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寝子島シーサイドアウトレット 冬のクリアランスセール!
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「やっぱり今日は人が多いわね……」
「それはそうだよ。何せセールだからね」
恋人らしく手を繋いで会話をしているのは
城山 水樹
と
ヒュー・ヒューバート
の二人だ。
二人は今日が寝子島シーサイドアウトレットのセールだと知って色々と買い物をする為にやって来たのだ。
「さて、まずはどこから行きましょうか」
「今日はあまり調子に乗って買い過ぎないようにね?」
「……善処はするわ」
何とも曖昧な水樹の返答にヒューは苦笑する。水樹は普段着をアウトレットのセールや古着屋で買う事が多いのだが、いつも調子に乗って買い過ぎて後でクローゼットの整理に苦労しているのだ。
だが、それはそれで楽しんでいる事をヒューは知っているのでそこまで強く言う事はなかった。
「それにしても本当に人が多いね」
そう言ってヒューは繋いでいる手を一層深く握る。絶対に離さないと言わんばかりに指を絡めてから、店内を歩き出した。
これほどまでに仲が良く誰から見てもラブラブなカップルぶりなのだが、実のところ二人とも内心はドキドキしっぱなしだったりする。付き合ってもう一年以上が経つのだが未だに恋人と言う間柄に慣れていないのだ。
暫く無言で歩いていると、不意に視線が交差する。背丈が近い為に二人の視線は絡み易いのだが、そうすると同時に赤くなってしまったりして。
果たして恋人という関係性にこの二人が慣れる時は来るのだろうか。
そんなこんなでまずやって来たのはキャットスターだ。
ここには冷やかしのつもりで来たのだが、人の流れの隙間に一足のブーツが見えたのを水樹の目が捉えた。
「あっ」
「どうかした?」
「うん、このブーツ良いかも」
水樹が見つけたのは値打ち物のショートブーツだ。
「へぇ、うん。水樹に良く似合うと思うよ」
自分でも似合うと思っていた水樹だが、恋人からのその言葉を聞いては即決だった。
購入したショートブーツを履いてから、再びヒューと恋人繋ぎで手を繋ぐ水樹。
「お待たせ」
「うん。じゃあ、行こうか」
そうして二人は再びアウトレットの道を歩き出す。時々ショーウィンドウの商品を見て話しをしているとその流れでヒューの冬物のコーディネイトの話になった。
「ヒューは手足長いし、結構コーディネイトし甲斐がありそうよねぇ」
「そうかな?」
「ええ。そうだ! ちょっと私にコーディネイトさせてくれない?」
「え? 別に構わないけど……」
ヒューがそう答えると同時に水樹は動き出す。ヒューを引っ張るようにしてネコスケやUNISHIROを目指し始めたのだ。
うーんと様々な服やズボンを選んではヒューに合わせては別の物を選ぶというサイクルを幾度も幾度も繰り返す水樹。
「うーん……アウターはこのネイビーのチェスターコートが良いかしら。それでその下にホワイトのロング丈のシャツ、そしてボトムはスキニーパンツにしましょうか」
真剣な表情でぶつぶつと呟いていると、ヒューではない誰かの声が水樹の耳へと届いた。あれってモデルの水樹ちゃんじゃない? とか、あの人ってもしかして彼氏? とかそういった内容だ。
勿論、その会話はヒューにも聞こえているが彼は何も聞いていないと言わんばかりに佇んでいる。それを確認した後、水着はそんな会話をしている人達へと顔を向けてにっこり微笑んだ。それはあまりにも圧のある拒絶の微笑みであった。
その微笑みを目撃した通行人達は息を飲んでそそくさと去って行く。あまりにも流れるような対処だが、水樹の恋人になってから一年以上であるヒューからすれば見慣れた光景なのだ。だからこそ、彼は何もせずにただ立っていたのだ。
「全く、邪魔しないで欲しいわ」
そう一言だけ言うと水樹は再びコーディネイトに没頭し始めた。
「これは……」
「どうかしら、ヒュー」
ヒューの目の前には黒のロリィタファッションに身を包んだ水樹が、少しだけ恥ずかしそうにしながらも立っている。
今二人がいるのはKIDDY,THE MOON LUCENT LIGHTという店で、ずっと水樹が気になっていた店だったのだ。一度は行ってみたいと思いつつも中々機会がなかったのだが、その事をヒューに話すとじゃあ、今日行ってみようという事になった。
ヒューの後押しもあって思い切って飛び込んでみた結果が、全身を黒のロリィタファッションで固めた水樹というわけだ。
普段着ている服とは方向性が全く違うとは言え、それでもここまで変わるものなのかとヒューは見とれてしまっていた。
さながら今の水樹は冬に訪れる死の精霊とも言うべき雰囲気を持っている。まるでこの世の物とは思えないような美しさを纏っていた。
そんな水樹を前にヒューが正気に戻るには今暫くの時間が必要であった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
寝子島シーサイドアウトレット 冬のクリアランスセール!のリアクションをお届けいたします。
実のところ自分はセールというものに参加した事がないので、良く言われるセールの戦場というものを実際には知らなかったりします。
凄いとは聞くんですが、一体どんな感じなのか気になりますが怖いので見学とかもいけなかったり。
一度は経験をしておくべきなんでしょうかね……。
さて、今回はここまでという事で。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月08日
参加申し込みの期限
2020年07月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年07月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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