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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ガンブラスターズ！
●決闘
刀は最後の相手が遥斗だと知って外に出た。ステルスを決め込む遥斗相手では屋内戦は不利と悟ったのだ。
「そうきたか」
遥斗は校舎の内部から刀の様子を伺っている。刀は中庭噴水付近の茂みに潜んでいるはずだ。
膠着状態が暫し続く。残り人数と状況を受けて運営が動いた。
『状況も状況だし、全ての建物エリアを封鎖するわね』
これを受けて遥斗は生徒玄関から外に出る。
遥斗は迷うことなく講堂側を回って北校舎の裏手を通るルートを選んだ。
刀は茂みから講堂前を走る遥斗の動きを察知する。職員玄関前まで移動すると彼はそこの茂みに姿をひそめた。
北校舎から体育館への連絡通路まで来て遥斗は立ち止まる。改めて周囲を見て刀を探した。
――少し大胆に移動しすぎたか。自省しつつ遥斗は行動を改める。
茂みから顔をのぞかせる形で刀は北校舎裏手を見る。遥斗の姿はどこにもない。一度講堂側に戻ったと考えるのが妥当か。
再び刀は中庭側の茂みへと移動する。この時既に遥斗は南校舎のグラウンド側から回り込んでいた。刀が最後に遥斗を見たのは北校舎から講堂側の茂みのどこかである。そこからどう出てくるのかはまだわからない。
遥斗にとっても刀はまだ中庭の噴水側にある茂みのどこかという認識だ。だからこそ遥斗は自分の位置をロンダリングしていた。
全ては気配を殺して確実な接近を得るために。
やがて遥斗が南校舎の東門側角までたどり着く。草の上を通って足音を殺してきた。後は刀の姿を見付けるだけだ。
茂みの合間を使って刀の姿を確認する。刀の姿はどこにもない。
「見失ったか……」
不意に近づいてくる足音。それは遥斗が通ってきたルートから聞こえてきた。
「御剣……裏を取ったかっ！」
光線銃を構えつつ刀は迫ってくる。
遥斗も光線銃を構えて迎撃する。裏を取られて彼は内心焦っていた。
２人は互いに回避する事無く引き金を引いた。
１発、２発、３発――。
そして４発目で受けて刀の動きが漸く止まった。
「……なんだ優木、フルヘルスだったのか」
ゆっくりと光線銃をおろして刀は深呼吸する。
同じ回数だけHITしたにも関わらず遥斗のヘッドギアは震えていない。刀のヘッドギアは振動したままだ。
「まあな、全ては隠密のなせる技ってやつよ」
誇らしい顔で遥斗は言った。そんな彼の肩を刀は力強く叩く。
この日の勝者は優木 遥斗に決定した。
●さて話は変わって
学校側によって次の処分が下された。
京に関しては自転車で校舎内を走った事による反省文の提出が義務付けられた。
またアナログゲーム部に関しては監督責任として活動自粛の要請が通達される。
これにより校舎自転車爆走事件の幕引きが行われる事となった。
「もう少し、銃撃音はバリエーションがあってもいいんじゃないか」
「そうだね、それにオプションも追加しておきたいところだね」
刀は屋上でアナログゲーム部の少年と会話していた。
眼下ではタルトがまもるの前でポニーテールを振り回しつつ歩く。恐らくこれから２人は古本屋にでもいくのだろう。
「これからどうするんだ」
改めて刀はアナログゲーム部に尋ねた。
「自粛要請のこと？ どうせ学校から予算は出てないし、まあ活動自体は問題ないかなー」
「は、どういうことよ、それ。じゃあ全部自分たちで用意したってこと？」
少年の言葉に驚いたのは蛇那伊だった。
「そう、ぜーんぶ実費。でもって、作ったものを売ってさらに予算を増やすってわけ」
少女が答えた。
「商魂たくましいわねぇ」
思わず蛇那伊は感心する。
「じゃあ今回の活動自粛、あまり痛手じゃないと」
俊通の言葉に少女は首を縦に振った。
「まあねー。でも、暫く公共の場所で活動は無理かしら」
「それは残念ね」
ため息をつきつつ碧南がつぶやいた。
「せっかく面白かったのに」
「だいじょーぶよ、暫くしたらほとぼりもさめるでしょーし」
けらけらと笑う少女だった。
「ところで優木はなにをしてるんだ」
刀は遥斗が手に持つノートを覗き込んだ。
「あー？ いや、今日のまとめよ」
そこには今日の動きが細かく記されているのだった。
刀は最後の相手が遥斗だと知って外に出た。ステルスを決め込む遥斗相手では屋内戦は不利と悟ったのだ。
「そうきたか」
遥斗は校舎の内部から刀の様子を伺っている。刀は中庭噴水付近の茂みに潜んでいるはずだ。
膠着状態が暫し続く。残り人数と状況を受けて運営が動いた。
『状況も状況だし、全ての建物エリアを封鎖するわね』
これを受けて遥斗は生徒玄関から外に出る。
遥斗は迷うことなく講堂側を回って北校舎の裏手を通るルートを選んだ。
刀は茂みから講堂前を走る遥斗の動きを察知する。職員玄関前まで移動すると彼はそこの茂みに姿をひそめた。
