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寝子高制服☆トリエンナーレ!
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◆最優秀ねここー賞! ――
志波 武道
くん!
「……兄貴、だと……!」
驚いたのは弟の
志波 拓郎
。
兄の方は、そりゃあもういい笑顔で。
「イエーイ☆ サービスでもう一回脱ぐぜー!」
「熱意、アピール、応援票、そして審査員の票、すべてにおいて好評価だったことが、今回の受賞に繋がりました。気持ちのいい脱ぎっぷりも、良かったわよ! 最優秀ねここー賞、おめでとう!」
あずさから表彰状とトロフィーが授与される。拓郎はそれらを高く掲げる!
その肩に、
雨宮 草太郎
校長が副賞の「金ピカの制服」を羽織らせた。
3年に一度、最優秀ねここー賞の受賞者のみが袖を通すことのできる、伝説の制服だ。
「この金の制服は、私のサイン入りだよ。特別に学校に着用してくることも出来るから、大事にしてね」
「ありがとうございますッッ!!」
武道はスポーツマンらしく格好のいい一礼をして、それから沢山のフラッシュに向かってVサインをキメた。
授賞式が終わると、武道を新聞部やら実行委員やらただの野次馬やらが取り囲んだ。
「先輩! 今のご感想は!?」新聞部の
桜井 ラッセル
がマイクを向ける。
「もうサイコー☆」
「この喜びを、一番誰に伝えたいですか?」とこれは
音無 文
。
「そりゃーもう、弟のたー坊だぜーい!」
――最優秀ねここー賞は、神速脱ぎのブドー!
そうでかでかと書かれた号外は、それから1時間と経たずに校内に出回った。まったく新聞部の仕事の速さには脱帽する。また、実行委員の文がまとめた冊子にも武道の受賞は『神速脱ぎ』の称号と写真つきで、ばっちり掲載されることになった。
旅鴉 月詠
は、優勝者を油絵にして寄贈してくれるそうだが、いったいどんな絵が仕上がるのだろうか。さぞ芸術的な作品になりそうで、楽しみなような恐いような。
さて、受賞者たちの賑やかな声の日陰で、密かにこんなニュースも囁かれていた。
「不出場かと思われていた
道化崎 大荒郎
が、実はちゃんと出ていたらしい」
制服パートのラストに歩いた大道芸人みたいな美青年がそれだというのだ。
授業中は目出し帽のみ、日常ではその上に仮面もつけていて、しゃべり方もやたらと演技めいているため、本当はどんな奴なんだろう、と謎を呼んでいたのである。
大道芸の家の教訓で顔を晒せないと公言し常に覆面をしている大荒郎。
『火吹き芸を失敗して顔を火傷した』という話を聞いた者もいたというが、どうやらそれはでまかせだったということか。
「うわー、あいつ道化崎だったのかよ! 見そびれた!」
「見たけどもう顔思い出せないよー!」
「なんか、金ピカ制服がやたらと欲しかったらしいよ」
「あの仮面に金ピカ制服かー! どんな奇天烈な姿になるのか見てみたかったぜー」
噂話は波のように寄せては返し。
――こうして、祭りは終わりを迎える。
観客の捌けた講堂で、実行委員たちは最後まで片付けの仕事をしていた。
「会場をたたんで何時もどおりの明日を迎えるのも大事だよね」
桜庭 円
は怪我をしないように気をつけながら、1日一緒に働いた仲間たちと最後のひとがんばり。
「来年もこれ使えるかな? どーなんだろう、エレナせんぱーい? これ来年も使うんです?」
みんなで作った飾りつけを捨ててしまうのは惜しかったけれど、
「3年後はまた、そのときの後輩が頑張ってくれると思うから。ありがとう、って気持ちで処分しましょう」
エレナがそう言って、今日のために作られたものたちに感謝の拍手を送ったので、円もそれに倣うことにした。
「お蔭様で今年のトリエンナーレは大成功よ! ほんとうにみんな、お疲れさま!」
エレナの労いに
七夜 あおい
はほっと胸をなでおろす。
八神 修
はそんな彼女に歩み寄った。
(『このあと、校内で会計の締め処理をしないか?』……うん、自然、だよな……何故そんなに頑張ってるのかと聞かれたら、俺はこう答えるだろう。『七夜が学級委員になる時、手伝うと約束しただろ』って。それに……)
そんなことを思いながら、修があおいに声を掛けようとしたとき、
野々 ののこ
が講堂に飛び込んできた。
「実行委員のみなさーん! 最後の『dianoia』のステージ、はじまるよー! お祭りの最後だもん、みんなで見に行こうよー!」
「dianoiaだって。修君、私たちも行こう?」
「あ、ああ……」
他の実行委員に混じって先を行くあおいの背を、修は追いかける。
dianoiaといえば、友人の深雪のユニットじゃないか。
修は、あおいに言いたかった言葉を胸の中で反芻した。
(『それに……。七夜と一緒に何かをやりたいなって、思ったんだ』)
想像したのとは違ったけれど。あおいの傍で、深雪の音楽を聴くのも、きっと悪くはないだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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