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寝子島の風にのって、ぱーたぱた
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大きな窓は十字架のような木枠で区切られていた。個々の窓が個性的な雪を見せる。ふわりと舞い降りる大粒の雪は綿菓子を彷彿とさせる。粉砂糖に等しい雪は部屋の明かりを受けて煌めく。大小の雪が気ままに揺れてロイヤルブルーの夜に華を添えた。
窓は二月を演出する。部屋はバレンタインデーを意識した赤いリボンで彩られ、チョコレートの甘い匂いに包まれていた。
「パジャマパーティーだよ!」
野々 ののこ
が部屋の中を笑顔で走り回る。ケーキのスポンジのような色合いのパジャマを着ていた。胸には赤いリボンがあしらわれ、軽やかに弾む。心が喜びに満たされているのか。頭に被っていた帽子が落ちても気づかない。
にこやかな顔で
夢宮 瑠奈
が帽子を拾った。
「ののちゃんはいつも元気だねぇ」
「みんながいるからだよ」
引き返してきたののこに瑠奈は微笑んで帽子を被せる。
「ありがとう、瑠奈ちゃん。今日のパジャマも可愛いね!」
「これはネグリジェだよぉ。胸のリボンの白いぽんぽんが気に入ってるんだよねぇ」
ののこは目を細めて大きく頷いた。瑠奈はハートの形のチョコレートを摘まむと恥ずかしそうに笑った。
狗民 きとり
の眠そうな目が丸くなる。垂れ耳の犬を模した手作りの帽子が板状のチョコレートに齧り付いていた。
「本体さんがバリバリ食べているのだわー!」
「天使のあたしにはわかるのなの。聖なる夜に天界の力が強くなったのなの!」
側にいた
橘 明里
が興奮気味に言った。思わず、ティラミスを食べる手が止まってしまった。
「あかりん、いぬみんパワーなのだわー!」
「いぬみん、天界のミラクルパワーなの!」
明里は頭を突き出して髪飾りの羽を見せつける。
「サンタさんの力かもよ」
後ろからの声に二人は同時に振り返る。
上機嫌なののこが飛び出したアホ毛を陽気に振った。両手には竹串を持ち、突き刺した小ぶりのケーキを笑顔で一口にした。
二人は不思議そうな顔で食べ終わるのを待った。
ののこは満面の笑みで二人に顔を寄せる。
「プレゼントを配り忘れたサンタさんが雪の降る日にぱっひゅーんって戻ってきて、良い子のみんなが集まっているここに奇跡をプレゼントしてくれたんだよね!」
「きっとそうなの!」
「そうなのだわー!」
「お菓子を食べる子に悪い子はいないんだよ!」
三人は笑顔で盛り上がる。数々の洋菓子に手を出し、揃って蕩けるような笑みを浮かべた。
巫部 紫苑
は黙々と口を動かす。目の前の洋菓子を着実に減らしてゆく。
「少し熱くなってきましたね」
自身の胸元に指を引っ掛けて軽く下にずらす。薄いネグリジェの生地から胸が零れ落ちそうになった。首に巻いたリボンも少し緩める。
「これで心置きなく、洋菓子の味を楽しむことができます」
星々を身に纏ったようなチョコレートを摘まみ、艶やかな唇に押し込んだ。
横目で見ていた
白 真白
は大ぶりのチョコマカロンを掴み、自身の胸の上に確保した。
「これで一つは大丈夫ね。あとはどれがいいかな」
少し上体を前に倒す。ネグリジェの上から結ばれていたリボンが豊満な胸に引っ張られる。左側の胸は生地が極端に少ない。テープで辛うじて隠されていた。
「慌てて食べなくても無くなりませんよ」
「私のオッドアイは全てを見通しているわ」
白いツインテールが躍動する。前のめりの姿で斜め前に手を差し出す。山のように積まれた洋菓子の一部に空間が出来ていた。
「ざっと見て二十個は食べているわね」
「あら、意外と少ないですね」
軽い驚きの表情でチョコドーナツを手にした。
「燃えてきたわ」
真白は胸を弾ませてチョコレートの壁に挑む。勝気な表情は口に入れた生チョコの柔らかさで崩れ、甘やかな笑みへと変わった。
「うちはどれにするかの」
もこもこのパーカーを着た
黒兎 都
が赤い瞳で物色する。多種多様のチョコレートに目移りして、伸ばした手は不安定に揺れた。
「こ、これは……」
上ずった声で赤い箱を手に取った。膝の上に置いてうっとりとした顔で見詰める。格子状に分けられたところに小さなチョコレートが、ぎっしり詰まっていた。中央には動物を象ったチョコレートがあった。
「……白ぬこ、黒ぬこ」
精巧な作りの猫を愛でながら他のチョコレートを摘まんで食べる。口の中で転がすようにして溶かす。次はダイヤの形の物を取り出す。
「ぬこは実によい」
じわじわと湧き出る喜びで頬が微かに赤らんだ。
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グリーンシナリオ(0)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月30日
参加申し込みの期限
2019年12月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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