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1兆匹のゾンビVSオール寝子島住人
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【寝子島・オブ・ザ・デッド】
「ひええええ!?」
ずどどど、どごごごごん。築40年のそこそこ年季が入ったアパートがあっけなく倒壊する音を背中に聞きながら、
落合 まゆら
は泡を食って逃げ出しました。
「ゾゾゾゾゾ、ゾンビ~~~!?」
右を向いてもゾンビ、左を向いてもゾンビ。なんなら上を向いてもゾンビが落っこちてくる、なんともエキセントリックな空模様であります。
なにしろこれが、先ほど聞こえたテオの言葉によりますと、その総数は一兆匹! だそうでして。まゆらが暮らしたアパートをあっという間に圧壊させたのもまた、数え切れないほどに群がるゾンビたちなのでした。
「1兆匹って。1兆円ならこちらから突撃したいけど、1兆匹のゾンビなんてノーサンキュー!」
古今東西、ゾンビに関する参考資料(主にZ級ムービー)を紐解くならば、ひと言にゾンビといってもいろいろです。声優を目指すまゆらにも、いくらか知識はありました。
歩くヤツ。走るヤツ。吐しゃ物みたいのをオエッと吐いてくるヤツ。犬のゾンビなんてのも世の中にゃあおりまして……そこへいくと今回の神魂なんちゃらが引き起こした現象においては、クラシックな歩くヤツが主流なようです。あおお、うおおとうめきながらのったらのったら迫ってくるくらいなので、逃げようと思えばなんとか逃げられました。
見回す限りぐるりっと、無数のゾンビに囲まれていなければですけれど。
「ちょっ、これ詰んでない!?」
早朝の襲撃に、着の身着のまま飛び出してきたパジャマ姿のまゆらが武器のひとつも持っているわけもなく、特段武闘派というわけでもなく、いくら走らないゾンビだからって徒手空拳で立ち向かうのは無謀に過ぎました。てゆーか一匹二匹やっつけたところで、こりゃもーどーにもなりゃしませんて!
開けた十字路にも関わらず四方八方をゾンビに囲まれて、まゆら絶体絶命!
「間一髪、ってところかな?」
「へっ?」
ずばばばばん! 嵐のように振るわれた刃が、まゆらへ迫るゾンビーズをダイコンよろしく輪切りに斬って捨てました。
「大丈夫かい? いやぁ、すごい数だよねぇ」
ぱしゅぱしゅと軽快な二丁拳銃でゾンビを撃ち抜いていくのは、寝子高教師
ウォルター・ブラックウッド
先生! そしてマチェットを両手に携えばっさばっさとゾンビの波を切り開き道を作っているのは、
サキリ・デイジーカッター
でありました。
「落合、これを!」
「は、はいっ?」
ウォルター先生から投げ渡されたのは、鍵でした。どうやらなにか、乗り物のキーであるようですけれど。
「警察署が見えるね? そこが対ゾンビ指令所になっているんだ。その鍵を持って、警察署の屋上に行ってごらん。すごい武器があるよぉ」
どうにもバトル向けなイメージとは縁遠いまゆらです。この場にあってなにかできることなどあるものだろうか、と思いましたけれど……ウォルター先生がそう言うからには、よほどにすんごい武器なのでしょう。
「わ、分かりました!」
「援護するよ」
サキリがろっこんをフル稼働して高速転移を繰り返し、あっちをずばん! こっちをばしゅん! とゾンビを斬り飛ばしている隙に、まゆらは警察署へ駆け込みます。
全力で階段をダッシュして屋上へ飛び出すと、
「すごい武器って……へ、ヘリコプター!?」
どどん! まゆらが目にしたものは、ごりごりにイカツイ戦闘ヘリでした。実にニャパッチでエアーフォックスでブラックキャット・ダウンなカンジのヤツです。
無論のこと、操縦方法なんて知りません。触ったこともありません。
けれどそこはいつもの不思議現象ですもので、躊躇いなく乗り込み操縦桿を握った瞬間、
「うそっ、弾数も燃料も無限!? 最高じゃなーい!」
すぐさま飛び立ち、マシンガンずばばばば! ミサイルもしゅどどどどどん!
