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Cafe 3CATS
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大学の定期試験の前日、とある休日に
仙藤 紫
は机と向かい合っていた。選択科目の経済学の勉強をしていたが、どうもテキストが頭に入ってこない。難しい表情をしてどうにか頭に入れようとしても、どうにもならないのだった。このまま向かい合っていてもにっちもさっちもいかないと思い、気分転換のために外へ出る。
向かったのはシーサイドタウンにあるカフェ「Cafe 3CATS」。大学に入ってからの友人に教えられた店だ。静かな雰囲気が気に入って、機会があれば友人と来たり、一人で来たりしてゆったりと流れる時間を味わっている。
聞き慣れたドアベルの音に出迎えられ、仙藤はカウンター席へつく。注文は決まっていた。ブレンドとミルフィーユ。それをカウンター越しにマスターを伝えると、マスターは笑顔で小さく頷いた。
準備が出来るまでの間はバッグから経済学のテキストを取り出して読んでおく。先程自宅の机で見つめていた時とは雰囲気が変わったからか、少しだけ頭に入ってくる気がした。
やがて、仙藤の前にコーヒーとケーキが置かれる。テキストを閉じて、本をバッグに戻して湯気を立てるブレンドと向き合う。お馴染みの香りが、とても心地良い。
猫の尻尾を模した持ち手を持ち、カップを傾ける。一口飲むと、仙藤はこことは違う場所にいた。
賑やかな大通りから一本入った裏通りにある、ここと似たような喫茶店。中学の時の友達とテーブルを囲んで、他愛のないお喋りに興じている。テーブルにはコーヒーとミルフィーユ。中学生にとっては、ちょっとした冒険だった。
「やっぱり、佐藤先輩が素敵だと思うんだよね」
「でも、佐藤先輩、このまえ紺野さんに告白されたって」
「うそーショック……」
友人たちのそんな話に耳を傾けながら、クリームがはみ出ないようミルフィーユを一口分に割る。それを口に運ぶと、クリームの甘さといちごの酸っぱさが同時に口内に広がった。
「紫はどう思う? いないの、好きな人」
「私は……いないかな。みんなとこうして話してるほうが楽しくて」
「なーんだ。残念。紫の恋バナ、聞きたかったのに」
ごめんね、と小さく笑って口内の甘さをコーヒーで流し込む。友人たちとの話の方が楽しいのは事実だった。いつまでもこうしていたいような、居心地の良さがある。ゆっくり目を閉じると、そこはよく似た喫茶店だった。
見慣れた景色が広がっている。
ミルフィーユを口に運びながら、仙藤は思う。あの時はちょっと背のびをして大人になった気分だった。今の私は大人になったのかしらね? そんなことを考えながら、ミルフィーユを口に運ぶ。テストが終わったら、久しぶりに中学の友人に連絡してみるのもいいかもしれない。コーヒーの味とミルフィーユの甘さに、そう思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青崎灰次
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年12月22日
参加申し込みの期限
2018年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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