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ガンブラスターズ!
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●闘争
講堂では激しい銃撃戦が行われていた。
蛇那伊が講堂を選んだのはたまたまだった。そして碧南が誘いに乗ったのもたまたまだった。全ては偶然である。
1階の椅子の背もたれを蹴って蛇那伊は2階席の縁へと飛び移る。そのまま彼は登り切った。
碧南は2階からの死角に移動して壁を背にする。
上から聞こえる足音が止まった。碧南は椅子の後ろに屈んで移動を開始する。
最後に足音が止まった場所とは反対の場所で蛇那伊が顔だけを出した。両手で縁を掴み足でバランスをとりつつ1階をのぞき込んでいたのだ。
蛇那伊の五感が碧南の居場所を突き止めた。碧南は躊躇する事無く椅子の陰から飛び出し光線銃の引き金を引く。しかし蛇那伊は身を引き上げた。
碧南をかく乱するために蛇那伊は再び2階を走る。足音を立てつつ少し離れた場所から2階の縁に指をかける。そのまま片腕でぶら下がりつつ彼は光線銃を構えた。
だが安定しない姿勢もあって全力で走る碧南を捉える事ができない。
既に蛇那伊も碧南も残り2HITで終了となる状況だった。
エリア封鎖の通知に京は移動を決意した。だが南校舎の屋上へ続く階段には騒ぎを聞きつけたタルトが潜伏する。
京は扉を開けた瞬間に階段下のタルトから出会い頭の1HITを受けた。タルトもまた反撃を受けて1HIT受けている。
急いで京は扉を閉めた。封鎖までの時間は刻一刻と迫っていた。
タルトは逆に余裕だった。このまま京をエリア封鎖に巻き込んでしまえば、まもるとの勝負において勝ち点1が入るからだ。無論第三者の乱入も警戒している。なぜならここに来る前から既に銃撃音が聞こえていたからだ。対策として空き缶と糸で作ったデコイもある。
その予想通り刀は3階にまだ潜んでいる。彼もまた京とタルトを狙っていた。だが今タルトを狙えば京の逃亡を手助けしてしまう。故に敢えて何もしていない。
南校舎3階へと移動する俊通は2階廊下でまもると遭遇していた。
携帯電話のカメラで動画を撮影していた俊通は絵面を少し気にしている。
「悪いな、ここから先には通してやれないんだ」
俊通は物陰から動かない。油断して1HITをまもるから受けてしまったが。
「まいったな、向こうも角待ちしてるよ」
壁に背を預けつつ少しだけのぞき込む。廊下の角で待ち受けてていたまもるは即座に銃撃する。だが俊通がすぐ頭を引いたためHITはしない。
まもるはタルトの動きを心配していた。銃撃音を聞きつけて無意識に彼女の背後を守っていた。
俊通は腕だけを出して光線銃の引き金を引く。そのまま少し顔をのぞかせる。更に引き金を引いた。
銃撃音を受けてまもるは身を隠している。
まもると俊通の戦闘を聞きつけた遥斗がまもるの居る階段下に陣取る。足音を殺して動く彼の存在にまもるはまだ気が付いていない。
片腕だけを突き出してまもるが俊通に応戦する。それを狙って遥斗はまもるの背後を撃った。
背後のHIT判定にまもるは急いで身を引いた。振り向き様に階段下へ光線銃を向けた。だが遥斗の姿はすぐに死角に隠れた。
まもるの動きに俊通は第三者の介入を直感した。点在する物陰に潜みつつ一気に距離を詰めていく。
遥斗と俊通の行動を受けてまもるは覚悟した。
「できれば……にゃんこたんに倒されたかったなぁ」
2人を食い止めるためならば彼は自己犠牲すら厭わない。
エリアは封鎖された。無情にも京のヘッドギアは止まらぬ振動にて敗北を通知する。
「ここで終わるなんて……そんなバカな……」
へなへなと屋上にへたり込む京。自転車という掟破りすら持ち出して目立つには目立った。しかし集めたのはヘイトだけだった。ヘイトを集めるならばチームで動かなければ意味がない。京が実践できるか否かはこれからだろう。
