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九夜山夏の花まつり
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大地を焦がしかねないと思える程に降り注ぐ太陽の光。それは蒸し暑い夏の日。
水谷 真優理
と
青山 絢
の二人は、寝子温泉の名猫亭へとやって来ていた。
この日は真優理が休みが取れ且つ学生である絢は夏休みの最中と遊びに行くのに丁度良い日であったのだ。
しかも都合の良い事に九夜山夏の花まつりと言うイベントもやっているとあっては、正しくタイミングがドンピシャであると言う他ないだろう。
「さて、絢ちゃん、準備は良い?」
「うん、行けるよ。まずはロープウェイの駅に行かないとね」
「展望台でやってるんだったわね、花まつりは」
「何でも沢山の花が植えてあるって聞いたわ。今から楽しみ」
そう言う絢の物言いは穏やかなものであったが、真優理には絢がそれなりに楽しみにしている事が理解できた。
この様子を見れただけでも真優理からすれば来て良かったと思えるが、絢の事が大好きな彼女がこれだけで済ませるわけもない。
だが、それを知ってか知らずか絢は真優理を促すようにして立ち上がったかと思うと部屋の入口の方へ歩いて行くのであった。
「凄い……。ひまわりや朝顔、ハイビスカスにブーゲンビリア。和洋関係なく、夏の花が見事に咲いてるわ。綺麗……」
「本当、見事なものねぇ」
所狭しと花壇の中を咲き誇る様々な花達。そんな様子が九夜山の展望台周辺では幾つも見られた。それぞれの花壇で植えている花が違うらしく全ての花を見ようと思うとそれだけでかなりの時間が過ぎてしまいそうだと絢は思った。
一方の真優理と言えば、これ程までの規模とは思っていなかったのか持参したデジカメでそれ等の花を只管に撮っているようだ。
しかし、目の前にある花壇の花を良く見ようと絢が花壇に近づいて行くその瞬間。まるでそれを待っていたとでも言うかのように真優理の持つデジカメが絢の方へと向けられ、シャッター音が絢の耳へと届いた。
何となく、絢は自分が撮られたような気がすると思い真優理の方へと向けば、そこには悪戯を成功させたとでも言うかのように笑う真優理がいた。
「いい表情、撮らせてもらったよ☆ 可愛い花と可愛い絢ちゃんのツーショット、良いね良いねぇ!」
「真優理さん……」
予想していなかったかと言えば嘘になる。何となくこうなるのではないかと絢は思っていたのだ。
だが、はっきり言えば真優理がこういう行動を取るのはいつも通りであるし、絢からすればもう慣れすら感じ始めているのだ。とは言え、若干呆れたような視線を向けてしまうのは当然と言えば当然なのだが。
しかし、絢と花のツーショットの写真を見て、まるで子供のようにはしゃぐ今の真優理はともすれば女子高生である絢よりも可愛らしく見える。
今の真優理こそ大人かわいいと表現するに相応しいのだろう。
「ほらほら、絢ちゃん。そんな呆れたような顔しないで次行こう、次。旅館の人に教えて貰ったスポットに行こうよ」
「そんな顔になった原因は真優理にあるんだけど……。スポットって動物が見易いところの話?」
「そうそう。折角教えて貰ったんだから行ってみようよ」
「そうね。じゃあ、行ってみましょうか」
この九夜山は自然豊かな山であり、それ故に様々な動物を見る事が出来る。
旅館の従業員は普段からこの山にいるだけあって、動物達と遭遇し易いスポットを把握しているのだ。
どんな動物が見れるかなと思いながら二人はそのスポットへと歩いて行く。
「はぁぁ。良い温泉ねぇ。疲れがお湯に溶けて出そうだわ……」
「偶然他に人がいないし、ゆったり出来て良いね」
広い露天風呂にてリラックスして手足を伸ばす絢と真優理。
二人は動物達を見た後で、一旦旅館へと戻り汗を流す事にしたのだ。その為、少し早い時間な所為か露天風呂には絢と真優理以外に人の影はなくゆっくりと出来る風呂となっていた。
しかし、真優理はお湯によって疲れが取れると言っているが果たしてそれだけだろうかと絢は疑問を感じていた。
と言うのも、どうにも真優理の視線が挙動不審なのだ。流石に変態のような吐息を洩らしている、という事はないのだが明らかに絢の方を凝視しているように見える。
流石に温泉の中へとデジカメを持ち込んではいない筈なので、今の絢が撮られているという心配はないだろうがそれでも一抹の不安はある。
(良い、とても良いっ。流石の若さ! シミひとつないすべすべの瑞々しい肌! 何て艶めかしいの!)
絢が感じている不安。だがそれは、見事に的中していると言う他はない。
これ等の考えこそ表面に出ていないが、すっかり絢に夢中になっているところは隠せてはおらず、もし仮に他に人がいれば危ない人認定待ったなしだったかもしれない。
他人の目があるところでは真優理も自重をしようとはする筈だが、今の様子では自重し切れるのか怪しい。他の人がいなくて本当に良かったと思う絢であった。
絢と真優理は旅館にて夕食を取った後、今度はイルミネーション等の夜だからこそのものを見る為に再び九夜山のロープウェイを目指していた。
「あぁ、思った通り良いわねぇ。浴衣姿の絢ちゃんは! 旅館で借りて良かったわぁ」
「真優理さん……。ほら、ちゃんと歩かないと危ないよ」
このやり取りから解るように、その際に浴衣の貸出がある事を知った真優理が絢の浴衣姿を見る為だけに浴衣を借りたのだ。
浴衣を着る事そのものには特に不満のない絢は、真優理が借りてきた紺地に百合の柄の浴衣に素直に着替えたのだがその姿に真優理がすっかりと大興奮している。
だがしかし、流石従妹と言うべきだろうか。絢を見て大興奮している真優理もまた白地に水色しだれ桜の浴衣が良く似合っているのだ。
すっかり浴衣美人と化した二人を時折すれ違う男性が見ていたりするのだが、互いのやり取りに夢中である絢と真優理は気付く事はない。
「これは……昼とは全然違う雰囲気」
「イルミネーションだけあって、こちらは幻想的な感じがするわねぇ。そして、そんな中に浴衣で佇む絢ちゃん。これもまた素晴らしいわ!」
「……真優理さん」
どこまでも絢に関連付ける真優理。付ける薬がないとは正にこの事だろうか。
だが、これもいつも通りの事ではあるのでと、絢は気にせずにイルミネーションを楽しむ事にしたようだ。そんな絢の姿を真優理は余さず撮影し、仕上げとばかりに最後はツーショットを撮るのであった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
九夜山夏の花まつりのリアクションをお届けいたします。
皆さんは花のイベントとかは観に行かれた事はありますでしょうか。
私は何年か前にハウステンボスの薔薇を見に行った事があるのですが、それは見事なものでした。
特に花が好きというわけではないのですが、あそこまで見事に揃っていると壮観なもので見応え十分でしたね。
何かあればまた行きたいなぁと思いつつも、まだ行けてなかったりするのですが。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月08日
参加申し込みの期限
2019年04月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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