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九夜山夏の花まつり
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「おぉー、中々良い部屋だね」
寝子温泉にある宿の部屋へと足を踏み入れた
恵御納 夏朝
は雰囲気の良さに歓声を上げる。
偶然キャンペーンの宿泊券が当った夏朝は、良い機会だと寝子温泉へとやって来た。
早すぎない時間ではあるとは言え、時刻はまだ朝。たっぷりと温泉やらを楽しむ為にこの時間に来たのだ。
「わぁ、いい眺め……!」
窓の向こうに見えるのは九夜山の自然。自然に囲まれた宿であるからこその利点だ。
宿となればこうして窓から見える景色を楽しむというのも醍醐味の一つと言えるだろう。
「さてと。少し休憩したら外に行こうかな。どんな出店があるのか楽しみ」
「思ったよりも一杯屋台あるね。うーん、焼きそばとかカキ氷とか食べたいかも」
お祭りの屋台と言えばコレと言えるような定番のものから、少しばかり変わったものまで沢山ある屋台を見渡し、夏朝は目当ての屋台がないか探し始める。
これだけ沢山の屋台があれば色々と手を出してみたい心境になったりするが、折角の温泉宿に泊っているのだから晩御飯もしっかりと食べたいと思っている夏朝はここでは控え目にしようと決めていた。
「ゲーム系の屋台もある。けど、まずは腹ごしらえ! あ、焼きそばの屋台発見」
ジュージューと煙を上げる屋台を見つけ、夏朝は突撃していく。
「一つください!」
「はいよ、500円だね!」
「はい、500円」
「毎度っ!」
500円を支払い焼きそばを受け取った夏朝は少し辺りを見てから片隅の方へと移動する。
「うん、美味しい!」
プラスチックの容器を開けて夏朝は早速一口食べてみる。口の中に広がるのは正しくお祭りの焼きそばの味だった。
割り箸で焼きそばを食べながら人の流れを観察する夏朝。数多くの人がいながらも、誰もが楽しんでいるように見える。これこそが祭りの雰囲気が成すものだろうかと夏朝は考えていた。
「……んん?」
「……あ」
誰かの声と夏朝の声が重なる。重なるのは声だけでなく視線もだ。
何故、重なったのか。理由は相手が
遠藤 健
という知り合いであったという単純なものだ。
「こんばんは、遠藤君」
「あぁ、こんばんは。恵御納さんは……焼きそばを食べてるところか」
「うん、そうだよ。これが中々美味しいんだよね」
「解る。祭りの焼きそばは何だか美味い」
知り合いという事もあって少しの時間この祭りの事について語り合う二人。
「さて、そろそろ俺は戻らないとな。あ、そうだ、向こうに射的の屋台があったんだけどさ。景品に猫グッズがあったからよかったら覗いてみたら?」
「え、本当にっ!?」
友達のところへ戻ろうとする間際。健は夏朝に重大な発言を残していく。
もし仮に夏朝に猫の耳と尻尾があればきっとピーンと張った事だろう。
こうしてはいられないとばかりに夏朝は焼きそばを急いで食べ始める。目指すは猫さんグッズだ!
「んんー。なるほど……」
健が言っていた射的の屋台を見つけた夏朝は、とりあえず挑戦をしてみていた。
この射的の屋台は景品の番号が書かれた的を落とす事で、景品を手に入れる事が出来るというタイプのもの。
夏朝が狙っている景品は猫の顔の形をしたクッションであり、それなりに大物である為か的の大きさが小さく当てるのに中々苦労するだろうと思われた。
実際のところ、最初の一回目の挑戦では落とす事が出来なかったのだ。
だが、それでも何度か撃った事によって大分コツは掴めてきていると夏朝は自覚していた。
再度狙いをつける夏朝。今まで撃った感じから弾道を予測し、的の真ん中に当たるように狙う。
「狙いは……ここ。当たれー!」
軽い乾いた音。射出された球の行方は――。
「はー、頑張った……」
夏朝は少しばかりくたびれたようにベンチに座って休んでいる。その傍らには大きな袋に入れられた猫の顔の形をしたクッションが置かれていた。
「ちょっと集中して疲れたけど、休んだら上に花でも見に行こうかな。折角来たんだしね」
思わぬ収穫を手に入れた夏朝だが、本来の目的である祭りを楽しむ事も忘れてはいない。
暗くならない内に上に行こうと考えていると、にゃーと猫の鳴き声が聞こえた。
「あ、猫さん!」
何時の間にやら猫が近づいて来ていたようだ。飼われているのかどうかは良く解らないが、人懐っこい様子から少なくとも可愛がられているのだろうと夏朝は思った。
夏朝がそっと撫でようとしても逃げたりはせずに、寧ろ近づいて来る。
「猫さん、ふわふわで可愛い……!」
猫を撫でたりしていると部屋で留守番している猫の事がふと頭に浮かぶ夏朝。
ご飯は多めに複数起きて来たので大丈夫ではある筈だが、それでもやはり少し気にはなるようだ。
「あ、猫さんどこかにいくの? ばいばい」
満足したのか夏朝に撫でられていた猫は最後に一鳴きしてからどこかへと歩いて去って行く。
それを見送ってから夏朝もまた花を見る為に歩き出すのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年04月08日
参加申し込みの期限
2019年04月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年04月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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