大爆発が起こり、手も足も頭も千々と散ってふっとぶゾンビたち。過度にグロいのはNGですけれど、ゾンビもののお約束、様式美としてそのへんはご容赦いただきたいところ。
「あはは、面白いようにゾンビが吹っ飛んでく! よーし、もっともっと吹っ飛ばすわよー!」
すっかりノッてきたまゆら。
ちゅどどどばばばと撃ちまくるヘリがゾンビもろとも周囲のなにもかもを消し飛ばしたところで、サキリとウォルター先生はようやく足を止めました。
「ところで先生、ひとつ提案があります。ほかの指令所にも連絡を取ってもらいたいんですが」
「なんだい?」
このままでは一兆匹のゾンビに押し切られ、あえなく全滅でしょう。起死回生の一手を撃つため、彼らは動き出しました。
八神 修
は腕組み。思案します。
「なんてことだ。それでは、シーサイドタウン指令所は既に陥落したと」
「そ、そうなんです……」
息も絶え絶えといった様子の
島岡 雪乃
先生は、立てこもった寝子島シーサイドアウトレットから命からがら、どうにか逃げ出してきたのだと語りました。おかしいな、ショッピングモールはゾンビものにおける最後のサンクチュアリであったはずですけれど……どうやら映画のように事は運ばないようです。
「ということは、いずれここも飲みこまれる。すぐに手を打たねば」
ヨットがぷかぷか波間に浮かぶイソラ・ガレッジャンテは一見おだやか、けれどそれは入り口付近に築いたバリケードを、
吉田 熊吉
先生が頑張って死守しているからです。彼の踏ん張りが無ければ、この小じゃれた海辺のレストランもあっという間にゾンビで埋め尽くされていたことでしょう。
とはいえそれも、ずっとは持ちそうにありません。
「それじゃ、私はガソリンを探してきますね」
がしゃがしゃ、ずしり。フル装備の
吉住 志桜里
は意気軒高に言ってのけました。両手に携えたセミオート・ショットガンにロケットランチャー、腰には長大な日本刀を挿しブーツには仕込み刃まで内蔵。その雄姿はニャンボーかネコマンドーか、修も頼もしげにうなずきます。
「なるほど、面による制圧力を重視したか」
「ええ、止まらず押し込んで突破するつもりです」
「分かった。気を付けてくれ」
熊吉先生の放つマシンガンの射線を脇に抜け、志桜里はランチャーをぶっ放してまずはゾンビを吹き飛ばし、ショットガンの乱射で道を切り開いていきました。
マリーナに並ぶヨットを動かせば、沖合へ脱出できるはず。けれどこんな時に限って、ガソリンが見つかりません。燃料がなければ船は動かず……誰かが探しに出なければならないのです。ゾンビの波へ分け入ってでも!
「ならばその役割、私が果たしてみせましょう!」
ガソリンは無くても弾数には困らないのが今回の現象のようでして、志桜里は惜しげもなくランチャーをしゅどどんっと撃ちまくり、ショットガンでゾンビの両足をふっ飛ばしては頭を蹴り上げ、並み居る群れには懐へ踏み込み日本刀を一閃!
「腐った血花も、一文字に咲かせばいくらか風流でしょう?」
一方ずんずんとゾンビ・ウェーブを切り裂いてゆく彼女の映像を、修はスマホで確認します。カメラ搭載のドローンが上空を旋回し、常に最新の情報を彼へと与えてくれているのです。
「さて、俺たちも動かなければ。今、旧市街指令所から連絡が入った」
「エロの出番なのですー?」
こんなシチュエーションであっても、
エロ・イーアールオー
はいつもの天真爛漫でにっこり。
まあ肩に担いでるのが巨大な神魂製ロケットランチャーなもので、その笑顔にもなにやら凄みを感じずにいられませんけれど。
「デイジーカッターの発案で、ゾンビの流入経路を断つため、寝子島連絡架橋の破壊を試みるそうだ。ちょうど俺も同じことを考えていた。俺たちも作戦に参加しよう」
「外にはゾンビがいっぱいなのですー。橋までたどりつけるのです?」
「完全に近づく必要はないさ。まあ俺に任せてくれ」
指令所の防衛を熊吉先生に任せ、ふたりもいざ、ゾンビにあふれた外へと向かいます。
「ふっふっふ。今回はテオさんが世界を切り分けてるのですー、ということは、何をしても無かったことになるのですー」
「一概にそうとも言えんとは思うが、まあ今回は問題ないだろう」
お許しも出た(?)ということで……みょんみょんみょんみょん。ろっこんによって巨大化するエロ。象ほどにも大きくなった彼女が足を振り上げ蹴とばすと、ゾンビは交通事故レベルの衝撃を受けて軒並み吹っ飛びました。
大きくなったのは彼女の身体のみならずで、
「エロの武器も~、おおきくなったのです~~~」
巨大化したロケットランチャーをずどごん! 発射音まで戦車砲並なら、威力は艦砲射撃クラス!
それを連射連射連射! コナミジンになるまで連射!!
ゾンビもろともに街をも消し飛ばしてゆくエロ。
「お~。ビルまで吹っ飛んだのです」
「いいぞ、思いっきりやってくれ。さてこちらも……」
でっかいエロの後ろから悠々と、修はスマホをスワイプ。
彼の操るドローンがぎゅいーんっと群れの真上へ舞い上がり、ぺもっとタップひとつで、焼夷弾投下! ちゅどどどばばばばばん!!
「ああ。ゾンビってのは、良く燃える」
星ヶ丘はまたたく間に炎に包まれましたけれど仕方のないことです、ええ仕方ありませんとも!
「よし、このまま進むぞ!」
「はいなのです~」
廃墟作りに余念のないふたりは、連絡架橋破壊作戦へ合流すべくずんずんと突き進んでゆきました。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月24日
参加申し込みの期限
2020年08月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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