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きょだいなおにぎり が あらわれた!
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●迷子
6月の上旬。初夏の昼下がり。
楡宮 遠海
はとある用事のため外に出ていた。そして目的地へ向かって順調に歩みを進めている。そのはずだった。
「……迷子になったわ」
気づけば周囲は見知らぬ建物が並んでいる。遠海は地図を読むのが苦手なため、よく迷子になる。ため息をつきつつ、相変わらずの方向音痴ぶりにうんざりといった表情を浮かべた。そしてこの状況に追い討ちをかけるようにお腹が空いてくる。初夏の陽気に炙られて、うっすら汗ばんでくるのも不快だった。悪い出来事が重なって、なんだか心がささくれ気味になるのを感じた。
(なんとかしないと……)
そのとき、ふとどこからか美味しそうな匂いが訪れた。遠海はそれに誘われるように歩いていく。
(もしかすると、どこか店があるかもしれない。そこへいけば少なくとも食事はできるかも……)
そんなことを思いながら歩いていく。だんだん人の往来が少なくなり、細い路地へと引き寄せられる。
奇妙に思いながらも進んでいくと、そこには巨大なおにぎりがあった。しかもそれは完全に道を塞いでいて思わず面食らってしまう。
わけのわからない展開に、なんだかなー、と困惑のにじむ声をあげる。だが炊きたてご飯の甘い香りがおにぎりから放たれている。しかも遠海はお腹が空いている状態。もう我慢できないとばかりに一口食べる。
「おいしい……!」
口に入れたらとても美味しく、もうやめられないとまらない。一口、また一口と食べ続ける。そうしていると巨大おにぎりのなかから具材が現れた。鮭に梅干に昆布といった正統派のものから、明太にツナマヨ、唐揚げに海老天にイクラ、さらにハンバーグや焼きそば、アボカドに煮卵など。次から次へと豊富な具材が出てきて食が進む。遠海の華奢な体から想像できない食べっぷりだが、彼女はいわゆる『やせの大食い』なのだ。美味しさに任せてどんどん食べる。
最後の一口を食べ終えると、ふっと息をつく。目の前にあったおにぎりは全て遠海のなかに収まった。身も心も満たされ、塞がれていた道を進んでいく。そして開けた場所へ出た途端にあることを思い出す。
「……そうだわ、私いま迷子だった……」
方向音痴としての現実にふたたび直面した遠海だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年05月15日
参加申し込みの期限
2018年05月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年05月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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