージは出ないが、そこはテクニックでカバー。
連撃を入れると防御が脆かったのかダウンしてしまう。とどめを…と動こうとすると。
「あれ…」
見覚えのある、ただ少し記憶より少しスリムになったカプギアが剣と盾を振るう。
ダウンしたカプギアはそのカプギアにとどめを刺され退場となった。
「漁夫っちゃったけど、そういうルールだもんね」
剣と盾を振るうカプギアのギアマスターAOIこと仙藤 蒼は少し心が痛むがルールだと納得する。
スピカとは何度も居合わせたが、蒼は赫醒カプギアがスピカだとは気づいていない。
強化パーツを積んだ蒼の愛機、Diablo Azulが盾を構えながら赫醒カプギアに対峙する。
「いま…」
スピカがスマホをタップすると赫醒カプギアのコアが激しく明滅する。
空気が震えるようなエフェクトと共に爆発的なステータスの上昇と30秒のカウントダウンが始まった。
赫醒カプギアとDiablo Azulの間に入ってきた黄色のカプギアを一撃の内に屠る。
「わお…」
赫醒カプギアのアタック上昇に呆気に取られるも遠距離攻撃を受ける。
しかし、その攻撃もHPゲージがほぼ減らず、ディフェンス上昇の恩恵を実感する。
そして、目の前のDiablo Azulより、遠距離攻撃をしてきた黒のカプギアに狙いを定めると。
「はやい…」
「すごっ！？」
移動をし始めると想定の数段上の速度で黒のカプギアに肉薄し、連撃をたたき込むと瀕死に追い込む。
スピカもその行動を間近で見ていた蒼も驚きの声が出てしまう。
黒のカプギアの拘束技でとどめを刺せず、リーチの差で攻撃が届かずに逃げられてしまう。
「むぅ…」
不満げなスピカは拘束を解くためにスマホを連打する。そうこうしているうちにカウントが０になる。
急速なステータスの低下が発生し、さらには元のステータスを下回っていく。
明滅していたコアも黒く、そして動きが鈍くなっているのを見てDiablo Azulが切りかかる。
「あ…」
「倒せ…たね…？」
とどめを刺された赫醒カプギアを見ながら声を漏らすスピカ。
それに驚きつつ、Diablo Azulを安全な場所まで移動させる蒼。
黒のカプギアの位置を確認し、移動し始めると紫のカプギアが立ちはだかった。
「おお、良い奇襲」
スピアを巧みに使いDiablo Azulの防御を崩すと頭部パーツめがけて一閃する紫のカプギア。
すんでの所でスピアを避け、レッグの高速移動でカウンターを決める。
すでにダメージを負っていたのか紫のカプギアも倒れ、戦いは終盤に。
「あとは…あの子たちかな」
蒼の目の先には遠距離攻撃が主体の黒のカプギアと拳を振り回す赤のカプギア。
黒のカプギアは拘束技を使って赤のカプギアに狙いを定め、溜め攻撃を仕掛ける。
Diablo Azulの接近に気が付いた黒のカプギアは狙いをDiablo Azulに変えるが。
「そこだぁ！」
溜め攻撃が入るより前に黒のカプギアを断ち、赤のカプギアと対峙する。
打たれ、防ぎ、レーザーソードを横なぎ、バックステップ、シールドアタック…。
舞踏のような戦いが繰り広げられ、決着がつくと同時に観客の拍手が巻き起こる。
「っっしゃぁ！」
最後に立っていたのはDiablo Azul、ファイナルアタックは奇しくも拳であった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2023年04月10日
- 参加申し込みの期限
-
- 2023年04月17日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2023年04月17日 11時00分