封鎖を受けてタルトは勝ち点1つを確信する。だが油断していた所を刀によって襲撃される。タルトもあと2HITすれば負けとなる。だが刀も反撃であと4HITしか残っていない。
タルトの背後を守っていたまもるは俊通と遥斗の意図しないクロスファイアによって斃れた。彼は壮絶な最期を看取られる事無く校舎に散っている。だが置き土産として彼は俊通のHITと残り2まで削った。それは2人の特性を見極めたうえでの判断だった。
遥斗は追撃を恐れて姿を消し、俊通は3階への道を手に入れる。
また講堂から出てきたのは蛇那伊1人だけだ。麻薬カルテルをその身1つで滅ぼしかねない動きに碧南は翻弄された。それが敗因だった。しかし碧南の意地もあって最後は相打ちまで持ち込めていた。
蛇那伊の持つキャンバス(小)が雌雄を決する要素となった。だが彼も後1HIT分しか残っていない。
「絶対にあきらめない!」
タルトは必死に刀を狙う。だが射線管理を怠らない刀からHITを得るのは容易でなかった。
角からのぞき込む形で刀はタルトを狙い続ける。そこに俊通が乱入してきた。
3階の階段下の踊り場でのぞき込む様に俊通は刀を狙った。
HIT判定を受けて刀は身を引く。その際に彼は俊通の存在を把握した。
廊下を走る音に俊通は階段を駆け上がった。廊下を見るも刀の姿は既になかった。不意に俊通のヘッドギアが振動する。
「ふっふっふ、背中ががら空きなんだよー」
屋上に続く階段にタルトが立っていた。俊通は銃を構えつつ死角に隠れる。
「まずいな……」
背後の刀を気にしつつタルトを警戒する。だがタルトはそのまま2階へと降りる。
俊通は後1HIT受ければ終了となる。タルトを追うべきか追わざるべきか判断に迷っていた。それが油断を招いた。
足音を聞いて俊通は振り向いた。視線の先にこちらへ向けて走る刀がいた。光線銃を両手で構えて迎撃態勢をとる。しかし刀は怯まない。
狙いすまして引き金を引いた。そんな俊通の銃撃を刀は軽いステップで回避した。
確実なHITを狙える射程範囲に入って刀は光線銃を構えた。
俊通のヘッドギアが振動した。
「……どうして最後かわせた」
「狙い撃ちは、銃口と視線が見えていれば射線なんて簡単に予測できるんだ。まあその道のプロが相手なら話は別だろうけど」
相手の動きを観察しているか否かが勝負の分かれ道だった。
1階へと降りたタルトを出迎えたのは蛇那伊だった。
「あら……かわいい子猫ちゃんね」
廊下をふさぐ圧倒的な存在感にタルトは絶望しか感じない。
タルトは光線銃を構えて蛇那伊に狙いを定める。引き金を引くもキャンバスが蛇那伊の顔を覆い隠す。対して蛇那伊の銃撃はタルトのヘッドギアを震わせる。
「……僕の、B……L……がくり」
タルトのヘッドギアが再び振動した。止まる事のない振動に彼女はその場に斃れる。
だが蛇那伊は微動だにしなかった。
「……いつからそこにいたの」
背後の遥斗に振り向く事なく尋ねた。足音を殺していた彼に蛇那伊が気が付いたのはヘッドギアが振動したからだ。
「悪いな尾鎌。不意打ちは趣味じゃない。けど、これしか勝ち目がなかったんだ」
止まる事のない振動に蛇那伊は改めて敗北を認知する。
「五感をすり抜けるなんて、中々楽しませてもらったわ。あたしを討ち取ったんだから、せめて勝ち残りなさいよ」
「重いなぁ……その言葉」
遥斗は笑いながらその場を立ち去った。それを蛇那伊とタルトは見送った。
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担当ゲームマスター
RAGING ARMS
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グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月31日
参加申し込みの期限
2016年06月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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