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\ オーバータイム!/
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忘却の雑貨店と消えない魔法
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★ゆめまぼろしの邂逅
「――いらっしゃいませ」
ベルの音に、エプロンを身に着けた、若い男の声が柔らかく重なる。
にこり、と微笑んだ地味な印象の彼は、どうやら、店員であるらしい。
「えっと、こんにちは……?」
挨拶の語尾に疑問符が付いてしまったのは、その途中、店内の不可思議が目に映ったから。
(内装も、見た事が……)
ああ、やっぱり、知っている。
「……何か、素敵なものが見つかったらいいな」
呟いて、先ずは周囲を見回そうと
恵御納 夏朝
は首を横に向け、
「……! ……夏夜ちゃん!?」
そこに立っていた、自分と瓜二つの少女――夏夜の姿に、声を跳ねさせた。
「やぁ……夏朝」
ふっと、夏夜が目元を和らげる。
その何気ない反応が、夏朝の心を、ふわふわと膨らませた。
「夏夜ちゃん……夏夜ちゃんだ!」
「うん、僕だよ。……驚いた?」
「すっごく!」
「実は僕も。だけど、こういう驚きは、嫌じゃないかな」
「僕も、こんな嬉しい驚きなら、いつでも、何度でも歓迎だよ」
言い合って、くすくすと小さく笑い合う。
「気付いたら分離してたんだ。一時的なものだとは思うけど、ここは不思議な気配がするから、その恩恵かも」
「そっか……。ずっとこのままいられないのは残念だけど……一緒に過ごせる時間、楽しもうね!」
夏朝の言葉に、「勿論」と夏夜は頷いた。
と、その時だ。
「……あれ? 夏朝! それに、夏夜も!」
明るい声が、店内に響いた。そして、
「……初、店の中で大声を出すのは……」
と、対照的に落ち着いた声が、最初の声を追う。
2つの声が誰のものかを認識すると同時、魔法のように、夏朝と夏夜の目に、彼らの姿が明確に映った。
大きく手を振りながらこちらへと歩み寄ってくるのは、
犬杜 初
。
彼女の後ろに続くのは、
犬杜 一閃
だ。
「初ちゃん! 一閃さん!」
「やぁ。……2人とも、久しぶりだね」
「ね、夏夜、久しぶり! また会えてめちゃくちゃ嬉しい! ……ヤバい、超テンション上がる!」
「初、落ち着け。商品を落としたりしたら……」
「ええー! お兄ちゃんだって、2人に会えて嬉しいでしょ?」
「それは……。……勿論、嬉しい、が……」
「一閃さん……もしかして、照れてる?」
夏夜の指摘を受けて、一閃の大きな掌が、彼の口元を隠すように覆う。
その反応に、女子3人組は顔を見合わせ、それぞれに笑みを零した。
「嬉しいのは、僕もだよ。ねえ、3人とも……一緒にこの店、見て回らない?」
夏朝の提案に、「もっちろん!」と初が元気いっぱいに応じる。
「僕も、夏朝に賛成だよ。喜んで」
と、夏夜も楽しげな声で宣言し、最後に一閃も、
「……恵御納達さえよければ」
と、まだ少し照れの色をその顔に残したままで、ぽそりと言った。
夏朝の胸に、温もりがふうわりと降り積もる。
――さあ、楽しい買い物の時間の始まりだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月09日
参加申し込みの期限
2020年09月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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