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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【星幽塔】第一階層 収穫祭で盛り上がろう！
☆トリック・オア・トリート！ と闖入者
「それじゃステラ、村を回ってお菓子貰おう」
「もらおうなの！」
シスター姿の アリスとステラは、元気に仮装行列に出かけました。
道の脇にはたくさんの見物人が並んでいます。
「収穫祭ー！ ですにゃ！ ミーツェもクッキー焼いてきましたにゃ！」
ふわふわもふもふ三毛猫ほしびとのミーツェ・Ｍ・フェリスは、お菓子を用意して仮装行列の見物に来ました。
（まぁるいクッキーを沢山焼いて、３枚ずつ包みましたにゃ。仮装の人に配るのですにゃ！）
「トリックオアトリート！」
アリスの掛け声を聞いたミーツェは、さっそくお菓子を渡します。
「はい、どうぞにゃ」
「ありがとう！」
お菓子をもらったアリスは笑顔でお礼を伝えました。
しかし時にはこんな人も。
「俺は悪戯のほうがいいな」
「あなたも？ それじゃあ、悪戯しちゃう！」
こちょこちょこちょ……
「うわっはっは……！ やられたー！」
くすぐってあげると、やられた人はすごく喜んでくれるようです。
「でもアリス、これじゃお菓子がもらえないなのー」
ちょっと不満そうなステラ。
露出度の高い衣装に、視線を感じまくりの桜。
（もうこうなったらヤケ）
とばかりに、声を張り上げます。
「トリック・オア・トリート！」
（ってまんまじゃない！）
ファンタジー世界だから何か違うことを言うのでは、と思ったのですが。
「魔女さん、どうぞにゃ」
ミーツェがお菓子を手渡しします。
桜は普通にお菓子をもらえたことにちょっと驚きました。
（みんな仮装してるから、こんな格好でも意外と目立たないのかしら……）
ちょっと慣れてきた気がする桜でしたが。
（あれ……リアルなモンスターの仮装ね？）
小柄なモンスターたちが途中から紛れ込んでいました。
「色んな仮装があって楽しいですにゃ……」
仮装を見逃すまいと、あちこちに目を走らせていたミーツェがその事態に気づきました。
「……って、こらー！ お菓子を奪うのはだめですにゃー！」
モンスターの子供たちが、見物人のお菓子を奪っていたのです。
モンスターの姿は仮装ではなく、本物でした。
「モンスターだ！ 仮装に紛れ込んだな！」
気づいた村人は悲鳴をあげたり、武器を取り出したり。
止められたモンスターの子たち数人は不満そうです。
中には村人の反応に明らかに怒りの色を浮かべている子もいました。
「グルル……」
子供とはいえ牙も爪も鋭いモンスターたち、暴れ出せばケガ人が出てしまうかもしれません。
「モンスターの子ども……であっても、子どもで、参加者ですにゃね」
ミーツェは素早く判断を下しました。
「ちょっと待っててくださいにゃ！」
言うが早いか見物人の列を抜け出し、近場の店へ走りだしました。
「あら、モンスターの子供たちなの？」
アリスも気づいて、シスター服の下の銃にそっと手をやりつつ、モンスターの元へ近づきました。
「アリス？」
戸惑うステラにウィンクして。
アリスは、牡羊座の魔星の力――魅了を使いました。
「みんな仲良くハロウィンを楽しまなきゃね」
ウィンクすると、魅了されたモンスターの子たちはおとなしくなりました。
そこへ服や小物を抱えたミーツェが帰ってきました。
「今日のお菓子がほしいなら、行列への参加と……仮装と台詞が必要ですにゃ！」
近場の店で急いで買ってきた仮装を、手早くモンスターの子供達に着せて……
「『トリック・オア・トリート！』はい復唱！」
音頭を取って練習を始めたのです。
「言えたらちゃんとあげますにゃ」
「とりっく……ああ……とりいと？」
きょとんとしていたモンスターの子たちも、言われた通りせりふをまねます。
「うまいですにゃ。はい、お菓子をどうぞにゃ」
しかし中にはうまくしゃべれない子もいて。
「トー……トオオ」
「うん……それじゃ、あなたはこれをプレゼントするから持ってにゃ」
そう言うと、持っていたペンで『とりっく・おあ・とりーと！』と書いた看板を作って、お菓子と共に渡したのでした。
モンスターの子たちは、嬉しそうにさっそくお菓子にかじりつこうとします。
「待って、食べるのは行列が終わってからよ。いっぱい歩いた後のほうが美味しいよ」
アリスの言葉に、モンスターの子供たちはぐっと我慢します。
「さあ！ みんなで一緒にまわっちゃおう」
アリスは嬉しそうに声を上げ、無事仮装行列は再開したのでした。
「行列以外だと貰えない事もあるし、今日以外だと通じない事もあるから気を付けるのですにゃー！」
ミーツェはそう声をかけて見送るのでした。
「それじゃステラ、村を回ってお菓子貰おう」
