this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
闇より出でる怨讐
<< もどる
1
2
3
「せっかくのんびり温泉で骨休みしてたってのに……結局ネコジマとあたしの相性って合わないのかねえ?」
溜息を吐きながら
ティオレ・ユリウェイス
はそんな風にぼやく。
ティオレは本日、湯治という目的で寝子温泉へとのんびりしに来ていたのだ。
そして、実際にゆっくりと温泉に浸かりのんびり湯治をするという目的は果たせていた。夜までは。
何度目かの温泉に浸かってすっかり火照った身体を涼める為、夜風に当たりに貸し出しの桜柄の浴衣で外に出たところまでは良かったのだ。
だが、奇妙な気配を感じたと思えばティオレの前に現れたのは六本の腕を持つ骸骨。その手にはそれぞれ剣が握られていると来ればどう考えても穏やかな事にはならないのは目に見えている。
『クカカカッ』
カタカタと頭蓋骨を鳴らして笑い声を上げる骸骨の化け物。それは嘗てスケルトンナイトと呼ばれた異形の怪物だ。
生者であるティオレを獲物だと判断したスケルトンナイトは月の光で剣を輝かせるとティオレへと襲いかかる。
「ちっ!」
六本それぞれから繰り出される剣撃を巧みに躱すティオレ。その動きは淀みなく、過去に徒手空拳で剣を持つ相手と戦った経験がある事を匂わせていた。
だが、幾ら経験があろうとも不利な事は否めない。まして相手は六本の腕を持つ骨の化け物だ。常識的な動きをするかどうかすら不明であり、もしかしたら予想もつかない行動をしてくる可能性すらあった。
(最低でもこいつから一本剣を奪うかしないと不味いだろうね……)
相手の攻撃を躱して大きく距離を取った隙に浴衣を少し着崩して動きやすいようにティオレは整える。
ただ、ティオレは幾度か相手の攻撃を躱す内に理解出来た事もあるようだ。
まず、このスケルトンナイトはどうやら技術的なものはけして高くないという事だ。
冒険稼業に身を置いていた者として剣術というのは幾度も見た事がある。それと比べるとこのスケルトンナイトの技は稚拙とまではいかずとも高いとは言えないのだ。
それを補って余りある程の身体能力を持っている為、けして油断出来る相手ではないのだが、それでもこれならば問題はないとティオレは考える。
(六本の腕があるから慎重に立ち回る必要はあるけど、まぁ、何とかなるだろうさ)
『クカ、クカカッ』
六本の腕を動かしながら再びティオレへと飛びかかってくるスケルトンナイト。
だが、既にその動きに慣れたティオレは逆に自分からも距離を詰める。
『グガッ!?』
骨であるが故に目を見開くという事は出来ないが、明らかにスケルトンナイトは意表を突かれていた。
「ふっ!」
その隙を突くようにして踊るようにスケルトンナイトの腕の一本を挟み込むように渾身の手刀と膝蹴りを見舞う。
強烈な攻撃にミシリと骨が軋むが、かなり頑丈であるのかそれでも尚折れる事はない。但し、衝撃によって剣を取り落としてしまうが。
「よっし、狙い通りと」
そして、それを即座に奪いそのままの勢いでスケルトンナイトへと攻撃を加えるティオレ。
それはスケルトンナイトと比べるとまるで水の流れの如き流麗さであった。
「さぁて、悪いけどここからは私のターンだよ!」
その宣言通りにそこからはティオレの一方的な戦いとなる。
未だ剣の数の差はあるのだが、それ以上に技において差があった。
無闇矢鱈に振るわれる剣は全て虚空を切り裂き、逆に確かな技の元振るわれる刃は白い閃光となりスケルトンナイトの身体を切り裂いていく。
『グガカッ!?』
それはまるでそれに納得がいかないというような叫びだった。
だが、どんな叫びを上げようが趨勢が変わる事はない。生を奪わんとする骨の騎士はただの1つも奪う事もなく、夜の帳へと消え去る事となった。
<< もどる
1
2
3
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
闇より出でる怨讐のリアクションをお届けいたします。
スケルトンと言えば基本的には骨の怪物を連想するかと思います。
しかし、現代日本では骨の怪物として知られる存在も元をたどれば全然違うという場合があります。
一番有名なのはスパルトイでしょうか。
現代日本のファンタジーにおいては竜牙兵と呼ばれ竜の牙を触媒に召喚される骨の騎士となっている事が多いのですが、
元をたどれば大地に撒かれた竜の歯から誕生した男性の事だそうです。
因みにアンデッドモンスターとしてのスケルトンの起源ははっきりとはしていないのだとか。
ただ、中世ヨーロッパでは亡霊の騎士の話があり、その正体が骨だけの騎士というものがあったそうです。
こんな話を書いていますが、基本的にホラーは苦手な昂祈でした。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
闇より出でる怨讐
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年01月27日
参加申し込みの期限
2019年02月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年02月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!