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乙女のプロパガンダ
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そんなこんなで浮月に果敢に立ち向かったり巻き込まれたりで被害者が続々と増えていく中、仲間と協力して敵を討たんとする星のように輝く者たちが現れた。
寝子高生なら指を指さずにはいられない魔の大三角。
彼らの運命や如何に……。
【あれがカバネ、イキナシ、レッド。皆が指さす魔の大三角。覚えて目を逸らす】
「よくわかんないけど、とにかく彼女を倒せば良いんだよね! めっさーつ!」
新井 米太郎
、通称あらこめレッドが赤く塗られたダンボールを着用しながら物騒な台詞を吐く。
「腐ってる女子とかなんか親近感沸くけどよ、とりあえず面白そうだから乗っかるわ」
不健康な顔色とその枯れ枝のように細い体躯からゾンビ扱いされることの多い
屍 骸
は上半身にZONDAMと書かれた自分と同じような土色に塗られたダンボールを着用する。
「うむ、二人とも良く似合っているぞ。ニャンダムなぞ時代遅れだと言うことを腐女子に思い知らせてやるのだ」
レッドと骸が着用しているダンボールの作成者である
行梨 謡
は二人の晴れ姿(?)を腕を組んで眺め、満足そうに頷いた。
Ms.Jokerという悪戯集団を率いている謡が今回浮月制圧作戦に乗り出したのは決して皆の為だとか、風紀の為だとか、そんな立派な理由ではない。
ただ単に面白そうだったから。
それだけである。
そんな謡の誘いに乗ったのが普段からよくつるんでいる骸と、反目しつつもなんだかんだで仲の良いレッドだった。
「よし、ターゲットの接近を確認。1分後にゾンダム、その後のコールでコメがエンゲージだ」
「「了解」」
双眼鏡で浮月の姿を確認した謡が二人に突入タイミングを指示する。
時は下校時間。
場所は浮月がよく使用している西門前。
部活や委員会に所属していない浮月は一人でまっすぐ門に向かって歩いてきた。
「よし、いくぞ……今アツいのは三次元ロボット、ゾンダムでしょ。いつやるの? 今でしょ。いでよ墓場戦士ゾンダム!!」
「ゾンダム、いきまーす!」
「なっ、何!?」
謡が出した合図に合わせ、骸がロボットダンスしながら浮月の前に現れる。
あまりにも唐突。
あまりにも不審者。
これには流石の浮月も困惑せざるを得ない。
「軸が二つだけの時代はもう古い。今、最も熱いのはZ軸のある三次元。Dを一つ増やした3D! そう! 俺が、俺達が――ゾンダムだ!」
「ぞ、ゾンダム? ニャンダムじゃなくて?」
「そうだ!」
未だに状況が把握できていない様子の浮月の前に謡が仁王立ちで立ちはだかる。
……ヒゲ付き鼻眼鏡と白衣を装備し、ダンボール製コントローラーを持った怪しさ満点の姿で。
「ニャンダム? 遅れてるな。二次元でしか動かんロボットアニメの時代はもう終わったぞ。見ろこのクオリティの低さ、親近感に溢れてるだろ」
「クオリティの低さを誇って良いの!?」
「しゃーらーっぷ!」
浮月の真っ当なツッコミを鼻眼鏡のヒゲ部分を引っ張りながら突っぱね、謡はコントローラーの割りばしで出来たレバーをぐいっと引く。
「さらにゾンダムの宿敵、彗星の如くガラスを割るナシ専用コメの登場だ。いでよナシ専用コメ、コメニャクレッド!!」
謡が良く通る声で高らかに叫ぶと、西門横の講堂から『何か』が窓を突き破って飛び出してきた。
「きゃああ! 窓が、窓が!」
「あらこめレッド改め1日限定ナシ専用コメニャクレッド、只今参上! ……えーっと、で、何すればいいんだっけ?」
窓ガラスを割ってまで勢いよく登場したはいいが、自分が何をすべきかいまいち理解していないレッドがガラスの破片を払い落しながら首を傾げる。
所々流血しているようだが、丈夫さが取り柄のせいか本人は至って平然としている。
それが浮月の恐怖を煽っているのを、鈍さには定評がある魔の大三角は気付くはずもない。
「そこの腐女子に現実は同人誌のようなハニースイートではないことを思い知らせてやるのだ!名付けてエロ同人作戦!ぽちっとな」
謡がコントローラーのマジックで書かれたボタンを押す真似をすれば、何故か今の説明で納得したレッドが頷く。
「わかったよ! つまり彼女を追いかけて襲えば良いんだね、エロ同人みたいに! エロ同人みたいに!」
「いやぁぁぁぁぁ!」
「うおおおお、綾世たんペロペロぉぉ!!!」
「ひぃぃぃっ!!」
浮月は妄想力が逞しくろっこんを持っていることを除けば普通の女子高生である。
急に現れたおかしな三人組……厳密には一人だが、に襲われれば、悲鳴を上げて逃げ回るの当然だ。
「玉砕する未来しか見えねぇな」
「流石レッド、野獣のようだ、ないわー、引くわー」
まるで我関せずといった様子でレッドが浮月を追いかけ回すのを傍観するゾンダムこと骸と謡。
(なんか……僕の社会的地位が彗星のように落ちていくのを感じるけど、気のせいだよね……!? 気のせいさっ、そうで、あってくれ……!)
心の中で自問自答するレッドだったが答えはノウである。
もし彼に大いなる宇宙の意思が、声が聞こえるならば、それはこう訴えていただろう。
『もうやめて! レッド君のライフ(と書いて社会的地位と読む)はもうゼロよ!!』
と、このように。
見れば明らかだが、魔の大三角はチームワークというか仲間への思いやりがゼロに等しかった。
しかし浮月にろっこんを発動させる余裕を与えないという点から見れば彼らの作戦は成功したともいえる。
これで事件も解決かと思われた。
しかし……そうは問屋がおろさなかった。
「やめんか、このバカタコー!!!」
熊 が 出 た 。
否、体育担当であり生活指導の
吉田 熊吉
先生だ。
「新井、行梨、屍、またお前らかー!!」
窓ガラスを割り、おかしな格好をして女子生徒を追いかけ回している。
どこから見ても言い逃れできる状況ではない。
吉田先生はツッパリを繰り出しながら三人組に迫る。
「しまった、援軍か! ここは戦略的撤退を提案する」
「おいおい、この状況腐れヤベェな。ゾンダム、戦線を離脱するぜ!」
「え? え!? ちょっ、待ってよ、二人とも! ニャクコメも離脱するよ~!」
「待たんか~!!!」
こうして魔の大三角による腐女子制圧作戦は第三勢力の介入により惜しくも失敗。
余談だが三人はその後吉田先生と桐島先生の挟み討ちに遭い、捕縛。
指導室でこってり絞られることになった
合掌。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
本条小鹿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月27日
参加申し込みの期限
2013年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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