this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
オーブラジャー! 久保田美和、人生最大のピンチ
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
夕暮れの迫る神社。
和代からメッセージが返ってきた一美は彼女のいるこの場所にやってきた。
「メッセージが返ってきたってことはまだ脈はあるってことだよな?」
一美はゴクリと息を飲む。
人気の少なくなった境内に、遠く和代の姿が見える。
「あるある! だから超頑張れ! あんたに美和ちゃん先生の未来がかかってるんだ!」
励ますユウに気圧されながら、コクコクと一美は頷く。
「だ、だからその先生のことは知らないけど、頑張るってば! 俺の未来のために!」
「ボクも応援してるから、一美さん! しっかりやるんだよ!」
萌は気合いを入れるため、彼の背中を叩く。
それから、綾花も背中を押すように、言葉を掛ける。
「どんなに和代さんのことを好きか言葉に出して伝えましょう」
「う、うん。でも、大丈夫かな……大丈夫なはず!」
「一美さんと和代さんは運命の赤い糸で結ばれてるんですから自信を持って欲しいです」
「さあ一美さん、勇気を出してアタックだ!」
修は彼の方に手を置き、微笑む。
自分たちにできることはもう、ちょっと頼りのないこの男を信じるしかない。
一美を送り出し、ユウ達は物陰に隠れて、様子を見守る。
「チャンスをくれてありがとう、和代……」
オレンジ色の夕日が、一美と和代の横顔を照らし出していた。
「あの、まず遅刻したことはほんとごめん! ぐうの音も出ないくらい俺が悪い!」
「うん、それは絶対一美くんが悪いと思う。でも、わたしもちょっとイライラし過ぎだったよね」
「それと、あのブラジャーのことだけど、俺はほんとに全然……」
「あ、あれのことなら、本土で流行ってる……」
ブラジャーと聞こえ、萌はハッと目を見開いた。
また、あの話題に……しかし、こんなこともあろうかとバッチリ準備はしてある。
一美がジュエリーショップに行ってる間に、作ったプラカードを掲げ、ふたりの前に飛び出す。
「はーい、はいはいはーい! ドッキリだよぉ!」
プラカードには『ドッキリ大成功!』の文字。
目をぱちくりさせるふたりの前に、隠れていたユウをずるずると引きずり出す。
「ほら、ユウくん!」
「え? な、何? 俺も? なにこれ?」
「実はあのブラはドッキリなの。このユウくんが仕掛けた、ボクのブラなんだ。騙されちゃったね♪」
「え、あ、は? 俺が? 別に仕掛けたわけじゃ……」
「しーーっ! 話を合わせて! ちゃんと空気を読んで!」
「お、おう。……あー、えーと、そ、そう! 俺が仕掛けたんだ、ドッキリ大成功〜なんちゃって!」
「ほら、この時代……っていうか、今、ドッキリ番組流行ってるでしょ、それの真似!」
けど……と和代はまじまじと萌の胸を見る。
「どう見ても、あのブラとサイズが合わないような……」
「!!?」
ぐうの音も出ない指摘に、ハッとした萌は後ろを向いてガサゴソ。
こんなこともあろうかと、さっき商店街で買ったメロンを服の下に詰め込む。
「……はい! ほら、サイズピッタリ!」
「今、完全に盛ったよね……?」
怪訝な視線を投げ掛ける和代。
そして、一美はその隣で、なんとかしてくれぇと目で訴えている。
このままでは和代の誤解が解けない。
「ここは私が……!」
続いて、フォローに飛び出したのは綾花。
「違うんです! そうじゃなくて、あれは私のなんです!」
「あなたのブラジャー?」
「はい、洗濯ものを落としてしまって、親切にも一美さんが拾ってくれてただけなんです!」
理由としては完璧……と思われたが、何故か、和代はますます困惑している。
(……あれ? ますます戸惑ってるみたい!?)
「え、ええと、違いました! そうじゃなくて、あれは忘年会で使う小道具で……!」
「本土で流行ってるブラハンケチじゃないの……?」
「ブラハンケチ……?」
和代から飛び出た、謎の単語に固まる一同。
「……そ、そうそう! ブラハンケチ! そうなんだよ!」
とりあえず、話を合わせる一美。
そして、こっそりユウに「ブラハンケチって?」と耳打ちする。
「い、いや、俺も知らないけど……。つーか、なんだその、ふざけたアイテムは」
「あ、危ないところだったね……」
鳥居の影から、様子を見ていた円と赫乃はふぅと一息。
フォローにフォローが重なった結果、危うく台無しになるところだった。
「向こうの人たち、また余計なこと企んでなければいいけど……」
「うまくいく、かな……?」
きゅっと手を握りしめる赫乃。
心配そうに見ている彼女の手を握り、円は微笑む。
「大丈夫。きっとうまくいくよ。だって、結ばれる運命のふたりだもん」
「そう、だね……。私たち、は、知ってるんだもんね。先生が、生まれて、くること……」
「そう、絶対大丈夫……。こんなことで愛は負けないんだから」
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
オーブラジャー! 久保田美和、人生最大のピンチ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月22日
参加申し込みの期限
2015年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!