this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ガンブラスターズ!
<< もどる
1
2
3
4
つぎへ >>
●戦闘開始
校庭を自転車で走る京は自分以外の気配のなさに気が付かずにいた。この間彼女以外の参加者は校舎の内部で活動的に動く。
「偏差射撃のしかたも教えたし、もう先生が教えることはなにもない」
まもるはタルトに言い放つ。今生の別れというわけでもないのに彼は非常に名残惜しそうな顔をしていた。
「それじゃあ今からはムッシュくんとはライバルだね」
対してタルトは片手で空き缶を弄びつつまもるに微笑む。
簡単に会話を交わす2人はそれぞれの道へと歩みを進めた。
「……、あの様子だと共闘というわけでもなさそうだし」
少し離れた場所にある廊下の曲がり角。その物陰から2人の様子を伺っているのは俊通だ。二手に分かれたまもるとタルトのどちらを追うべきか光線銃を手に考えていた。勿論活動記録を携帯電話のカメラに収める事も考慮しなければならない。
考えに手間取っている内に2人の姿を見失う。
「んー、校舎に入っちゃおっか」
何を考えたのか京が自転車に乗ったまま校舎の玄関前に立った。
するとどこからともなく運営の少女が遠くに現れた。北校舎側から外を走ってきたのだろうか。
少女はメガホンを構えて叫ぶ。
「そこのマウンテンバイク、止まりなさぁい!」
だが京はそんな警告を無視して突撃を開始。
「あーもう!」
再度後ろで叫ぶ声が聞こえたものの京は無視した。
彼女が目指しているのは南校舎の屋上だ。自転車、ことマウンテンバイクによる校舎内の走破性を見越した上での行動である。しかし通念上校舎内を自転車で走る行為は正しいと言えない。
たまたま南校舎1階で活動していた教師に見つかるのも当然だった。
「何をしている!」
「やっば!」
「止まれ、今すぐ止まるんだ!」
エレベーターまで目と鼻の先である。ここで止まれば命がいくらあっても足りないだろう。ならばせめて一花咲かせるまでは――。
「私には、やらねばならぬことがあるんだもん!」
「あ、こら!」
京が乗ったエレベータは扉を閉ざした。それを見届けた教師は何かを思い出したかのように技術室へ向かった。
教師の様子はとても穏やかと言い難いものだった。
刀はエレベータの動きに反応した。
「予想通りだな」
彼は今南校舎3階にいた。最初のエリア封鎖が屋上と踏んでの行動だ。そして同時に誰かしら屋上を目指して移動すると考えていた。
屋上へと続く階段近くの教室内に刀は身をひそめる。少しして廊下を自転車に乗った京が走っていった。彼女の行先はやはり屋上だった。
通り過ぎたのを見計らって刀は慎重に廊下へ出る。クリアリングしつつ死角を使って京を追った。
京は自転車を担いで階段をあがった。マウンテンバイクといえども階段を登坂するのは厳しい。とはいえ彼女に自転車を捨て置くという選択肢はない。
――それを強いられる状況までは。
「そんなの聞いてない!」
京のヘッドギアが振動した。同時に刀の光線銃が吠えた。
さらに光線銃が吠える。不意打ちも重なって2度目の振動に京は焦る。自転車を階段の踊り場に置いて急いで屋上への階段を走った。勿論刀も彼女を追った。
扉は閉まっている。今の騒ぎを聞きつけたのだろう。足音が迫ってくる。
「そうだな、とりあえず一旦離れるか」
刀は冷静に撤退を選択する。
一方、扉の向こう側、つまり屋上へ飛び出した京は息を切らしていた。
「くぅ~、あと一歩だったのにぃ!」
奇襲よりも計画が変更せざるえない状況に悔しさを感じたのだろう。
気を取り直して彼女は少し離れた場所から出入り口に光線銃を構えた。
「姿を見せた瞬間、ハチの巣にしちゃうんだから」
北校舎と南校舎の連絡通路を挟んで碧南と蛇那伊の戦闘が発生する。それを遥斗が北校舎の屋上から様子見していた。
アスリートとしての身体能力を持ってしても蛇那伊相手では碧南の分が悪い。蛇那伊は戦闘においてあらゆる手段を想定していた。そんな彼を突き崩すには第三者からの割り込みが必要になってくるだろう。
正面衝突における戦闘では互いに拮抗している。だが碧南自身も蛇那伊の動きに劣勢を強いられる事は見当がついていた。
「このままじゃ……」
南校舎側にいる蛇那伊が片手に持つキャンバスが射撃の方向を限定していた。第三者の割り込みが発生しずらいのもこのためである。
「悪いけど、畳みかけさせてもらうわよ」
蛇那伊がキャンバスと光線銃を構えて連絡通路を突進してくる。
碧南は待ち構えて優位性を取られるより積極的に動いた方が得策と判断した。蛇那伊の動きを受け彼女も連絡通路に飛び出した。
重なり合う銃撃音。しかし互いに動いていた事もありHIT判定が生じない。
「あたしについてこれるとは、やるじゃない」
「アスリートとしての意地を見せてあげるわ」
すれ違い様に振り向いて再度引き金を引く。互いの頭頂部を狙い定めた光線銃は、2人のヘッドギアを同時に振動させた。HIT判定である。
「自信があるならついてきなさい。あたしに、勝てる自信があるならね」
舌で唇を軽く舐めずって蛇那伊は講堂の前に移動する。光線銃を構えたまま碧南は動きを追った。
「言ってくれるわね……、いいわよ、その脳天ぶち抜いてあげるわ!」
扉をくぐって姿を消した蛇那伊を追って碧南も講堂へと入っていく。
「あぁ、くそ……、見失ったか」
遥斗が屋上から身を乗り出して下を見る。既に蛇那伊と碧南の姿はどこにもない。
ふと遥斗は南校舎の屋上に目を向けた。京の姿があった。彼女は南校舎の屋上出入り口に向かって少し離れた場所から光線銃を構えていた。
「おー。考えることは一緒だが、屋上はそろそろ潮時なんだよなぁ」
先程聞こえてきた運営の警告。そしてそろそろ訪れるであろうエリアの封鎖。
拮抗状態を解消する目的ならば、封鎖は移動エリアの末端から行うのが定石だ。
時間ぎりぎりになって焦るのも嫌だった。何より屋上に滞在し続ければ存在を感づかれる危険性もある。
北校舎の屋上出入り口のクリアリングをしつつ遥斗は校舎内へと消えた。
案の定、最初のエリア封鎖は北校舎と南校舎の屋上が対象となった。
その通達はヘッドギアを通して聞こえた。恐らく無線通信を利用しているのだろう。
<< もどる
1
2
3
4
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ガンブラスターズ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
RAGING ARMS
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月31日
参加申し込みの期限
2016年06月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!