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\ オーバータイム!/
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【星幽塔】第四階層 水面に映るのは
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ほしびとの
ティオレ・ユリウェイス
は、遺跡での探索を終え、一息つこうと外へ出ました。
第四階層の光の樹の森と影の樹の森の境目あたりにある遺跡は、危険ではないはずで一人で赴いたのですが、隠し扉の中には罠などもあり結構苦戦しました。
「ふう、すっかり汗をかいちまった」
すぐ近くに泉があるのを見つけ、水浴びをして汗を流そうと向かいました。
「お、美味そうだ」
途中で生っている『二色木苺』を適当につまみ食いします。
「美味い。酒が進みそうだな」
緊張がほぐれ、力が湧いてくるような感じがしました。
泉に着くと、ティオレはあたりに危険がないのを見極めます。
それから汗や埃で汚れた服を脱いで一糸まとわぬ姿となり、泉に身体を浸しました
「気持ちいいな」
最初は冷たかった清らかな水の感触がだんだんと肌に馴染み、心身ともに浄化される感覚を楽しんでいましたが。
「ん?」
ふと、水面に映る自分の姿が目に入り、思わず二度見しました。
映っていたのは、全身濡れそぼった20代に見える美しい裸身の自分……ではなく。
──それは、自分の形をした邪悪そのものでした。
「なんだい、これは?!」
敵が現れたのかと、思わず声を上げて身を固くしましたが。
「これは……私?」
ティオレは、不老不死の呪いを受けて数百年を生き、その間様々なこと──当然、邪悪なものも散々見てきました。
そんな彼女自身ですら怖気を振るうほどの完全な邪悪。
それだけでも恐ろしいのに、あろうことかその顔は紛れもないティオレ自身なのでした。
泉に映るその姿は刻一刻と動きを変えていきます。
ありとあらゆる悪徳にふける自分がそこにいました──ある時は貪婪なまでに見苦しく性を貪り、ある時は破壊を欲しいままにし、血を浴びながら舌なめずりして、虫けらのように命をもてあそびすりつぶす──。
「そんな……こんなの私じゃない!」
悪のもたらす快楽に溺れる自分の姿に愕然とするティオレ。
否定し、目を背けたいのに。
しかしティオレはそんな自分の姿から目を離すことができませんでした。
同時にそんな自分に魅入られていることに、ティオレは気づきました。
どれぐらいそうしていたのか……
気が付いたら、一糸まとわぬ姿のまま泉で佇んでいました。
泉に映るのは呆然とした顔の普段の自分。
肌を濡らす水が、異常に冷たく、ティオレは身震いしたのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2022年09月03日
参加申し込みの期限
2022年09月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2022年09月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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