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魚神様はお祭り大好き!
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◆第一章「猫も怖がる魚神様?」
星ヶ丘マリーナに魚神様が現れた頃、
神野 美野梨
は猫鳴館で日課である猫の観察をしていた。
しかし今日はどこかから逃げ出してくる猫が多く見かけられたため、美野梨は精神を集中させて猫の鳴き真似で声をかけ、猫達に話を聞いてみることに。
複数の猫達が美野梨に振り向き、彼女に近づく。美野梨は丁寧な自己紹介の後に猫達に問いかけてみると、猫達はにゃあにゃあと美野梨に色々と訴え、何があったのかを説明してくれた。
『魚神様が起きちゃったの!』
「魚神様?」
『おっきいおさかなサマ! おまつりが大好きなの!』
「巨大なヌシというのはよく聞くけど、喋るの?」
『のほほーんってしてるのー。でもでも、まだおまつりの日じゃないの……』
しょんぼりした様子の猫達に、何かあるのかと考えた彼女は更に話を聞いてみることに。
島をお守りしてくれている魚神様のためにお祭りを猫達が定期的に開いているのだが、それは魚神様が起きている夜にしか行われないもの。
しかし今日、星が丘マリーナのお祭りによって「お祭りが始まった!」と勘違いした魚神様が起きた。これについては猫達も予想外の出来事で、直近で考えていたお祭りの予定を改めなければ、定期的な供給がなくなり魚神様の力が不安定になるらしい。
「魚神様かぁ……せっかくだし、見に行ってみようかな?」
『みのり、おまつりいくの?』
『魚神様が元気かも見に行ってほしいのー』
「うん、いいよ。後でまた教えるね」
猫達との会話を終えた美野梨は急いで星ヶ丘マリーナへと向かう。猫達の話が本当なら、早めに祭りを見に行ったほうが良いと判断したからだ。
お祭りは盛況になっているという様子ではなく、むしろ魚神様の登場で狼狽えている人達ばかりだ。
鷺来 瑞毅も魚神様の相手をしつつどうしたものかと頭を抱えている。そんな彼の様子に美野梨は声をかけ、今後のことを一緒に考えた。
「あの、大丈夫です?」
「ん、ああ……。迷子になった矢先に実習で使えそうな事象に出会えたけど、骨が折れるっつーか……」
「実習にいらしたんですか? ……ここで良かったけど、山で迷ったら心配ね……」
「え、山?」
「あ、いえ。なんでも」
実際山はかなり危険なので、そこで迷われたら一大事だと口にした美野梨。彼が迷わないように心の中でお祈りしておいた。
そして美野梨は祭りを盛り上げたいという瑞毅の言葉に、ゆるキャラのサンマさんやマンボウくんについて説明し、彼らにも協力を得たらどうだろうかという提案を上げた。いいアイデアだと瑞毅が町役場に連絡を入れてみると……。
「……え? もうこっちに来ている……?」
瑞毅の言葉に、美野梨は首を傾げた。それと同時に大人数が彼女達に近づく気配を感じ、振り向いてみたところ…町役場の人々が、魚神様の元へと近づいてきていた。
「ええと、あなた達は……」
三折部 朝衣
が瑞毅と美野梨に声をかける。双方が丁寧な自己紹介の後、お祭りを盛り上げる方法について考えていたと朝衣に説明すると、残りの手配などを朝衣が手掛けてくれることとなった。
どうやら町長の
中沢 リッカルド
が魚神様について調べており、祭りの盛り上がりによっては魚神様が島に恩恵をもたらしてくれるとのこと。
なので、
早急に祭りを盛り上げること!
という指示が朝衣に与えられていた。
指示されたとはいえ、どのような祭りなら魚神様が満足するのかはわからない。そこで朝衣は魚神様に丁寧な挨拶をした後、お祭りについて聞いてみることに。
『ふーむ。ワシは皆がお祭りしてくれるのであれば、なんでも良いぞぅ。お魚食べても良し、じゃ』
「では、着ぐるみによるショーも大丈夫ですか?」
『きぐるみ?』
どんなものなのか予想がつかない様子の魚神様に、朝衣は丁寧な説明を付け加える。しかし言葉だけでは首を傾げている様子だったので、こっそりと瑞毅と美野梨が朝衣に提案する。
「あの、三折部さん。着ぐるみって今どこかにあります?」
「私達がそれを着て実演するの、有りだと思います!」
「なるほど。じゃあ、向こうのスタッフに声をかけてすぐに準備してもらえる?」
朝衣の指示を仰いだ瑞毅と美野梨はすぐさまスタッフに声をかけ、サイズの合う着ぐるみを着て魚神様の前へ。
とても愛くるしい姿が気に入ったのか、反応は良好。むしろこの着ぐるみ達がお祭り会場にいることが条件とまで言い出した。
「ええ、もちろんです。魚神様に喜んでもらえるように、いくつか手配をしておきますね」
『うむうむ。ウオガミ楽しみだぞぃ!』
喜びでヒレを上下に動かす魚神様に、微笑みを残す朝衣。そうと決まればと、彼女は瑞毅と美野梨を連れて他のスタッフと共に内容を考える。
パレード、ショー、スタンプラリーの開催はもちろんのことなのだが、露店の少なさが気になった朝衣と美野梨。2人の持てる限りの人脈を使い、島中の商店・漁港に連絡を入れて協力を仰ぐこととなった。
そんな事が起きている間の、星が丘マリーナ前の大通り。
楡宮 遠海
は春の魚祭りが行われている事を知り、お魚がたくさん食べられる情景を思い浮かべて思わずじゅるりとよだれを垂らしてお祭り会場を目指していた。
「焼きたての焼き魚……捕れたてぴっちぴちのお魚の刺し身……そして極めつけは、塩だけで食べる揚げたて天ぷら……!!」
大人びた容姿からは想像も出来ないのだが、彼女は予想の付かないレベルの食欲魔人。美味しいお魚を食べられるお祭りならば、参加しない理由はどこにもない。
普段なら地図を見て迷子になるところも、人の流れもあるから迷子になったりはしないだろう! と意気込んでいた遠海。星ヶ丘マリーナへと足を運び、そして……。
「……ま、迷子になってしまった……!」
彼女は、規格外の方向音痴でもあった。
人の流れを目印に歩いていた遠海にとって、会場内というのはまさに目印のない大迷路そのもの。会場内が良い匂いで埋められているのもあって、余計に意識がぐるぐると混濁してしまう。
「ど、何処に向かえば……」
遠海がオロオロしていると、祭りのスタッフが声をかけてきた。何かを言っているようだが、遠海にとっては迷子の案内をしてもらえる! と喜ぶところ。すぐさまスタッフの後ろを歩く。
しかしスタッフは迷子の案内どころか、通信機で何かを伝えながら本部に遠海を連れて行ってしまった。なぜ? と首をかしげていると、スタッフが声をかける。
「その着ぐるみがキミの着ぐるみだ。サイズを確認したら、打ち合わせの方へ」
スタッフが指差した先には、少し大きめの鯛の着ぐるみ。どうやら着ぐるみを着る担当者がいつになっても現れず、特徴しか聞いていなかったスタッフが遠海を連れてきた……というのが事の真相のようだ。
忙しさのあまりにスタッフはすぐに彼女から離れてしまい、断ることが難しくなり……遠海はなし崩しにお祭りスタッフとして参加することになってしまう……。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年03月17日
参加申し込みの期限
2021年03月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年03月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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