ネコジマロボット大戦ω　最終話・鋼の魂！｜リアクション

ネコジマロボット大戦ω　最終話・鋼の魂！

■これまでのあらすじ
　ごく普通の女子高生恵御納夏朝（通称カーサ）は、スマートホンでニュース番組を見ていた。
　宇宙から落ちてきたという巨大要塞が今日、ついに飛行実験を行なうというニュースである。
　当初未知の技術であった要塞はその殆どが解析され、開放された居住区には学校や病院やシアターなどが建設されていた。カーサの通う私立鳳翔高校もそのひとつだ。
　インタビューに答えた館長ナスティ・クローヴァが言う。『本日、人類は初めて宇宙での一般生活を実現させます。ネコノクニは人類初の宇宙居住区となるのです』。
　だが起動成功の瞬間、宇宙から巨大生物が大量に襲来。ネコノクニを襲撃し始めたのだ。
　大打撃を受けるネコノクニは周辺都市へのダメージを避けるべく緊急離脱を開始。
　合体機能を失った椿美咲紀および八神修らの新羅チームや憂さ晴らしに現われた鳳翔皐月たちが入り乱れる中、突如空から降ってきた謎の機体カッツェオランジェ。逃れるように、そして導かれるように乗り込んだカーサは戦いの中へと身を投じていく。

　大気圏外へと逃れようとしたネコノクニは無理矢理搭載していた次元跳躍ドライブによってもう一つの宇宙とも言うべき『裏地球』へと転移してしまう。
　その宇宙では地球は完全に崩壊し、採掘惑星へと成り下がっていた。
　人類は宇宙空間に浮かぶコロニーと火星をはじめとするテラフォーミング済みの惑星で暮らしているという。
　そんな宇宙では独裁国家ネズノスと地球連盟による戦争が続いていた。
　戦いから逃れ中立コロニーへとやってきたネコノクニ一行。
　一方で、カーサの先輩である仙藤紫は戦闘に巻き込まれ、やむにやまれずすぐそばにあった最新鋭のロボ、ドラグニャーへと搭乗。専用パイロットとして固定されてしまった彼女はカーサ同様戦いの歴史に巻き込まれていく。

　第二の宇宙をさまよう間も学生生活は怠らないカーサたち。
　先輩の紫や鬼河内巌のたくみな扇動によって同級生の絹織真由良と共に学園七不思議の解明に乗り出した。
　そんな中で判明するネコノクニの秘密。
　宇宙生物の祖ともいうべき何者かが仕込んだ未知のエネルギーがこの都市には散らばっているのだという。
　そんな中で出会う真由良と謎の少女フェン。
　ネズノスの襲撃を打ち払うようにフェノメノンが目を覚ました。あと巌が自前のポンコツを持ち出した。

　地球連合と合流するため火星の首都を目指すネコノクニ一行。
　そこでは資源採掘権をめぐった小さな戦いが勃発していた。
　一方で祖父から受け継いだ宝の地図とシェルメイド・クリスタルマーネードによって旅を始める入江みつび。同じく財宝を狙っているであろうネズノスの襲撃を逃れながら進み、『銀腕の男』を捜す白真白との出会いを経てネコノクニ一行に加わることになる。
　元の地球への帰還方法を探す中、凄まじい高性能のロボ・カッツェノワールをあやつるＫという人物からの襲撃を受ける。
　初対面でありながらカーサに強い憎しみをぶつけるＫ。そしてフェンが恐怖した白いフェノメノン。
　新たな謎を抱えながらもネコノクニ一行は旅を続ける。

　その後、『銀腕の男』が異界学者フドウであったことを知った真白の暴走や、ネズノスの惑星人類抹殺計画の阻止や、財宝の正体であった宇宙生物の始祖の発見や、表地球への帰還を果たすべく大量の宇宙生物の猛攻をしのぐ新羅チームの活躍や、もう一つの宇宙で全く別の人生を歩んでいたＫこともうひとりのカーサとの激闘を超えた和解や、異界研究の第一人者であるフドウがフェンの双子の妹タユタを利用して裏地球へのゲートを開こうとしていたという真実や……。
　それからなんやかんやあってネズノス総統や異界学者フドウや宇宙生物を裏で操るソレモワ・ターシダの存在をかぎつけ、次元ジャンプによって最終決戦の舞台である超次元空間へと突入したのだ……！

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