「もらおうなの！」
シスター姿の アリスとステラは、元気に仮装行列に出かけました。
道の脇にはたくさんの見物人が並んでいます。
「収穫祭ー！ ですにゃ！ ミーツェもクッキー焼いてきましたにゃ！」
ふわふわもふもふ三毛猫ほしびとのミーツェ・Ｍ・フェリスは、お菓子を用意して仮装行列の見物に来ました。
（まぁるいクッキーを沢山焼いて、３枚ずつ包みましたにゃ。仮装の人に配るのですにゃ！）
「トリックオアトリート！」
アリスの掛け声を聞いたミーツェは、さっそくお菓子を渡します。
「はい、どうぞにゃ」
「ありがとう！」
お菓子をもらったアリスは笑顔でお礼を伝えました。
しかし時にはこんな人も。
「俺は悪戯のほうがいいな」
「あなたも？ それじゃあ、悪戯しちゃう！」
こちょこちょこちょ……
「うわっはっは……！ やられたー！」
くすぐってあげると、やられた人はすごく喜んでくれるようです。
「でもアリス、これじゃお菓子がもらえないなのー」
ちょっと不満そうなステラ。
露出度の高い衣装に、視線を感じまくりの桜。
（もうこうなったらヤケ）
とばかりに、声を張り上げます。
「トリック・オア・トリート！」
（ってまんまじゃない！）
ファンタジー世界だから何か違うことを言うのでは、と思ったのですが。
「魔女さん、どうぞにゃ」
ミーツェがお菓子を手渡しします。
桜は普通にお菓子をもらえたことにちょっと驚きました。
（みんな仮装してるから、こんな格好でも意外と目立たないのかしら……）
ちょっと慣れてきた気がする桜でしたが。
（あれ……リアルなモンスターの仮装ね？）
小柄なモンスターたちが途中から紛れ込んでいました。
「色んな仮装があって楽しいですにゃ……」
仮装を見逃すまいと、あちこちに目を走らせていたミーツェがその事態に気づきました。
「……って、こらー！ お菓子を奪うのはだめですにゃー！」
モンスターの子供たちが、見物人のお菓子を奪っていたのです。
モンスターの姿は仮装ではなく、本物でした。
「モンスターだ！ 仮装に紛れ込んだな！」
気づいた村人は悲鳴をあげたり、武器を取り出したり。
止められたモンスターの子たち数人は不満そうです。
中には村人の反応に明らかに怒りの色を浮かべている子もいました。
「グルル……」
子供とはいえ牙も爪も鋭いモンスターたち、暴れ出せばケガ人が出てしまうかもしれません。
「モンスターの子ども……であっても、子どもで、参加者ですにゃね」
ミーツェは素早く判断を下しました。
「ちょっと待っててくださいにゃ！」
言うが早いか見物人の列を抜け出し、近場の店へ走りだしました。
「あら、モンスターの子供たちなの？」
アリスも気づいて、シスター服の下の銃にそっと手をやりつつ、モンスターの元へ近づきました。
「アリス？」
戸惑うステラにウィンクして。
アリスは、牡羊座の魔星の力――魅了を使いました。
「みんな仲良くハロウィンを楽しまなきゃね」
ウィンクすると、魅了されたモンスターの子たちはおとなしくなりました。
そこへ服や小物を抱えたミーツェが帰ってきました。
「今日のお菓子がほしいなら、行列への参加と……仮装と台詞が必要ですにゃ！」
近場の店で急いで買ってきた仮装を、手早くモンスターの子供達に着せて……
「『トリック・オア・トリート！』はい復唱！」
音頭を取って練習を始めたのです。
「言えたらちゃんとあげますにゃ」
「とりっく……ああ……とりいと？」
きょとんとしていたモンスターの子たちも、言われた通りせりふをまねます。
「うまいですにゃ。はい、お菓子をどうぞにゃ」
しかし中にはうまくしゃべれない子もいて。
「トー……トオオ」
「うん……それじゃ、あなたはこれをプレゼントするから持ってにゃ」
そう言うと、持っていたペンで『とりっく・おあ・とりーと！』と書いた看板を作って、お菓子と共に渡したのでした。
モンスターの子たちは、嬉しそうにさっそくお菓子にかじりつこうとします。
「待って、食べるのは行列が終わってからよ。いっぱい歩いた後のほうが美味しいよ」
アリスの言葉に、モンスターの子供たちはぐっと我慢します。
「さあ！ みんなで一緒にまわっちゃおう」
アリスは嬉しそうに声を上げ、無事仮装行列は再開したのでした。
「行列以外だと貰えない事もあるし、今日以外だと通じない事もあるから気を付けるのですにゃー！」
ミーツェはそう声をかけて見送るのでした。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2019年09月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2019年09月30日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2019年09月30日 11時00分