北校舎から体育館への連絡通路まで来て遥斗は立ち止まる。改めて周囲を見て刀を探した。
――少し大胆に移動しすぎたか。自省しつつ遥斗は行動を改める。
茂みから顔をのぞかせる形で刀は北校舎裏手を見る。遥斗の姿はどこにもない。一度講堂側に戻ったと考えるのが妥当か。
再び刀は中庭側の茂みへと移動する。この時既に遥斗は南校舎のグラウンド側から回り込んでいた。刀が最後に遥斗を見たのは北校舎から講堂側の茂みのどこかである。そこからどう出てくるのかはまだわからない。
遥斗にとっても刀はまだ中庭の噴水側にある茂みのどこかという認識だ。だからこそ遥斗は自分の位置をロンダリングしていた。
全ては気配を殺して確実な接近を得るために。
やがて遥斗が南校舎の東門側角までたどり着く。草の上を通って足音を殺してきた。後は刀の姿を見付けるだけだ。
茂みの合間を使って刀の姿を確認する。刀の姿はどこにもない。
「見失ったか……」
不意に近づいてくる足音。それは遥斗が通ってきたルートから聞こえてきた。
「御剣……裏を取ったかっ！」
光線銃を構えつつ刀は迫ってくる。
遥斗も光線銃を構えて迎撃する。裏を取られて彼は内心焦っていた。
２人は互いに回避する事無く引き金を引いた。
１発、２発、３発――。
そして４発目で受けて刀の動きが漸く止まった。
「……なんだ優木、フルヘルスだったのか」
ゆっくりと光線銃をおろして刀は深呼吸する。
同じ回数だけHITしたにも関わらず遥斗のヘッドギアは震えていない。刀のヘッドギアは振動したままだ。
「まあな、全ては隠密のなせる技ってやつよ」
誇らしい顔で遥斗は言った。そんな彼の肩を刀は力強く叩く。
この日の勝者は優木 遥斗に決定した。
●さて話は変わって
学校側によって次の処分が下された。
京に関しては自転車で校舎内を走った事による反省文の提出が義務付けられた。
またアナログゲーム部に関しては監督責任として活動自粛の要請が通達される。
これにより校舎自転車爆走事件の幕引きが行われる事となった。
「もう少し、銃撃音はバリエーションがあってもいいんじゃないか」
「そうだね、それにオプションも追加しておきたいところだね」
刀は屋上でアナログゲーム部の少年と会話していた。
眼下ではタルトがまもるの前でポニーテールを振り回しつつ歩く。恐らくこれから２人は古本屋にでもいくのだろう。
「これからどうするんだ」
改めて刀はアナログゲーム部に尋ねた。
「自粛要請のこと？ どうせ学校から予算は出てないし、まあ活動自体は問題ないかなー」
「は、どういうことよ、それ。じゃあ全部自分たちで用意したってこと？」
少年の言葉に驚いたのは蛇那伊だった。
「そう、ぜーんぶ実費。でもって、作ったものを売ってさらに予算を増やすってわけ」
少女が答えた。
「商魂たくましいわねぇ」
思わず蛇那伊は感心する。
「じゃあ今回の活動自粛、あまり痛手じゃないと」
俊通の言葉に少女は首を縦に振った。
「まあねー。でも、暫く公共の場所で活動は無理かしら」
「それは残念ね」
ため息をつきつつ碧南がつぶやいた。
「せっかく面白かったのに」
「だいじょーぶよ、暫くしたらほとぼりもさめるでしょーし」
けらけらと笑う少女だった。
「ところで優木はなにをしてるんだ」
刀は遥斗が手に持つノートを覗き込んだ。
「あー？ いや、今日のまとめよ」
そこには今日の動きが細かく記されているのだった。
あとがき
担当マスター：
RAGING ARMS
ファンレターはマスターページから！
以上が結果となります。
次回については現状未定となっています。
社会的にほとぼりがさめた頃に出るでしょう。
さて今回、サバイ●ーショットを元ネタにしましたが、果たしてどれくらい気づいてくれたでしょうか。
一部の人には行動内容からまとめた次回用スキルを配布しています。
このスキルは他のシナリオでつかえません。
ガンブラスター系用です。
では、また今度。
次回については現状未定となっています。
社会的にほとぼりがさめた頃に出るでしょう。
さて今回、サバイ●ーショットを元ネタにしましたが、果たしてどれくらい気づいてくれたでしょうか。
一部の人には行動内容からまとめた次回用スキルを配布しています。
このスキルは他のシナリオでつかえません。
ガンブラスター系用です。
では、また今度。
シナリオ
シナリオデータ
- 担当ゲームマスター
- シナリオタイプ（らっポ）
-
- ブロンズシナリオ（100）
- グループ参加
-
- 2人まで
- シナリオジャンル
-
- 学校生活
- スポーツ
- バトル
- 定員
-
- 10人
- 参加キャラクター数
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2016年05月31日
- 参加申し込みの期限
-
- 2016年06月07日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2016年06月07日 11時00分
