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流しそうめん♪ そして流し追試?
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☆まずは準備
「羽生ちゃん、お願いがあるの」
3年の
羽生 碧南
は、
富士山 権蔵
……フジコ先生にそう声をかけられた。
「えっ? 何ですか?」
「流しそうめんパーティーを手伝って欲しいのよ」
科も違うし、部活の顧問でもないのに?
「……何で私なんですか?」
その疑問に、フジコ先生はウィンクと共に答えた。
「その高身長を、そうめん流しに生かして欲しいのよ♪」
「ええ……?」
(なんでこうなるの?)
何だか釈然としない。
「わかりました」
が、文句は言わずに自分の仕事はキッチリとやる。それが碧南の流儀である。
「そうくれると思ってたわ! 後輩ちゃんたちも連れて来て頂戴」
無茶振りに笑顔で答え、碧南は思う。
(それに……今積ゲー中の乙女ゲームのイケメンたちにしかめっ面を見せたくないじゃない!)
というわけで、バスケ部の後輩のうち、自分を慕ってくれている2年生の浅見 柚乃と、碧南をライバル視している1年の霧生 愛の二人に手伝いを頼んだ。
家庭科室に集まり、1年の愛がそうめんをゆでる係で、柚乃が薬味などトッピングの用意をしたりしている。
「……こんなにたくさんゆでるんですか?」
大量のそうめんに驚く愛に、碧南もさすがに驚きつつ答える。
「まあ、たくさん食べる人もいるからね……でも伸びちゃうから一度にゆでなくてもいいって」
1年の
梓 智依子
もトッピングの用意に取り掛かる。
定番のネギやみょうがを刻んだものや、鳥のささ身やチャーシュー、甘辛く煮た牛肉などの肉類。
刻んだトマトやオクラ、それから玉子焼きを切り刻んだものや、ゆで卵をスライスしたもの、それからゆずやカボス、レモンなども用意したり、その他様々な具やトッピングを用意している。
「すごい……家庭科同好会なの?」
バッジは1年生だが、ファッションモデルのような風格を漂わせる智依子に、碧南は驚いて訊ねた。
「そういうわけじゃないけど、料理は得意な方なんです。ちょうどこの前の日曜日ににゅうめんを作ったばかりで」
「にゅうめんって、温かいそうめんよね?」
「ええ、出汁は淡口で、そこに寝子島漁港近くの魚屋さんで買ってきた白身魚を入れて、刻んだ柚子の皮をアクセントに入れて。結構おいしくできました」
智依子は14歳で子供を出産し、祖父母の家に身を寄せた。
その時祖母からいろいろと料理を教わった。
(子育ての傍らで料理を作るのはなかなかしんどかったけど、料理を作るのは意外に私に向いているのかもしれない)
「こんなものでいいかしらね? あ、先生」
そんなことを思いながら、サバ缶や焼き鳥缶なども開けたりしているとフジコ先生がやってきた。
「あら、なかなか豪華ねえ。こっちはどきどきコースでお願い」
フジコ先生が、何やら怪しげなな食べ物を持ってきて、そちらの用意もしたり……と結構忙しい。
「……え? これを流すの……?」
どきどきコースへ行くのはやめておこう、と思う智依子だった。
「さあ、流しそうめんパーティスタートよ!」
碧南と、柚乃、愛は流す係として配置についた。
「そうめん流すのって地味に疲れるんだよね」
「結構難しいですね」
「そう、一見楽そうに見えるけど、意外に流すタイミングとか、流すそうめんの量とかを考えないと途中で詰まったりするし」
「おつかれさま~」
やがて交代になった碧南が後輩たちのほうを見ると、後輩二人も交代になった様子だ。
「おつかれさま。それじゃ流しそうめん食べようか」
「「いただきまーす」」
流しそうめんを取ろうとした柚乃と愛の腕がぶつかる。
「ちょっと、先輩が先でしょ?」
「部活でもないのに先輩を立てる理由なんてないです。むしろ後輩に譲るのが先輩の優しさじゃないですか?」
例によって二人が火花を散らしだす。
「火花を散らすのはコートの上だけにしようね?」
と碧南はキャプテンらしくにらみを利かせる。
「……はい」
「はーい」
どうにかバトルは食い止められたようだ。
智依子も自分の仕事を片付けて、他のお手伝いの生徒から声をかけられた。
「お疲れさま、交代よ」
「それじゃよろしくお願いします。少しお腹が空いてきたわ」
軽く食事をしようとわくわくコースへ向かう。
そこへ年下の同級生──智依子を慕う子たちがやってきた。
「一緒に食べませんか?」
「そうね、いただきましょう」
智依子は彼女たちとワイワイしながら流しそうめんを楽しんだのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年08月03日
参加申し込みの期限
2021年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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