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\ オーバータイム!/
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忘れた・落とした・どこいった
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●栞の行方
綾辻 綾花
は、猫鳴館の自室で本を読もうと鞄から取り出す。読みかけのところを開こうとして、ふと違和感に気付く。
「あれ? 栞挟んでたはずだけど」
パラパラとめくってみるが、どこにもみあたらない。学校で読んでいた時には確かにあったはず。どこかに落としたのかもしれない。しかし今日は学校からの帰り道で色々な公園に寄ってきたから、何処に落としたのか見当がつかない。
(桜の花びらを挟んだ手作りの栞なので気に入ってたんですけど……)
しばし考える綾花。時計をみるとまだ日が暮れるには早い時間帯。学校から戻ってきてそれほど時間も経っていないから、もし落としていたとしても見つかるかもしれない。そう思い、簡単に身支度を整えると自室を出た。
学校からぐるっと巡った公園を、その順序とは逆に1つずつ行ってみることに。注意深く下を見ながら歩いた場所を辿っていく。
「栞ないですね」
公園のなかをくまなく探すが、どこにも見当たらない。通りすがりの野良猫たちに煮干しをあげつつ、撫でる。猫たちは特に抵抗する様子を見せず、綾花の手を受け入れている。
「桜の栞見なかった?」
返事が無いのは分かっていてもつい聞いてしまう。案の定、猫たちは何も答えずにごろごろしている。もっと一緒に居たいけど、綾花はその気持ちを我慢して立ち上がった。
そうして探し歩きつづけ、気付けば一番学校に近い公園に来ていた。
「ここに無いと学校まで戻ることになりそうです」
少し不安な気持ちを抱えながら公園のなかを探す。しかしここでも見当たらず。
そのとき、どこからか猫の鳴き声が聞こえた。それが聞こえてきたほうを見ると、花壇で寛いでいる猫が居た。綾花は猫に歩み寄るとそっと抱きかかえる。綾花が優しく撫でると、腕のなかで寛ぎ始めた。その表情に和みながら、先ほどまで猫が居たところに目をやると見覚えのあるものが落ちていた。
「あった! こんなところに栞が」
そういえば花が綺麗に咲いていたから少し前かがみになったあの時かも。
綾花は記憶を辿って栞が落ちたときのことを想像する。
「キミが教えてくれたのかな」
猫の顎の下を撫でながらお礼を言う。
その猫がまるで風に飛ばされないように守ってくれたように思えて、綾花はほっこりした。猫をゆっくりと地面に下ろすと鞄から煮干を取り出す。
「ありがとう」
猫はそれをくわえると役目を終えたかのように去っていった。綾花も見つかった栞を鞄にしまったのを確認して寮へと歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月07日
参加申し込みの期限
2018年01月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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