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【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
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■貴女色に染まりたい
(あぁ、これが学生寮だなんて思えません……! なんと美しい……!)
ほしびと・
アケーチ・タッマーキ
は頬を染め、星ヶ丘寮と行き交う人々の姿に頬を染める。
頬を紅潮させたままエントランスに向かえば、仮装の服を貸し出しているようで。
「せっかくですから、ぜひ仮装させていただきたいですね。……おや! これはこれは美しい……!」
受付に向かえば、そこには西洋人形に見間違う程の麗しい雰囲気を持つ少女、
三宅 葉月
が佇んでいた。
「ようこそ、いらっしゃいませ」
葉月が深くお辞儀をすれば、緑がかった黒髪は緩やかなウェーブは美しく揺れ。
仮面の下の葉月の瞳は、更にミステリアスな翡翠色を輝かせていた。
感情を見せず、アンニュイな雰囲気を持つ葉月の姿は、その姿を見た人々から『意思を持ったアンティークドール』とも囁かれる程。
実際、先日三寮の交流お泊り会へ出かけた際の猫鳴館では、遂に森の妖精が莫大な借地料を取り立てに来た、と言われてしまう位に、彼女の容姿と雰囲気は浮世離れしている。
恐らくそれは、葉月が日頃からゴシックドレスを愛用していることもあるのだろう。
そんな葉月に見惚れるアケーチに気付き、
剣崎 エレナ
は葉月へと声をかける。
「葉月さん、そちらのお客様の衣装とメイクをお願いしてもよいかしら?」
卓越したファッションセンスを兼ね備えた葉月に、エレナは安心して客人を任せられると考えた。
「わかったわ。お客様、どうぞこちらへ」
コクリと頷き、葉月は目の前で頬を染めているアケーチをエスコートした。
葉月は専門は絵画であるものの、服飾面にも力を入れており、事実その才能も認められている。
普段着ているゴシックドレスやアクセサリーのいくらかは葉月お手製のものでもあり。
「お嬢さんのつけているマスクも美しいですね、ふふ……!」
「ありがとうございます」
アケーチの言葉に葉月はそっと頭を下げる。
男性用の衣装を前に、唇に指をあて悩み始めるアケーチ。
「あぁ、どれも素晴らしいですね……!」
アケーチ自身も芸術を嗜んでいることもあり、見目麗しい衣装の数々につい見惚れる。
「しかし、せっかくですから」
アケーチは葉月へと向きなおり、口角を更に上げ。
「貴女に、私の服装を選んでいただくことは可能でしょうか?」
「構わないわ」
頷く葉月はジィッとアケーチの姿を見、直ぐにいくつかの紳士服を選び出す。
(相手の個性を生かして、しかしその個性を打ち消さず……)
妖艶な風貌を持つアケーチ。今日着ているようなダークスーツ姿が主なのだろう、と葉月は思う。
「闇に紛れてしまわないよう、こんな服装はいかがかしら」
葉月が選んだのは、白のタキシード姿。
金色の刺繍糸がゴージャスな雰囲気を醸し出している。
目元のマスクも同じく白色で、天使のような羽飾りが付き。
「あぁ……素晴らしいです……! 人に選んでいただくのは嬉しいものですね……!」
満足した表情のアケーチに、葉月も少しだけ口角を上げるのだった。
せっかくだから、とメイクも所望するアケーチに葉月は頷いた。
アケーチの髪型を整え、薄化粧を施す。
「普段はメイクをする側なので、施していただくのは新鮮でした。ありがとうございます……!」
嬉しそうな彼の背中を見送ると、葉月は新たな客人の用意に戻るのだった。
星ヶ丘寮の祭に集う中に、
青山 絢
の姿もあった。
「えぇと……ドレスと仮面をつけるのね」
エントランスにて説明を受ければ、絢は少し困ったような表情を浮かべ。
(どんなドレスが良いかしら……)
そう悩んでいると、絢に声がかかった。
「ようこそ星ヶ丘寮へ」
堂々とした佇まいで来寮者を出迎えるのは
桜 月
。
美しく白い髪をなびかせ、唇は妖艶に笑んでいる.
「気になるドレスはあるか?」
「それが……悩んでしまって」
どこか自信なさげにも見える絢の表情をマジマジと月は見る。
「良かったら、私がいくつか見繕わせてもらうが?」
「ぜひ、お願いしたいわ」
「任せてくれ」
寝子島高校の芸術科同士の絢と桜。桜のエスコートにより、絢は試着室へと向かった。
「……いかがだろうか」
月の選んだドレスは黒のシックなドレス。
しかし、胸元が開いていたり、腰元の生地がレースで透けていたりとアレンジがたっぷりで、妖しい色香を醸し出していた。
そんなドレス姿の絢に合わせ、普段は下ろしている絢の髪を月は器用に結いあげる。
最後の仕上げ、と。絢の美しい肌に月の手によってメークが施されば。
「……なんだか、自分じゃないみたい」
「元が良いからな。化粧ノリも良いようだ」
目元を隠すのが惜しいくらいだ、と呟きながら。月は絢に、黒いレースが印象的なマスクを渡した。
「コーディネートしてくれてありがとう、とても気に入ったわ」
「ならば良かった。良き夜を」
そう言うと、月はエントランスへと戻っていく。
感謝の気持ちを込め、絢は月のその背中を見送るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月24日
参加申し込みの期限
2017年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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