恋愛シミュレーション・らぶねこ！｜リアクション

恋愛シミュレーション・らぶねこ！

■八神修ルート
　おまえら、この掲示板での論争はもうやめにしないか。
　やれヒエーが究極だのキョーくんが至高だのと大の乙女がみっともない。
　争いを終わらせるべく今からおまえらにシュー君の尊さを教えるからよく聞くように。

　まずシュー君は新聞部員だ。学園のアイドル的存在が、サッカーやテニスでなく新聞という地味な部活に所属するそのギャップが、まず最初の尊さだ。
　彼はいつもひとけのない放課後の図書室にいる。
　それも、彼が読み終わったという本を手渡すという出会い方だ。まるで神話じゃあないか。

　それからも図書室に行けば二人の時間がある。だがここからが本番だ。ついてきてくれ。シュー君の尊さはここからなんだ。
　シュー君は基本的に甘えを許さない。しかし頼られることを誇るという騎士の素質を持っている。
　現に勉強に困ったとき、彼は私の力になってくれた。窮地の援軍は真の援軍。誇り高き騎士の行ないと言えるだろう。
　お礼に焼いたクッキーはさながら彼の勲章。そして受け取った時の笑顔のＣＧは我々へのご褒美だ。お願いだから伝わってくれ。

　シュー君は控えめにいって神だ。
　神は意味ある苦難を与えるが、必ずそれを見守ってくれる。
　部活の大会で緊張する私に、彼は練習に付き合うと言う形で見守ってくれた。
　おっと、シュー君が他の部活動にも精通しているかどうかなんて今更野暮な質問はなしだ。神に苦手なものはない。本人は苦手だと言っていたが、どう見てもキレッキレのＣＧだった。
　大体練習に付き合っているのだから下手なはずがない。

　練習のかいあって、見事大会で結果を出すことが出来た。
　神は見守ってくれると言ったな？　だがその証が残ることは無い。けどシュー君は違う。勝利の瞬間を写真に納めてプレゼントしてくれるのだ。ある意味神を超えたと言っていいだろう。
　しかもそのプレゼントは彼の気持ちだという。
　尊いじゃあないか。
　尊すぎるじゃあないか。
　だからおまえたちは今すぐ醜い争いをやめて『らぶねこ！』を買うべき。
　修ルートを十週したのち抱き枕を買うべきだ。

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