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犬ぞり猫ぞり、どっち乗る?
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「さぁ、どっち!?」
買い物帰りの
落合 まゆら
は現れた親子とソリ引きの犬、猫達に面食らった。いきなり現れて、どちらのソリに乗る?と迫られているのだ。
(いえ、あたし用事があるので……とは言えなくなっちゃった)
タイミング的には誘われてすぐにお断りするべきだったのだ。
「こういう時は」
まゆらはコインを取り出した。
「コイントスっ」
コインを弾いて空中で回転させ、手の甲でキャッチ。見てみると、裏面が出ていた。
「……てことで猫ゾリかな」
見るとおじさんの目に光るものが。
「また負けた……」
「また?」
その発言が気になったが、女の子に呼ばれ、猫ゾリの猫達へ歩み寄る。
「わぁ……」
猫達も可愛いが、ソリも猫サイズなのがいい。
「さ、どうぞ」
乗り込もうとした時、ソリのサイズが大きくなり始めた。
「あ」
いや違う。まゆら自身の体が縮んでいるのだ。
やがて、ソリの座席にぴったりサイズになったまゆらは女の子の手を借りてそれに乗り込む。
「よろしくお願いします」
「うん、よろしくー」
彼女はレナと名乗った。
「寝子島を回るコースとお任せコースがあるけどどうする?」
「え、じゃあ……」
せっかくの機会だ。この状態で見慣れた街を回るのも楽しいかもしれない。
「了解。じゃあ、出発するねー」
手綱を引くレナ、慣性がききそうでなのでソリの端を掴んだのだが、
「あれ?」
猫ソリはゆっくりすぎるくらいゆっくり走り出した。揺れはない。
そして気づいたら空に浮かんでいた。下手したら走った方が早いかもしれない。
「それじゃ、行くよー!」
猫ゾリは街中に降り立ち、通行人の間を通りながら進んで行く。
「わっ、ぶつかるっ、あぶなっ、あれ? ひゃっ」
時には小ジャンプ、体を捻らせたり伸ばしたりしながら人を避け、ソリは進む。
「猫視点って感じ。ねえ、これからどこへ行くの?」
「それは猫達にお任せだよ。お任せコースって言ったでしょ?」
猫にお任せらしい。塀の上だったり、フェンスの穴を抜けたりを通り過ぎながら、進んで行く。狭い道の先にあったのは、
「あ、ここって」
なんと魚屋さんだった。
猫達は全員お座り体勢でじっと魚屋を見つめる。
「獲物発見モードだね。あはは。これしばらく動かないんだよねー」
レナが困ったようにいう。
「やっぱり気まぐれなのね」
まゆらが感心したように言う。猫ソリの猫とは言え、普通の猫と変わらないらしい。
「あ、そうだ。皆休憩所行こうか? ちょっと早いけどおやつタイムしよ」
猫達が一斉にレナを見る。どうやら次の目的は休憩所とやらなのだろうか?
犬ゾリか猫ゾリか。
その選択に
八神 修
は即決めだった。猫ゾリだ。
犬ぞりの犬達とはきっとどこかで会えるだろう。
だから今回は、滅多に出会えない猫達とソリを楽しもう。修はそう決めて、猫達に挨拶をする。トラジマに牛柄、黒に白、色々な種類の猫達が不思議そうに修を見上げている。
「よろしく」
一匹づつ頭を撫で、小さなソリへと乗り込んだ。体はいつの間にか猫ソリサイズだ。
「おにーさん、出発するよー?」
「ああ、よろしく頼みます」
「行くよ! 猫達」
その掛け声で一斉にソリが引かれ始めた。
「結構スピードが出るんですね」
流れて行く景色に修は感心する。
「交代で引かせてるんだけど、この子達は他より全然早いよ! 犬ソリに負けないくらい走るから」
と、女の子が遠くに目を細める。
あ、また人がいるね」
「人?」
「誘ってみようかなぁ」
女の子はそう言って、ソリを減速させた。道を歩いていたのは、
「あおい?」
七夜 あおい
だった。
「あれ、修君?」
「お知り合い?」
猫ソリの女の子は不思議そうにする。
「ああ。あおい、猫ソリでこれから色んな所へ連れて行ってもらうんだが、一緒にどうだ? 無理にとは言わないが」
あおいは少し考えて、
「修君が一緒なら」
にっこりと笑う。
「うんうん。多い方が楽しいしね。さ、お姉さんも乗って」
乗り込んできたものの、修とあおいの距離はほぼゼロで常に肩が触れたっている状態である。
「ちょ、ちょっと狭いね。私、太っちゃったかな?」
「いや、そんなことは」
「あはは、狭いからね、このソリ。再度しゅっぱーつ」
猫ソリの行く先は猫のみぞ知る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月15日
参加申し込みの期限
2020年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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