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寝子島、花と緑の博覧会『フローラル&グリーン』
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〇観覧車と百合迷宮
寝子高3年の
綾辻 綾花
は、楽しそうなイベントがあると聞いてシーサイドタウンへ向かった。
(私も行ってみましょう。いろんなイベントがあるみたいだけど、まずは……)
「あれ、綾辻さん」
幸運なことに、その途中で
早川 珪
先生に出会った。
ドキドキしながら綾花は誘ってみる。
「珪先生も花と緑の博覧会に行くんですか。一緒に巡りませんか?」
「……ああ、楽しそうなイベントだと気になっていたんだ。それじゃ一緒に行こうか」
「珪先生って花と一緒だと絵になりますよね」
「……そう? 綾辻さんのほうが似合うと思うけど」
やっぱりカッコいいです、と綾花は思う。
「観覧車から見て行先を決めようかなと思ってたんです」
「いい考えだね」
珪も賛同し、二人は観覧車に乗り込んだ。
「すごいですね……」
ゴンドラが昇るにつれ、眼下に花に彩られたカラフルな寝子島が広がっていく。
「見事だね」
「島全体だから圧巻ですね」
感嘆の声を上げていた綾花だが、地上に近づいてくると奇妙な状況に気づいた。
「珪先生、あれ……」
遠くからでも猫が集まってるのはしっかり見えた。
「どうしたんだろうね」
「あれは百合迷宮ですね」
パンフレットと見比べて頷いた綾花だが、ふと心配になる。、
「百合ってにゃんこにとっては毒ですよね……珪先生、行き先百合迷宮にしませんか?」
「ああ、いいよ。ここから近いしちょうどいいね」
「このままにゃんこが集まってきたら大変です。一緒ににゃんこ救出しましょう」
綾花は、鞄を探り煮干しが入っているのを確認した。
「煮干し?」
「ええ、いつにゃんこに会ってもいいように常備しているんです。これでにゃんこを誘導も出来そうです」
「折角の開催だし『フローラル&グリーン』に参加してみよう!」
佐藤 英二
は、シーサイドタウンへやってきた。
「あれ? ヤッホー、英二くん!」
声をかけてきたのは
野々 ののこ
だった。
「野々さんも『フローラル&グリーン』に?」
「うん、面白そうだし。ルームメイトの海ちゃんもデートに出掛けていったし、私も行ってみようかなって」
「そうなんだ……よかったら、一緒に回ろうよ」
近くには百合迷宮への案内表示があった。
「百合の花が満載の迷路、面白そうだね」
「いいね! 行ってみよう!」
「そうだね、チャレンジしてみよう」
答えた時にはののこは駆け出している。
「待ってよ、スマホで画像を撮ったりしながらゆっくりと踏破しよ……あれ?」
英二は、何処からかネコがやって来たのに気づいた。
「確か百合ってネコには猛毒だったハズだし、捕まえて迷路の外に連れて行ってあげないと」
「ほえー、そうなの? それじゃ急いで捕まえないと!」
当初の予定と違ってスピード攻略に挑むことになってしまった。
「まぁ、これはこれで楽しいし、ネコも無事だったら尚更、結果オーライだよね」
そう言いながら英二は猫を捕まえ、外に出すのだった。
「あれ? 綾花ちゃん!」
ののこは綾花と早川先生の姿を見かけ手を振った。
「もう中に入っているにゃんこもいるかもしれません。助けないと」
観覧車を下りた綾花は、珪先生と急いで迷宮へやってきた。
そこで手を振るののこに気づく。
「ののこちゃん? もしかしてにゃんこを助けに?」
綾花とののこは、猫好きサークル『ねこみゅ』の仲間なのだ。
「うん、猫には百合が猛毒だって英二くんに聞いてびっくりしちゃった」
「それじゃ、ののこちゃんもこれを使ってください」
そう言ってののこと珪先生、英二にも煮干しを渡す。
「この香りでにゃんこを誘導したり抱えたりしましょう」
「わかった!」
綾花が煮干しをにゃんこに近づけると、猫は鼻をヒクヒクさせてついてきた。
それぞれ手分けして猫を誘導する。
後ろを付いてくる何匹ものにゃんこに、大変な時だが綾花は笑顔になってしまう。
「可愛くてほっこりしますね」
なんとかにゃんこを無事出口まで誘導することができた。
不思議なことに、迷宮から出ると猫たちはもう百合の香りに興味を示さなくなった。
「よかったです。言うことを聞いてくれたお礼に煮干しを沢山あげましょうね」
綾花の様子を見て、珪先生が微笑む。
「良かったね」
「ありがとうございました、珪先生! それにののこちゃんと英二くんも」
「いや、こちらこそ助かったよ。野々さんと二人だけじゃちょっと大変だったと思うし」
二組は、猫を助けられたことに満足しつつ手を振って別れた。
「さて、次は同じシーサイドタウン内にある花の観覧車に乗ろうかな?」
「いいね!」
英二の言葉にののこは目を輝かす。
「さっきの迷路攻略で体力を使ったし、花が満載の風景を眺めて、のんびりとした時間を過ごせたら良いね」
「グッドアイディア! 行こう!」
言うなりののこは駆け出しているのだった。
「ま、待ってよ野々さん」
英二は慌てて後を追う。
観覧車に乗り、景色を見下ろすののこはご機嫌だ。
「観覧車っていいね! なんか懐かしい」
「懐かしい?」
「なんでだろ? 上からこうやって下を見下ろすのが楽しくて。しかも動くんだから最高だよね~」
英二は思う。
(それってもしかして……)
らっかみとして落ちてくる前の記憶なのか。
口に出せないまま、雲の上から下を眺めているののこの姿を想像する英二だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
36人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月09日
参加申し込みの期限
2021年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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